お布団の天日干しはファブリーズを併用すると効果絶大!

お布団は毎日使うものですが、頻繁にお洗濯をしたりクリーニングに出したりするのは容易なことではありません。

普段のお布団のお手入れは、天日干しをしたり布団乾燥機の使用に加えて、ファブリーズを併用している方も多いのではないでしょうか。

今回は、ファブリーズの効果と有効的な使い方をご紹介しますので、参考にしてみてください。

お布団の天日干しに加えてファブリーズもおすすめ!

お布団のお手入れは定期的におこなっていますか。

人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。

睡眠時に使っているお布団はこの汗を吸い込み、かなりの量の水分をため込んでいます。

放っておくと、瞬く間にカビや雑菌が繁殖して健康に被害を及ぼす恐れがあります。

また、それらは嫌な臭いの原因にもなります。

そのため、天日干しをするなど、お布団の定期的なお手入れは欠かすことができず、吸い込んだ汗などの湿気を取り除いて、カビや雑菌の繁殖を防がなくてはいけません。

しかし、毎日お天気が良いわけでもなく、毎朝お布団を干すには手間も掛かります。

また、お布団を洗うことや、クリーニングに出すことも容易ではないですね。

このように、お布団はお手入れをしにくいものだからこそ、ファブリーズはとても重宝します。

次項では、ファブリーズの効果について知ってみましょう。

天日干しより手軽!ファブリーズの効果とは?

P&Gから出ている「ファブリーズ」は認知度が高く、一時期は「ファブる」という言葉が流行したほど、長年にわたり人気商品です。

「99.9%除菌・消臭」というフレーズも耳にしたことがあるかもしれません。

お布団のお手入れには、天日干しや布団乾燥機も欠かせませんが、ファブリーズは手軽に使えるのでとても重宝しますね。

そんなファブリーズの主な効果は、「除菌効果」と「消臭効果」です。

臭いの原因になる菌を消す効果があり、その菌を消すことで、臭いの元を取り除いてくれるのです。

酸性・アルカリ性どちらの臭いも抑える中和消臭成分と、加齢臭や体臭に作用するポリマー消臭成分が配合されているので、その効力は頼もしい限りです。

また、主な成分は、トウモロコシ由来の消臭性分、そしてQuat(クウォット)と呼ばれる、有機系の除菌成分でできています。

毎日の生活で使うものなので、植物由来の成分は安心でうれしいポイントですね。

次項では、数多く出ているファブリーズの製品をピックアップしてご紹介します。

ファブリーズにはどんな種類がある?製品ラインナップ

ファブリーズの製品ラインナップには、布用・空間用・トイレ用・クルマ用・部屋用があります。

ここでは、「布」に使える製品をいくつかピックアップしてご紹介します。

【ファブリーズ ハウスダストクリア】

ハウスダストを包み込み固める効果があるので、固まったハウスダストは掃除機などで除去しましょう。

空気中にハウスダストが舞い上がるのを防いでくれます。

【緑茶成分入り ファブリーズ】

消臭効果に特化した緑茶成分入りのタイプです。

もちろん除菌効果も期待できます。

【香料無添加ファブリーズ】

赤ちゃんのお布団にも安心して使える余計な香りがついていないタイプです。

優しい成分を使っていますが、消臭力は優れています。

【ファブリーズ MEN】

お布団の天日干しもなかなかできないという、働き盛りの忙しい男性におすすめです。

男性特有の汗・たばこ・体臭・加齢臭・焼肉などの臭いに効果が抜群です。

【ファブリーズ ダウニーエイプリルフレッシュの香り】

ダウニーの香りは人気でお布団に使用しているという方も多いようです。

このほかにも、【やすらぐ森林の香り】【あらいたてのお洗濯の香り】【ほのかなフラワーブロッサムの香り】など、さまざまな香りのファブリーズがありますので、用途に合ったお好みの製品を見つけてみてください。

日頃のお布団のお手入れはファブリーズと天日干し!

さて、ここではファブリーズをお布団のお手入れに使用する際の正しい使い方についてお話しします。

まずは、ファブリーズの除菌・消臭のしくみについて理解しておきましょう。

お布団の生地にファブリーズをスプレーをすると生地に成分が浸透し、消臭成分が臭いの元をキャッチします。

そして、乾くときに臭いの元も消えていきます。

そのため、お布団がしっかり湿るよう丁寧にスプレーをする必要があります。

スプレーをしたあとは、完全に乾かすことが肝心です。

乾いていないまま使用すると、不快なだけではなく、雑菌を増殖させてしまい逆効果となってしまいますよ。

一番良い方法は、ファブリーズをした後に天日干しをしてしっかり乾かすことです。

また、布団乾燥機を利用するのも良いですね。

さらに、マットレスを使っている場合も、同様にファブリーズをしたあとは完全に乾かすようにしましょう。

マットレスは重さもあり、外で干せないという場合には、下面が風に当たるよう立て掛けるなどして乾かすようにしましょう。

お布団をしっかり乾燥させることが、ファブリーズの効果を最大限に生かすポイントです。

ファブリーズでお布団に潜むダニは退治できない!

前項では、ファブリーズを正しく使うポイントについてお話ししました。

除菌・消臭効果があるファブリーズですが、その効果で「ダニも退治できる」と思ってしまいがちです。

結論から言うと、ファブリーズで除菌・消臭効果は期待できても、残念ながらその効果は期待できません。

ファブリーズに殺虫効果はないからです。

また、前項でご紹介したファブリーズ製品の「ハウスダストクリア」というものもありますが、これもダニ自体が取り除けるものではありません。

ダニの死骸やフンなど、アレルゲンとなるものをキャッチして、空気中に舞い上がらせないようにしてくれるものです。

そのため、お布団に「ハウスダストクリア」をスプレーしたら、乾いたころに掃除機でアレルゲンを吸い取るようにしましょう。

また、お布団を天日干しするタイミングでスプレーをしたら、取り込む前に、お布団の表面を払ってアレルゲンやハウスダストを落としましょう。

このとき、あくまで叩かずに表面を払うようにしましょう。

清潔なお布団で気持ちの良い睡眠がとれると良いですね。

ダニ退治には布団乾燥機が確実!

ファブリーズは、ダニに対して直接的な効果は期待できないものの、全く無力ということではありませんでしたね。

では、確実にダニを退治するにはどうしたら良いのでしょうか。

ダニは、50度以上の環境に20~30分おくことで死滅します。

天日干しでは、日光が当たる表面だけ温かくなりますが、50度以上になることはまずないでしょう。

そのため、もっとも手軽にダニを死滅させられる方法は、布団乾燥機を使うことです。

最近の布団乾燥機は、「ダニ退治コース」というものがあります。

布団乾燥機のこのようなコースを選べば、大量のダニが死滅するでしょう。

そのため、そのあとのダニの死骸や抜け殻、フンなどのアレルゲンの処理が大切になります。

掃除機を念入りにかけて、アレルゲンを確実に除去しましょう。

日頃のお布団のお手入れの補助にファブリーズ!

ファブリーズには、除菌・消臭効果があるものの、ダニを退治することはできません。

また、天日干しをしたり布団乾燥機などと併せて、ファブリーズを補助的に使うとさらに効果的であることが分かりましたね。

臭いが気になったとき、お天気が悪くてお布団が干せないときなど、ファブリーズで除菌・消臭して、気持ちの良い睡眠をとれるといいですね。

そのときは、しっかり湿らせて完全に乾かすということが重要です。