暑い日には、エアコンでお部屋を涼しくしたいですよね。
ですが、エアコンの電気代って、結構かかりますよね。
エアコンは夏場の冷房、冬場の暖房にと活用している方も多く、家庭の消費電力の三割近くを占めると言われているいるんです。
今回は、エアコンの節約術と、家電を使わずお部屋を涼しくするコツをご紹介します。
涼しくなるけど電気代のかかる家電、エアコンの節約術①
電気代を節約するのに家電の電源を細かく電源をつけたり切ったりすることがありますよね。
意外なことに逆効果になることがあります。
たとえば部屋を涼しくしてくれるエアコンだと、消費電力は室温が安定しているなら200W程度で、つけ始めだと温まった部屋を下げるためにエアコンが頑張るので消費電力は1000Wくらいに跳ね上がります。
つまり安定運転の5倍ほどの電力を消費してしまうのです。
そのようなことから節約するつもりで電源のオンオフを繰り返していても消費電力は高くなってしまうことがあります。
それではつけっ放しで良いのでしょうか。
エアコンの場合は先に述べたように室温が設定温度に近くなると安定運転となって消費電力が少なくなります。
機種にもよるのですがエアコンは1時間程度で電気代が10円程度となります。
電源をつけてからの一時間だと電気代が40円くらいとなるので、無闇につけたり消したりしないほうが電気代を節約すると言えます。
涼しくなるけど電気代のかかる家電、エアコンの節約術②
部屋を涼しくしてくれる家電であるエアコンには設定温度があり、適切な設定温度にすることで節約の効果を期待できます。
冷房なら28度、暖房なら20度が良いと言われています。
それは、各社統一で表示している期間消費電力量(kWh)から考えられる設定温度です。
その値は、パンフレットに載っているので確認すると良いでしょう。
風量は自動運転がおすすめです。
風量を調節する機能は、強、普通、弱と3段階であることがほとんどで、つけ始めは部屋が暑いこともあり、「強」に設定してしまいがちです。
しかし自分で設定すると戻すことを忘れていつまでも強設定の風量で空気を送り続けてしまい、電力の過剰な消費につながってしまいます。
反対に弱に設定しておくと、部屋を冷やすのに効率が悪くて、いつまで経っても部屋が冷たくならないです。
そのため、エアコンが頑張り続けて、やはり過剰な電力を消費してしまいます。
そんなときは、風量を自動運転の設定にすることが良いです。
最も効率的の良い風量にしてくれますよ。
家電のダブル使いで節電&部屋を涼しく
エアコンの使用中にサーキュレーターを併用すると効率良く部屋を冷やせます。
サーキュレーターというのは、扇風機よりも強い風を送れる家電です。
冷たい空気は床に溜まりやすく、暖かい空気は天井に溜まりやすいです。
そこでサーキュレーターで強い風を起こすと部屋の空気をかき回して部屋全体を効率良く涼しくすることができるということです。
サーキュレーターを置くなら、エアコンと対面に置いて、上向きに風を送ることをおすすめします。
足元に溜まった冷たい空気を押し上げるので短時間で部屋は涼しくなることでしょう。
エアコンの暖房ならサーキュレーターをタンスに置いて下に向けて風を送るのが良いです。
涼しくなるのとは逆に暖かい空気を下に送りたいからですね。
もし高い場所に置けないのなら下から上に向けて風を送るのでもかまいません。
部屋の構造、また家具の配置によって最適な設置場所が変わることには気をつけてください。
サーキュレーターの効果は結構大きいので何箇所か試すうちにベストな箇所を見つけられると思います。
試行錯誤が必要ですがベストな位置は自分で見つけるのが良いでしょう。
部屋は涼しくなるけれど、扇風機をつけて寝るのはNG?①
部屋に外からの風が入ってこなくても、扇風機なら風を送ってくれるので、扇風機は夏には不可欠な家電だと言えます。
しかし、夜つけっ放しで寝てしまうと朝になってから身体に悪影響を及ぼすことがあります。
だるくて起きられなかったり、一日中だるさが残ったり、という不調は夏バテのせいかと思うかもしれませんが、実は涼しくしてくれる扇風機が原因なのです。
人間には体温を調節する機能がついていて、汗や鳥肌で体温や生命活動を維持しているのです。
そこで、扇風機の風を浴び続けていると汗が常に蒸発してしまうことになります。
そうすると気化熱によって体温がどんどんと奪われてしまい、身体が冷えてしまうのです。
冷えは、胃腸にも伝わって食欲がなくなることもあります。
それから身体の表面が扇風機の風で乾くことで身体はどんどん汗を出します。
どんとん冷えるという悪循環だけでなく、身体の水分が消費されることから身体の水分が不足してしまい、身体の不調につながります。
扇風機の風に当たり続けることは、水分不足、身体の冷え、その二つから身体の調子を悪くしてしまうのです。
部屋は涼しくなるけれど、扇風機をつけて寝るのはNG?②
扇風機はエアコンの20分の1という低電力の家電です。
先程も述べましたが、夏には扇風機が欠かせないと言えます。
ここでは、使用の際に注意すべきことをお伝え致します。
ずっと風を身体に浴びていると身体が冷えすぎてしまうので首振り機能を使いましょう。
秒速1メートルの風邪を浴びていると体温が1度低下すると入れています。
扇風機の風も例外ではありません。
風を浴びすぎることで体温下げすぎてしまい睡眠の質が悪くなることあります。
首振り機能を使えば、集中して冷えることがなくなりますし、周辺温度を下げてくれるので、部屋が快適な空間にしてくれます。
また、身体を冷やしすぎると、夜中にこむら返りや痙攣が起こったりして、朝目覚めると全身のだるさを感じたりします。
それらの症状は身体が冷えすぎている証拠なので温かい飲み物を定期的に摂ると良いでしょう。
内臓を温めるショウガティーは特におすすめです。
エアコンなどで部屋を涼しくしていることも多いでしょうから、キンキンに冷えた飲み物などは、どうしても暑い場合でない限り摂らないほうが良いでしょう。
普段は常温の水などがおすすめです。
部屋を涼しくするインテリアのコツ
エアコンなどの家電で部屋を涼しくすることもできますが、部屋が片付いていないと風の通り道ができないません。
そのため、エアコンの性能を十分に発揮することができないのです。
部屋が乱雑だと見た目からして暑苦しいので部屋は片付けたほうが良いでしょう。
床に散らばった本や書類は立てて1ヶ所に収納してしまいましょう。
部屋の四隅には空間を作り、テーブルやソファの上にはできるだけ物をおかず、水平のラインが多くなるように意識します。
そうすることで風の通り道ができます。
それから緑を取り入れると涼しい見た目になるのでオススメです。
観葉植物でなくても、緑色なら良いのでクッションの色などを見直してみましょう。
また、照明を変えると部屋の印象がかなり変わります。
間接照明にしたり、紫外線や赤外線の少ないLEDに変更したりすることでホテルのようなベッドルームにすることもできます。
更にLEDは白熱灯のように熱を作りません。
他には、爽やかな香りも効果的です。
アロマを使用して視覚だけでなく聴覚から涼しさを演出するのも良いでしょう。
アロマの香りは、グレープフルーツ系、ハーブ系、ミント系がおすすめです。
気持ちを落ち着かせるので、試してみてください。
節電しながら快適なお部屋づくり
カーテンやブラインドを利用することも、部屋の内部の空気をなるべく設定温度に近い温度に保つことができます。
更にエアコンが再起動したときの最初の負担を軽減することができ、節約につながります。
また、暑い日にはエアコンや扇風機を使用するだけでなく、インテリアの工夫で部屋を涼しくすることができるので、試してみてはいかがでしょうか。