お布団の正しい干し方とは?雨上がりには湿気対策を万全に!

お布団のお手入れを正しく行っていますか?

空気が乾いて晴天が続く時は気持ち良く天日干しができますが、梅雨時や長雨の時のお手入れは難しく感じますよね。

また、雨上がりにそのまま外へお布団を出しても良いのか、迷ってしまいませんか?

今回は、お布団の正しい干し方や、天気が悪い日や雨上がりの時のお手入れについてご紹介します。

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基本的なお布団の干し方とは?

基本的なお布団を干し方というのは、ただ天気の良い日にお布団を外に出すことだけを指すのではありません。

お布団の厚みやふかふか感を損なうことなく、できるだけ長く愛用できるように品質を保つことも非常に重要なこととなります。

お布団を干す時には、季節や素材によって干す時間も回数も変わることをご存知でしょうか?

秋から冬にかけては日差しもやわらぐため、比較的干す時間は長くなります。

干す時間は午前10時頃を目安として、綿布団で3~4時間、合繊布団ならば2時間くらいで良いでしょう。

しかし、初夏から夏にかけての強い日差しの場合には、あまり長くお布団を干していると劣化しやすくなるので、冬場の半分ほどの時間で十分となります。

また、羽毛や羊毛のように繊細なお布団に関しては、風通しの良いお部屋で陰干しが基本となります。

お布団を干す時は、寝ている時に当たる表面だけを干せば良いと考えてしまいがちですが、実際は床との間に結露を生じることがあるため、裏面を重点的に干す方が良いとされています。

カラリと晴れた日を選んで、両面を半分ずつ干すようにしてください。

また、長雨が続いて湿気を多く含んでいるようならば、少し長めに干しても良いでしょう。

しかし、雨上がりの翌日は、快晴だとしてもすぐにお布団を干せない事情というものがあります。

雨上がりにお布団を干してはいけない理由は?

雨上がりにお布団を干す時の注意点は「湿度」にあります。

例えば、明け方までシトシトと雨が降って地面は濡れているものの、その後にゆっくりと晴れ間がのぞくことがありますよね。

長雨の場合は、特に溜まっていた洗濯物やお布団を干したくなるものです。

しかし、雨が上がったばかりの地面には大量の水分がしっかりと吸収されているため、その蒸発により翌日の湿度は非常に高くなります。

そのため、午前中の地面が乾ききらない内からお布団を干してしまうと、その湿気をお布団がしっかりと吸ってしまって、かえってカビやダニの原因を作り出すこととなってしまうのです。

しかし、それでも丸一日干すことができないわけではありません。

昼過ぎに太陽が高く昇って、湿度が下がってきたら干すことはできます。

現代は土がむき出しの地面は少なく、街中のほとんどがコンクリートの地面に覆われていますよね。

したがって、昔と比べるとはるかに早く湿度は下がりやすくなります。

ただし、梅雨時などはどれほど晴れても、1日中湿度が下がらない日というのもあります。

そんな時には、お布団を干すことはできないのでしょうか?

湿度が高くても屋外の方が乾燥はできる?

雨上がりは、湿度によりお布団が干せないということは、理屈として分かりやすいものではあります。

しかし、「晴れてさえいれば屋内よりも屋外の方が断然乾燥するのでは?」という疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

お布団を干す場合に適正な湿度は、理想的なのが40%以下、多くとも50%以下であると言われています。

基本的には、それ以上の湿度の場合はお布団を干すのを延期した方が良いとされています。

しかし、前述した通り梅雨時には毎日ジメジメとした日が続き、天気に関わらず常に湿度は高いままです。

確かに、お布団に風を通すことなく屋内に入れたままでは、衛生的にあまり良いことではないでしょう。

曇り空や薄い晴れ間の時にはほとんど意味がありませんが、しっかりと晴れて気温も高い場合には、屋外に干しても良いと考えます。

天日干しをすることで、湿度に関わらず殺菌効果も望めます。

昼頃から2~3時間じっくりと両面を干すようにしましょう。

雨上がりのお布団は取り入れた後のお手入れも

さて、雨上がりにお布団を干したら、その後のお手入れをしっかりとする必要があります。

まず、取り入れる時にはお布団に吸着したゴミを払いのけるようにしましょう。

湿気を飛ばしたくても、思い切りよく叩くのはお布団が劣化してしまう原因となります。

ゴミが付いていたら軽く払いのけるくらいにしておき、できれば掃除機で表面のゴミを吸い取るとより安心です。

お部屋に取り込んだ後は、すぐに押し入れやタンスにしまうことはせず、お部屋に一旦広げておきます。

この時、お布団は床に置かずに立てかけるなど工夫をしましょう。

押し入れやタンスにすぐにお布団をしまうと、中で湿気が充満してカビやダニが全体に発生する心配があります。

必ずワンクッションおいてから片付けるようにしましょう。

また、押し入れやタンスに入れる時には、すのこなど通気性の良い棚を使用すると良いですね。

さらに、除湿シートや湿気取りのグッズを置いておくことも有効です。

それでも心配な時には、押し入れやタンスを閉めきらずにしばらく開けておくのも良いでしょう。

雨の日や雨上がりで確実なのは、やっぱり室内干し!

晴れた日には湿度が高くてもお布団を干せることは分かりました。

しかし、雨上がりでベランダや外壁が濡れている場合や、いつまた雨が降り出すか分からない状況の時には、干すことをためらってしまうこともあるでしょう。

そんな時は、やはり無理をせず室内干しをした方が安心です。

室内干しをする時には、外から湿気が入り込まないようにしっかりとお部屋を閉め切りましょう。

窓に付いていることの多い小さな換気口もきちんと閉めるようにしてくださいね。

お布団は、お布団専用の干し具やバーを使って干すようにします。

専用のバーがない時には、イスに掛けても良いのでお布団を床から浮かして、風が通るようにしてください。

お布団をセットしたら、除湿機を使用するかエアコンのドライ(除湿)モードでお部屋を乾燥させていきます。

除湿機の場合にはお布団が掛かってしまわないように、きちんと距離を取るようにしてください。

あとはそのまま、数時間お部屋を閉め切っておくだけで気持ち良く乾燥してくれます。

もし、布団乾燥機を持っている家庭であれば、こまめに使用することで衛生的に気持ちの良いお布団に眠ることができますね。

お布団の湿気対策は使い方も重要

ここまで、長雨や雨上がりの湿度が高い時のお布団の干し方を見てきました。

しかし、湿気対策を考えるならば、普段の使い方にも注意が必要です。

ここで、いくつか注意点をご紹介していきましょう。

・お布団はフローリングに直敷きをしない

・万年床は絶対にしない

・起床後のお布団は冷ましてからしまう

・日常的に除湿シートや除湿マットの使用も有効

・消臭スプレーを使用した後は念入りに乾燥させる

どれも当たり前のようでいて、毎日実践するのは少し難しいこともあります。

起きてから仕事へ行くまでの時間が短い方は、お布団をすぐにしまいたくなりますよね。

時には敷きっ放しにしたい時もあるかもしれません。

しかし、こうした毎日の積み重ねが湿気対策に繋がりますので、実践するようにしてみてくださいね。

また、お布団には放湿性や吸湿性に優れているものがあります。

少々お値段は張りますが、羽毛や羊毛布団は綿や化繊のお布団と比べて、湿気をこもらせにくいものです。

お手入れの時間が中々取れないという方は、お布団自体をお手入れしやすいものと変えるのも、ひとつの方法となるのではないでしょうか。

衛生的に気持ちの良いお布団で眠るために

お布団は、干し方やお手入れの方法を少し変えるだけで、使える期間がグンッと変わってきます。

湿気対策を怠ると不衛生なだけではなく、ダニによるアレルギーやカビによる家屋への被害など、あちらこちらに不調を与えてしまう可能性もあります。

日常的なお布団の使い方や、お天気によるお布団の干し方などを踏まえて、毎日気持ち良く眠れるようにしてくださいね。