必見!お布団のダブルサイズもお任せ!おすすめ収納アイデア

収納物の中でも、大きく場所をとるのは「お布団」ですよね。

誰もが一度は頭を抱えたことがある、悩ましい問題でしょう。

今回は、そんなお布団の中でも特に扱いにくい「ダブルサイズ」の収納法についてのアイデアを集めました。

いくつかご紹介しますので、参考にしてみてください。

ダブルサイズのお布団が一瞬でコンパクトに?!圧縮袋を使って収納の幅を広げる!

ダブルサイズのお布団を収納するとき、「大きくてかさ張る」といった悩みにダイレクトに応えてくれるグッズが、布団用圧縮袋です。

まずは、この圧縮袋を使った収納法をご紹介します。

圧縮されたお布団は、かさが減りますし薄くなります。

そのため、重ねて収納しても押し入れやクローゼットのスペースを占領することなく収納することができます。

さらに、圧縮されたお布団は薄いだけでなく、硬い板状になります。

そのため、重ねるだけではなく、立て掛けて収納することができるのです。

立て掛けて収納することで、ちょっとした隙間のデッドスペースを活かすことができますし、取り出しやすさもアップします。

また、倒れてこないように突っ張り棒を使って仕切ることで、快適な収納になり、押し入れ内もスッキリとした印象になります。

大変便利な収納方法ですが、注意ポイントもあります。

それは、「羽毛布団はあまり圧縮には向かない」ということです。

羽毛布団に使うとせっかくの羽毛が折れてしまうことがあるので、控えるようにしましょう。

デリケートでかさ張るダブルサイズ羽毛布団の収納は特性を考える!

軽くてあたたかい人気の羽毛布団ですが、その特性から空気を含み、かさ張るのが悩みの種です。

特にダブルサイズともなれば、羽毛を傷付けることなくコンパクトに収納するには、頭を抱えてしまいます。

そこで、羽毛布団の収納アイデアをご紹介します。

まず、羽毛布団の空気をやさしく抜きながら、小さく折り畳んでいきます。

そして、その縮んだサイズに合った、ぴったりの布団ケースにしまいましょう。

ファスナー付きのタイプを選ぶなどして、フィットした状態のまましっかりと締めて、再度空気を含んで大きくなるのを防ぎます。

また、綿や不敷布素材といった、通気性の良い布団ケースを使用しましょう。

収納法での注意ポイントは、羽毛布団の上にはなるべく何も乗せないようにすることです。

それはなぜかと言えば、重みで羽毛が傷む恐れがあるからです。

そのため、シーズンオフには押し入れやクローゼットの一番高い場所に収納すると良いでしょう。

羽毛布団は軽いので、上に上げる作業の負担も少なく、仮に落ちてきても怪我につながることがほとんどないので、安心して収納しておくことができますね。

布団専用収納袋を使わない!ダブルサイズだからこそ安定する収納技

次に、「布団専用の収納袋がない」という方に、すぐに収納できるノウハウをご紹介します。

まず、ダブルサイズのお布団を半分に折り畳み、端からくるくると巻いてロール状にします。

巻き終わったら、紐やゴムバンドなどで止めます。

ロール状にすることで、奥行きのない物入などにも収納することができます。

また、横にしても縦にしても収納できるので、どんなスペースにも簡単に収納できます。

持ち運びもしやすいので、定期的に外に出して風に当てたりと、メンテナンスも負担になりません。

ダブルサイズという大きさを活かして太いロール状に形成し、立てた時に安定させるのがポイントです。

また、収納スペースの確保が難しい場合は、大きめのかごにロール状のお布団やタオルケットなどを入れ、ホコリ防止としてお気に入りの布をかけ、部屋のすみに置いておく方法もおすすめです。

このように、室内に収納場所を移すことで、狭く湿気の溜まる押し入れやクローゼットに比べて、通気性がはるかに良くなり、お布団のためにはその方が良いといったメリットもあります。

ダブルサイズ敷布団を活かして収納兼インテリアの一部に

ダブルサイズのお布団で、特に困るのが敷布団です。

大きくスペースをとるだけでなく、とても重いので上げ下ろしも一苦労で、負担がかかります。

そこで、ご紹介するアイデアが、お布団をソファにしてしまうというアイデアです。

敷布団を折り畳んだり、何枚か積み上げ、そこにお気に入りの布をかぶせるだけで完成です。

ダブルサイズ敷布団の幅や硬さを活かした、ゆとりのあるソファが一瞬にしてでき上がります。

また、掛け布団を先ほどご紹介したようにロール状にし、お好きな布で巻くだけで、背もたれ部分や枕を作ることもできます。

サブで使う部屋のちょっとした休憩用や、お昼寝用にと大活躍です。

収納スペースが限られている場合にも、おすすめの方法ですね。

また、こういった収納しながらソファとしても使えるように作られた、専用の布団ケースも販売されています。

しまいやすいように設計されていますし、生地もしっかりとした作りになっています。

プラスチックの収納ケースと違って、洗うこともできるので、お布団を清潔にしまっておくことができる点もメリットです。

こういったグッズを活用してみると、収納の幅が広がりますね。

ベッド下の有効活用で叶えるダブルサイズの布団収納法

続いても、クローゼットや押し入れではなく、室内に収納する方法をご紹介します。

それは、ベッド下のデッドスペースを利用した方法と、予めベッドマット下が収納スペースになっているものを活用する方法です。

普通のベッドをお使いであっても、すのことキャスターで簡単に自作することができます。

ダブルサイズのお布団が乗る大きさのすのこを用意し、キャスターを付けます。

さらに、取っ手を付けて快適に引き出せるようにすれば、お布団に風を当てることができます。

この方法は、ベッド下であっても、すのこの通気性を活かすことができますし、キャスターを付けることにより、床に溜まりがちなホコリなどを簡単に掃除機で取り除くことができます。

また、ベッド下専用の収納ケースも多く販売されています。

インテリアに馴染むデザインのものから、両サイドから開閉できるもの、使わない時は折り畳むことができるものなど、幅広く展開されています。

ベッド下に収納することによって、作業の負担が小さくなるでしょう。

ダブルサイズの布団収納に適したグッズを活用しよう

まず、ダブルサイズに限ったことではありませんが、お布団が傷まないように収納するということは、とても大事なことです。

そのために、通気性を一番に考えましょう。

例えば、先ほどご紹介したすのこは、その点において大変有効です。

押し入れの床や壁に沿って、すのこを配置していくだけで効果は抜群です。

次に、ダブルサイズのお布団の、重さの問題を考えていきましょう。

ダブルサイズのお布団は大きく重いので、出しやすくしまいやすい、といった点も重要です。

圧縮袋の他にも、キャスター付きのワゴンやラックを使って、クローゼットや押し入れの下段に置き、少しの力でも出し入れできるようにするといった工夫で、重さの問題を解決していきましょう。

その他にも、除湿剤や防カビ剤などの併用もおすすめです。

こういった寝具の場合は、調湿効果のある炭や虫が嫌がるハーブの香りなど、天然のものを活用するのも良いですね。

また、定期的にサーキュレーターや布団乾燥機、除湿機などの家電を利用して、布団周りに乾燥した空気を循環させるひと手間も効果的です。

お布団の特性を活かせば、収納法の選択肢が広がる!

「お布団の収納と言えば押し入れ」といった固定概念を捨てましょう。

羽毛布団であれば軽いので、上のほうのちょっとしたスペースに収まります。

そして、ダブルサイズの敷布団のように大きく硬く重いものは、その安定感を活かしてソファとして活用しながら収納できます。

また、圧縮袋が使える毛布などは、極限までコンパクトにして隙間収納ができます。

このように、形状や収納場所を柔軟に考えつつ、メンテナンスへの負担が少なくなるような収納を心がければ、ご自分に合った快適な布団収納法がみつかるでしょう。