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ミシン技術もアップ!縫い目がガタガタになるトラブル解消法

2017.12.7

ミシン初心者の悩みの中でも特に多いのは、「縫い目がガタガタになってしまう」といった声です。

縫い終わって、ワクワクドキドキしながら裏側を見ると、下糸がぐちゃぐちゃになって大きな塊になっていたり、縫い目がガタガタになっていた、というようなことは一度や二度どころではないかもしれません。

そんな時は、とても気分が落ち込みますよね。

そこで、今回は縫い目と言っても『下糸』にフォーカスして、その原因を探っていきます。

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下糸の縫い目がガタガタ!?基本の糸の巻き方

では、早速『下糸』を見ていきましょう。
まずは、基本的な糸の巻き方やボビンの向きなどについて確認していきます。

ミシンのボビンは、どのような状態がいいのでしょうか。

糸がゆるゆるして、たるみながらなんとか巻き付いてる、というのでは、きちんと縫うことはできません。

ボビンに糸を巻き終わった状態は、糸が程よく張っており、均等にしっかりと巻き付いている状態が好ましいです。

糸のゆるみがある場合は、もう一度、下糸を皿の奥までピンと張りながら掛かるように、掛け直してみて下さい。

そして、次に多いトラブルが、糸縦棒に絡まるといったことです。
これは、いつの間にか下糸が切れ、糸縦棒の方に巻き付いてしまう現象です。

この場合は、下糸用の糸こまをセットする向きに注目してみましょう。
糸が下側から手前に出てくるようにセットするのが正解です。

また、糸こま押さえは糸こまより大きい物を選び、糸こまをしっかり固定するように奥まで差しましょう。

ミシンはとても繊細です。

このような小さな事でも丁寧に確認することで、縫い目がガタガタになるという悩みが一気に解消されることも大いにあり得るのです。

苦手意識の高いミシン内部、ボビンを攻略!

下糸を正しく巻き付けたあとは、ボビンを正しい向きでボビンケースにセットすることが重要となってきます。

上糸と下糸のバランスをとることを『糸調子』といいますが、この糸調子については、『下糸の調子を基準にして、上糸の調子を取る』というのが原則です。

そのため、基準となる下糸が正しく入っていないと、上糸の調子を取ることができません。

そうすると、糸調子が合わずに結果、下糸の縫い目がガタガタになるといったミシンのトラブルが発生するのです。

まずは、ボビンを入れる向きですが、数字の9と反対になるようにセットします。
糸が左側に垂れている状態ですね。

そして、ボビンを軽く押さえたまま、糸をピーンと張った状態で糸道をたどります。
この時、たどる方向は、右側から左側に向かっての方向になります。

最後に、手前の溝の部分にひっかけ、セットは完了です。
正しくセットされていると、ボビンが左回り(反時計回り)に動きますので、確認してみて下さい。

丁寧に再確認することでガタガタ縫い目に対処する!

下糸のセットが正しくできたら、次は、上糸のセットを確認してみましょう。

上糸が正しくセットされていないと、裏側の縫い目が直線になったり、縫い目がたるんでガタガタになる、といったトラブルが起きます。

まずは、準備として、押さえを上げ、針の位置を一番上にセットしましょう。
ミシンの種類によっては、レバーの他にボタンを押すタイプもあります。

針の上下については、専用のスイッチが無い場合は、プーリーを手前に回し、しるしを上に合わせて下さい。

では、早速順を追って作業に取り掛かりましょう。

① 糸こまを下側から糸が出るように差し込む。

② 糸案内カバーは奥から手前に、天秤は右から左に一気に掛ける。

③ 針棒糸掛けに糸を通す。

④ 手動、または糸通し装置を使って針に糸を通す。

大抵のミシンには、糸を掛ける順番が数字で付いています。
その通りに、落ち着いて確認しながらセットしていきましょう。

また、上糸をセットする際は、糸がたるまないよう心がけることもポイントですよ。

ミシンで縫う時にどんな糸を使う?おすすめの糸

ここまでは、ミシン本体のセットを確認してきましたが、次からは、ミシンに欠かせない糸について学んでいきましょう。

糸にはいろいろな太さがあります。
糸のラベルには糸の太さを表す数字が印字されていますので、そちらで確認できますね。

この数字が大きくなるほど、糸の太さは細くなっていくので、糸を選ぶ際にはぜひチェックしてみて下さい。

また、糸には太さだけでなく、多くの種類があります。
絹、綿、麻、といった天然繊維のものや、ポリエステル、ナイロンといった化学繊維などです。

また、それだけでなく、風合い、縫いやすさ、強度といった繊維タイプから選ぶ視点も必要です。
とはいっても、『なかなかそこまでは・・・』というミシン初心者の方には、60番手の糸をおすすめします。

とりあえず、60番手の糸があれば糸調子も合いやすいですし、巾着などの簡単なソーイングには、だいたい対応できます。

もう少し上級者になると、生地の素材や伸縮の有無、用途によって最適な糸を選ぶ楽しみも解るようになります。

ガタガタな縫い目から卒業したら、糸を丁寧に選び、縫い目をあえて目立たせるステッチなどにも挑戦して、ミシンの楽しみの幅を広げていきましょう。

重要パーツ・針を交換すればガタガタ縫い目が解消できる!?

次に、針について考えていきましょう。

適した針を選んでいないと、縫い目が綺麗にならなかったり、目飛びが起きてガタガタになるほか、針が折れてしまうなどの危険もあります。

特に、目飛びが起きた場合は、すぐに針の交換をしましょう。
目で見ても解らないほどでも、たいてい針が曲がっていることが多いからです。

では、早速針の種類について学んでいきましょう。

針にも糸と同じように太さがあり、数字で表記されています。
(品番のあとの♯の数字になります。)

この数字が大きくなると針は太くなり、小さくなると針は細くなります。
これを参考にしながら、生地の厚みに応じて使い分けましょう。

また、生地の厚みだけでなく、生地の性質にも注意が必要です。

伸縮性のあるニット用、丈夫なデニム用、他にも特殊なレザー用など、生地の性質に適した専用針もあります。
このような針は、生地の性質に合わせて、針先の形、材質を変えてあるのです。
ミシンの中でもとりわけ小さなパーツの針ですが、実は、針はもっとも重要なパーツともいえます。

それは、目視では確認できないほどの曲がり具合や摩擦が、仕上がりに大きく影響するほどなのです。

そして同時に、針は消耗品です。
早めの交換を心がけ、縫い目のトラブルを未然に防ぎましょう。

ミシン初心者は力まないで!縫い方のコツ

最後にご紹介するのは、ミシン初心者によくありがちな『布を強めに引っ張ったり押したりしながら縫う』という行為です。

ミシン初心者は、つい一生懸命になってしまいますよね。
とてもいい事なのですが、ほんの少し力を抜いてみませんか?

まずは、生地に両手を軽く添え、ガイドラインから外れないように補佐するくらいの気持ちで、落ち着いて縫い進めてみましょう。

無理に引っ張たり押し込んだりして慌てない方が、きれいな縫い目に仕上がります。

コツはミシンの動きにまかせていく、といった感覚でいることです。

また、ミシンの下糸は元々出やすいので、無理に引っ張ってしまうと下糸がゆるんでしまう可能性があります。

そうなると、結果、縫い目がガタガタになってしまうので、やはり速度を落として、余分な力を加えないように心がけることが大切になってきます。

ミシンをとにかく触ろう!細かい調整もいつかは面白さに!

いかがでしたでしょうか?

ここまで、下糸による縫い目のトラブルを防ぐために、いくつか確認事項をご紹介してきましたが、どれも小さな心がけ次第で解消するものばかりでしたね。

慣れてくると、縫い目の状態を見て『あそこかも!?』『そろそろ針の交換時期かな?』と、およその目安が自然につくようになってきます。

最初のうちは、縫い目の状態をよく見るようにして、どんどん関連箇所を調整してみましょう。
ミシンをいっぱい触って覚えていくような感覚です。

ちょっとしたことで縫い目がガタガタになってしまうとっても繊細なミシン、でもその繊細さがミシンの魅力でもあります。

ぜひ、細かな対処も楽しみの一つとして感じてみてください。

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