旅行前などの緊張による吐き気。睡眠の質が関係している!?

旅行前に吐き気を催す人は中にはいると思います。
なぜ旅行前に吐き気を催すのか??
それは不安や心配から引き起こされている可能性があります。
せっかくの旅行なのに吐き気で気持ち悪いと楽しめないですよね。
緊張による吐き気って睡眠が深く関係しているってご存知ですか??
今回は緊張による吐き気の対処法をいくつかご紹介します。

旅行前の緊張による吐き気!抑える方法って?①

旅行では慣れない場所に行くので、緊張のあまり吐き気を催してしまうことがあります。それを防ぐには「朝食をきちんと食べる」ことが大事です。

吐いたら困るからといって、食事を抜くのは良くありません。
胃の中が空っぽだと血糖値が下がり、食べ物が体内に入っていないと認識した脳は身体を休めさせるために体調不良を起こす仕組みとなっています。
そうなると脳に血液が届かないので逆に緊張しやすくなってしまうのです。

それだけならまだしも、頭がぼんやりして記憶力が低下したり、抑鬱状態になったりと、何も良いことがありません。
だから食事は絶対に摂る必要があるのです。

もし時間がなければ野菜ジュースを飲みましょう。
市販のものでも構いませんが、手作りの方が栄養を多く含んでいるので、出来ればジューサーで自作して下さい。
とはいえ飲み物では空腹感はなくならないので、ご飯と味噌汁くらいは欲しいところです。

お腹が満たされていると一日元気に過ごせます。
簡単なもので良いので、食事は抜かないで下さい。

旅行前の緊張による吐き気!抑える方法って?②

旅行を目前にして緊張してしまい、吐き気などを感じる人は少なくないようです。
そんな緊張感をなくす方法を今回はお教えしたいと思います。

2分程度で出来るのは手のマッサージでしょうか。
手には身体をリラックスさせるポイントがいくつかあるため、そこを刺激してやると効果的です。

手の甲なら親指と人差し指の分かれ目の辺り、ちょうど窪んでいる部分を押しましょう。
手の平は真ん中を5秒間押してやります。
これを5回ほど繰り返しましょう。手首はやや肘に寄っているところを揉むように親指でほぐします。

またゆっくりと息を吐き出すことも有効です。
緊張すると無意識のうちに呼吸が速くなるので、気持ちを落ち着かせて安定した呼吸を取り戻しましょう。

息を吸ったら、2倍の時間をかけてゆっくり吐き出します。
吸う時にはお腹を膨らませ、吐く時にはへこませる、いわゆる腹式呼吸を意識すると良いですよ。

息を吐くのはリラックスしている時なので、上手く吐き出せているということは、張っていた気持ちが落ち着いている証拠でもあります。

旅行前の緊張による吐き気は睡眠が大事!?

旅行に行くと決まった途端、緊張のあまり吐き気などを感じてしまう原因は様々ですが、そのひとつに「寝不足」があります。

寝不足とは脳に血液が届いていないので、心臓は激しく動いているにもかかわらず、頭はひたすらぼんやりしている状態なので、思考も麻痺しています。
これはかなり気分が良くありません。

理想としては夜8時に寝ることをおすすめしますが、さすがに早すぎるようなら、いつも寝ている時間よりも1時間前には眠るようにしましょう。
そうすれば翌日は爽やかな目覚めが期待出来ますよ。

それでも眠気が取れない場合は根本的なところ、つまりベッドを変えてみましょう。
柔らかすぎるのか、固すぎるのか。
どちらにせよ極端だと安眠出来ません。
眠りはずっと浅いままで、肩や腰は凝り固まり、背骨が歪むので姿勢も悪くなります。
これでは昼間も眠気が残ってしまい、身体が全然休まりません。

ベッドは大きな買い物ですが、何事も身体が資本です。
長い目で見ればお得と感じるようになるかもしれません。

緊張による吐き気を抑える!眠りの質を高めるコツ①

旅行で緊張しないためにはきちんと睡眠をとることが重要です。
寝不足では吐き気などの体調不良を起こしてしまうので、なるべく長時間寝ておきたいところです。

良い眠りを得るためのコツとしては、まずお布団は寝返りを打ちやすくするために硬いものを使いましょう。

特に子供は昼間元気良く遊び、夜はその勢いのまま激しく何度も寝返りを打ちます。
この動きは良く寝相が悪いと認識されていますが、子供は身体の歪みを寝返りによって直し、疲れを取っています。
つまり寝返りは身体の歪みを正しくするための大切な機能と言えるのです。

柔らかいお布団やマットレスを使うと体重は分散するものの、全身が沈み込むので上手く身体が動かせません。
それでは疲れを取れなくなってしまいます。
身体が沈まないくらいの硬さのお布団を使って下さいね。

また日付が変わる前に眠ること、部屋を暗くすること、朝日を浴びることも大事なポイントです。
そして呼吸は口よりも鼻で行う方が効果的ですよ。

緊張による吐き気を抑える!眠りの質を高めるコツ②

旅行を前にした緊張のせいで吐き気を感じないためには、前の日にきちんと眠ることが大切ですが、ここで重要なのは「枕」です。

首の骨はS字カーブを描いていますが、枕が高すぎるとまるでお辞儀をしているような格好になり、このカーブがなくなってしまいます。
こうなると頭痛や肩凝りに見舞われ、全身にだるさを感じます。
顎が上に向くくらいの高さの枕を使いましょう。

また柔らかすぎる枕は寝返りが上手く打てません。
こんな時はタオルを丸めて首の下に入れてやると良いでしょう。

深い眠りにつくには部屋を暗くすることが大切です。
目と皮膚には眠っていても光を感じ取る機能が備わっています。
そのため暗闇で寝るほど脳は休まり、光を感じると少しずつ目を覚ますシステムになっています。
そこでなるべく電気は消し、カーテンを閉めて完全な闇を作り出しましょう。

体内時計と実際の時間は微妙にずれています。
そのずれたリズムを修正するのが日光なのです。
起きたらすぐに太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされます。
同時にプラス思考になりやすいセロトニンが分泌されます。
これですっきり爽やかな目覚めを感じることが出来るのです。

旅行先での吐き気の注意点

旅行は楽しいものですが、人によっては吐き気や頭痛を起こしてしまうことがあります。

これは偏頭痛の一種であり、慣れない場所を訪れたことで緊張感が増し、天候や環境が変わることで落ち着かなくなると引き起こされます。

予防するなら当日まで余裕のあるスケジュールを組み、前の日はきちんと眠りましょう。
薬はバッグや財布などすぐ手に取れるところに入れて下さい。最も大切なのは「気にしすぎないこと」ですよ。

また温泉などに浸かると血管が広がって偏頭痛が起こります。
これではくつろいだ気がしないので、入浴時間を短めにすると良いですよ。
そして早めに薬を飲み、ゆっくりと休んで下さい。

飛行機が苦手な人は、国内線なら乗る20~30分前に薬を飲みます。
海外旅行になると未知の世界へ行く緊張感に加え、時差や気候の変化などもあるので、頭痛や胸のむかつきなどを覚える人も多いようです。

食欲も大幅に減退するので、旅行の醍醐味をほとんど味わえなくなるかもしれません。
そのため常備薬は必ず持って歩くようにして、怪しいと感じたらいつでも飲めるようにしておきましょう。
持ってくるのを忘れたら、ドラッグストアで購入して下さい。

ホテル内ならスタッフに相談すれば、クリニックや医師に診てもらえますよ。

旅行での吐き気

旅行前や旅行中に吐き気などの不調が出たらせっかくの旅行が楽しめませんよね。
でも性格上どうしても緊張して吐き気が出てしまうという方はうまく付き合っていくしかないと思います。

今回は旅行前の緊張での吐き気の対処法をご紹介しました。
是非旅行前に実践してみて下さい。