賢いカーテンの選び方!機能面も重視でおしゃれなリビング!

カーテン選びに頭を悩ませる方は意外と多いものです。

カーテンを選ぶ際、ついついおしゃれなデザインにばかり目がいってしまいがちですが、機能面を重視することもとても重要になります。

リビングにふさわしいカーテン本来の役割やカーテンの種類、そして選び方についてお話しします。

リビングのカーテン選びをする際には参考にしてみてください。

リビングカーテンの選び方!3つのポイント

いざリビングのカーテンを選ぶとなっても、カーテン選びに慣れているという方は少ないはずです。

リビングの窓は大きい面積を占め、くつろげるプライベート空間でもあると同時に、お客さまをもてなす大切な場所でもあるため、かなり頭を悩ませますね。

では、どのようなことに注意してリビングカーテンを選んだら良いのでしょうか。

3つのポイントを押さえてみましょう。

①遮光性や防音性など機能面を重視

リビングの窓は比較的大きく、日光や外気温の影響を受けやすいです。

また、生活スタイルによっても求める機能が変わってくるはずです。

②自分や家族が落ち着けるデザインを選ぶ

リビングはくつろげる場所であるべきです。

自分自身はもちろんですが、家族でお住まいの場合は家族が落ち着けるデザインを選ぶようにしましょう。

おしゃれさだけにとらわれて、派手すぎる柄を選んでしまうと騒がしく感じてしまい、落ち着けません。

また、原色の赤色や黄色といった強い色は、避けた方が良いでしょう。

③お部屋を広く見せるカーテンの種類

ひとことでカーテンと言っても、さまざまな種類があります。

一般的なカーテンのほかに、シェードカーテン、ブラインド、ロールカーテンなどがあります。

あなたのリビングに最適なカーテンを選びましょう。

おしゃれのためだけではない!カーテンの役割をおさらい!

前項でお話しした、カーテン選びの3つのポイントについて詳しく見ていきましょう。

カーテンは、お部屋のインテリアの印象を大きく左右するアイテムなので、ついデザイン性にばかり目がいきがちです。

しかし、カーテンには重要な役割があります。

まずは、前項①のカーテンの機能面に注目して、カーテン本来の役割をおさらいしてみましょう。

●自然光の調整

日中、外から入る自然光の量を調整する役割があります。

直射日光や強すぎる日差しを遮ってくれます。

●日中の光の遮光

日中、外から入る光を遮断して、お部屋を暗くすることができます。

映画鑑賞が趣味の方や、日中に睡眠をとる必要のある方にとっては欠かせません。

●外からの視線

外からの視線を遮ってくれます。

プライバシーを保護し、防犯面にも役立ちます。

●冷暖の緩和

カーテンを挟むことで外と室内の暑さと寒さを緩和します。

●防音

カーテンを挟むことで外と室内の音を吸音します。

●デザイン性

お部屋に合ったカーテンを選ぶことで、おしゃれなお部屋に様変わりします。

リビングが安心してくつろげるお部屋であるように、カーテンがこれらの役割をしっかり果たしてくれるものを選びましょう。

リビングカーテンに適した色とは?

この項では、②のカーテンのデザインについえて考えてみましょう。

リビングに適したカーテンの色や、色が持つイメージを把握した上で、おしゃれなデザインを選びましょう。

●白

お部屋を広く見せることができ、リビングにも向いています。

真っ白というものは少ないですが、白に近いアイボリー系は人気色で種類も豊富です。

●グレー

無彩色でありながらも、落ち着いた雰囲気でどんなインテリアにも馴染みやすいと言えます。

クールで都会的な印象になるので、男性に人気が高いです。

●ブラウン

リビングカーテンで人気色です。

薄いブラウンから濃いブラウンまであり、リビングのテイストに合わせて取り入れやすいでしょう。

●黒

広い面積を黒でおおわれると暗い雰囲気になってしまいます。

主に夜だけ使うケースでは良いかもしれませんが、リビングなので色味はプラスしたいところです。

●ピンク

可愛らしさがあり、女性では好む方が多いです。

しかし、家族でお住まいの場合、男性は落ち着かないこともあるので、リビングカーテンとしては向いていないとも言えます。

●紫

高貴で気品のある色です。

女性に人気の色で、大人っぽい上品なリビングになるでしょう。

●青

空や水という印象で、爽やかを感じるお部屋になります。

しかし、寒い印象も与える色なので、冬には寒々しく感じるかもしれません。

●緑

リビングカーテンに最適な色味です。

植物や自然を連想させる色で、落ち着いたお部屋になるでしょう。

●オレンジ

陽気で元気の良さが表れます。

明るすぎず、落ち着いたトーンの色味にすると良いでしょう。

「シェードカーテン」でおしゃれなリビングづくり!

ここからは、③でご紹介したリビングに適したカーテンの種類についてお話しします。

まずは、「シェードカーテン」の特徴を見ていきましょう。

シェードカーテンとは、水平に布をたたみながら上下させるタイプのものです。

開け閉めの高さを調節できるので、日除けや目隠しをしながら、下から光や風を通すことができます。

また、カーテン特有のヒダがないため、すっきり見せることができ、柄自体を楽しみたい方にもおすすめです。

生地はカーテンと同じものを使うので、生地そのものの風合いを楽しむことができ、より洗練されたおしゃれな雰囲気となるでしょう。

さらに、一般的なカーテンのように窓の左右に寄せることがなく、家具などを置く際に邪魔になりません。

そのため、お部屋を有効的に使うことができますよ。

次項では、ブラインドについてご紹介します。

「ブラインド」でおしゃれなリビングづくり!

次にご紹介するのは、「ブラインド」です。

オフィスで使用されているイメージを持つ方も多いかもしれませんが、住宅でもおしゃれに取り入れることが可能ですよ。

ブラインドは、日差しの高さや方向によって羽の角度を動かして、光や風の調整ができるものです。

また、リビングの窓の外からの視線も、ブラインドを閉めることでコントロールできます。

最もポピュラーな素材であるアルミ製のほかに、木製や布製などの素材もあります。

木製のブライドを取り入れると、重厚感のある雰囲気をプラスすることができますよ。

横型ブラインドは、色や種類が豊富で好みのテイストに合わせて選びやすいのも魅力です。

一方、縦型のブラインドは、縦方向のラインが特徴で上下方向に広がりが生まれ、モダンでシャープな雰囲気が強調されます。

また、賃貸物件にお住まいの場合でもカーテンレールに取り付けられるブラインドがありますので、ぜひ検討してみてくださいね。

次項では、ロールスクリーンについてご紹介します。

「ロールスクリーン」でおしゃれなリビングづくり!

最後にご紹介するのは、「ロールスクリーン」です。

お部屋をおしゃれにスマートに見せたい方に人気を集めています。

カーテンのような重厚感はなく、ツルっとしたシンプルな見た目で、生地を上までクルクルと巻き上げるととてもコンパクトに納まります。

素材やデザインも豊富で、オーソドックスな無地タイプから、スタイリッシュな柄モノ、和室に合う天然素材のものまでさまざまです。

そのため、お部屋やライフスタイルに合った好みのものがきっと見つかるでしょう。

また、リビング天井が吹き抜けになっているお家では、手の届かない窓があることもありますね。

そんなときにも、ロールスクリーンの操作チェーンを長くしておけば、手軽に操作が可能になります。

また、賃貸物件でも突っ張り棒タイプで気軽に取り付けられるものもありますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

リビングカーテンはお部屋の印象と暮らしやすさを左右する!

リビングのカーテンは面積が大きく、使い方もさまざまなので、選び方には頭を悩ませます。

機能性を重視しつつ、色のイメージや、住まう方のライフスタイルを考慮して選んでみましょう。

また、一般的なカーテンのほかにも、お部屋の印象をガラリと変えてくれる種類のものも存在します。

カーテンひとつで、お部屋の印象だけではなく暮らしやすさも変わってくるので、じっくり選んでみてください。