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クール寝具のおすすめポイントと購入する前に確認したいこと

2019.2.23

暑くて眠れないとなると、睡眠不足になるだけでなく、眠れないことへのイライラから心身共に消耗が激しくなります。

それでなくても暑い夏は、食欲も体力も落ちてしまいがちな時期なので、そこに睡眠不足が重なることは避けたいものですね。

そこで今回ご紹介するのが「クール寝具」です。

安眠を阻害する暑さから私たちを守ってくれるクール寝具は、どのようなものが適しているのか、商品のおすすめポイントをまとめてみました。

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夏の寝具は通気性と接触冷感値が決め手

暑い夏の夜に少しでも眠りやすくするためのクール寝具は、いろいろなメーカーから販売されています。

まずは、夏の暑さを少しでも軽減し涼しく感じる寝具と、そうでない寝具の違いからお話ししましょう。

涼しさは、あくまで私たちが感じるものです。

どういった状況であれば、私たちは涼しいと感じるのかというと、大切なのは洋服と同様に「通気性」です。

そして、「通気性」と同時に「接触冷感」の値が高い素材が涼しさを感じさせてくれます。

まず、通気性が良い素材というのは綿や麻、そして接触冷感度の高い繊維はというと、ポリエチレンが一番高く、次に麻、ジェル、レーヨン、ナイロン、ポリエステルと続きます。

通気性というのは誰でも理解できる言葉ですが、接触冷感の値というのはあまり聞き慣れない言葉だと思います。

簡単に申し上げると、触れた時にひんやり涼しく感じる値のことです。

接触冷感というのは、数値で表示することができるのです。

しかし、そもそもなぜ繊維素材に冷たく感じるものと、ひんやり感が少ないものがあるのでしょうか?

熱は高い方から低い方へ移動する性質があります。

熱いお茶を入れた水筒を氷水の中に入れて冷やす時のことを思い出すと理解いただけると思いますが、時間の経過とともに、水筒の中のお茶の温度が下がり、それとともに氷水がだんだんぬるくなってきますよね。

このことを私たちの肌に当てはめてみると、触れた時に肌の表面から熱が多く移動した場合は、熱が奪われていると感じる、つまり冷たく感じるという原理です。

よって、夏場に私たちが身にまとうべき衣類や寝具は、通気性が良くて接触冷感値の高いものがより涼しく感じさせ、おすすめということになります。

ジェルタイプのクール寝具があまりおすすめできない理由

クール寝具の中には、暑い夏に涼しく眠れるためにということで、ジェルタイプの敷パッドが販売されています。

ジェルを内蔵しており、触った瞬間にひんやり感が得られるのがジェルタイプの敷パッドです。

冷たくて寝心地良いため、熱帯夜のおすすめグッズとして人気ですが、実はジェルタイプのものは、使い方によってはあまりおすすめできない場合があります。

ジェルタイプの寝具は、つるつるっとした肌触りで気持ち良さを追求していますが、吸湿性はほとんどなく、また放熱性もほとんどありません。

したがって、体の熱や熱い空気の熱のせいでジェルがすぐにぬるくなってしまうのです。

エアコンで冷えた部屋で使用する分にはひんやり感は持続しやすいのですが、そうでない時にはぬるくなってしまい、購入した時は「画期的な商品だ!」と思ったにもかかわらず、いつのまにか使わなくなってしまうという声もよく聞きます。

取り扱いの点では、洗濯できないものが多く、汗を大量にかきやすい夏の使用には難点も多いのです。

いつもエアコンで部屋の温度を低く設定して眠るという方にとっては良いかもしれませんが、そもそもクール寝具を求めている方は、エアコンにあまり頼らずに涼しく安眠したいと考えている方が多いので、そういう方にとってはジェルタイプの寝具はあまりおすすめできません。

ジェルタイプのクール寝具の表面素材と使い方

確かに、エアコンが苦手だったり、電気代を少しでも節約したいという理由でエアコン利用を控えたい方にとっては、ジェルタイプのクール寝具は不向きと言わざるをえません。

それでは、ジェルタイプのクール寝具を使用することはまったく意味がないのかと言えば、そうではありません。

ジェルタイプのクール寝具は表面の素材をよく見て購入することで、暑く寝苦しい夏の夜を快適に過ごすためのおすすめ商品になってくれるのです。

ジェルタイプのクール寝具はジェルだけでできているわけではありません。

ジェルを覆うために布などを使用しているのです。

ということは、その布の部分の性質が私たちの体感温度に作用する力があるということです。

また、ジェルタイプのクール寝具は使う時期をあえて夏場から外すと良いかもしれません。

熱帯夜が続くような真夏ではなく梅雨時や、秋だけれどまだまだ暑さが残っているような時期に、ジェルタイプのクール寝具を使用してみるのもおすすめです。

夏のクール寝具におすすめの素材

ジェルタイプのクール寝具が熱い夏の夜のおすすめ商品になるためには、1章でご説明した「通気性」と「接触冷感値」がやはり決め手になります。

そこで、各素材の詳しい特徴をご紹介します。

<綿>

綿は吸湿性や吸水性が良くて肌触りも抜群に良い素材です。

汗や湿気がこもると暑さを感じやすくなりますが、少量の湿気に対する吸収力はとても優れています。

ただ、洗濯時に縮みやすいので、綿の寝具を洗う際は洗濯表示を守るようにしましょう。

<リネン>

リネンは通気性と放熱性に優れているとともに、1章でご説明したように接触冷感値も高い素材ということで夏に身にまとうと涼しく過ごせます。

洗濯後、乾きやすいといった速乾性もあるという利点がありますが、綿と違って肌触りがやや硬く、寝具として使用する場合は麻100%ではなく綿と混紡のものを選ぶと良いでしょう。

<ポリエステル>

ポリエステルは耐久性があり、乾きやすい素材です。

接触冷感値も高く、軽く扱いも簡単なので夏の敷きパットに多く使用されています。

ただし、肌触りは天然素材には及ばず、安価なものは特に硬さが目立ちます。

また、ポリエステル100%のものは吸水性が低いため、綿との混紡のものをおすすめします。

以上のことから、夏のクール寝具でおすすめのものは、綿と麻の混紡、綿とポリエステルの混紡のものということになります。

また、ジェルタイプのものは表面の素材が上記のものを選択することをおすすめします。

夏のクール寝具選びに必要なこと

夏のクール寝具は素材選びが大切だということをお話ししてきましたが、その素材は加工次第で私たちの快適さに違いがあります。

そのため、素材を加工することで、より涼しく快適に過ごせるかを考えたおすすめ商品がいろいろと販売されています。

たとえば、ワッフル素材のものは肌に直接当たる面積が少なくなるため、汗をかいてもベタっとしにくくなっています。

また、メッシュタイプのものも人気があります。

ポリエステルなどの通気性の悪い素材でも、メッシュタイプならこもった湿気を逃がしてくれるので涼しく感じるのです。

その他、表と裏の両方使いができるリバーシブルタイプもあります。

表は接触冷感値の高い素材を使い、裏はパイル地になっているものなどは、夏場は表地で眠り、春や秋のやや肌寒い時期はふっくらしたパイル地面を使用するという具合で使い分けができ、長い期間活用することができて便利です。

クール寝具は生活環境に合ったものを選ぶのがおすすめ!

これまで、クール寝具のおすすめポイントなどについて解説してきましたが、購入前に自身の生活スタイルに合っているかどうかを確認することも必要です。

夏のクール寝具選びは素材だけではなく、サイズやお洗濯した際に干す場所があるのかなどといったことにも着目してみましょう。

ダブルサイズのクール寝具は、洗濯機に入らない場合もあります。

ご自宅の洗濯機のサイズとの兼ね合いも考慮して選ぶようにしなければいけません。

購入して「お洗濯をしよう」となった時、洗濯機に入らないとなると困ります。

また、最近のクール寝具は丸洗い対応になっているものが多いのですが、乾燥機は使用できないものがあります。

クール寝具の使用は夏場なので、比較的すぐに乾いてはくれますが、洗濯物はすべて部屋干しにされている方もいらっしゃると思います。

乾燥機が使えなくて、しかも部屋干しするためのスペースが足りないなどということにならないようにしなくてはいけません。

夏の安眠を確保するためにはクール寝具がおすすめ

夏場に最適なクール寝具を選ぶ時に気にしたい素材の他、購入前に確認しておきたいことをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

クール寝具を上手く利用することで、寝苦しい夜を快適に過ごしましょう。

エアコンの温度を少し上げることができて、省エネ対策としても有効です。

肌触りを重要視するのか、ひんやり感を求めるのかなど自分好みのクール寝具を見つけてみましょう。

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