エタノールで消毒しても赤ちゃんに害はないの?

  • 2017年10月18日
  • 2019年5月28日
  • 生活

赤ちゃんが生まれると、毎日楽しいけれど同じくらいの心配がありますよね。
中でも消毒の仕方で悩むママも多いのではないでしょうか?

赤ちゃんは免疫力が低いから、あらゆるものに消毒が必要となります。

そんな中、家庭に置いてある消毒液と言えばエタノール、とても便利ですし大人だったら直接肌に使用する人も多いでしょう。

でも、エタノールって赤ちゃんに使っても良いのでしょうか。
大切な赤ちゃんを雑菌から守るために、悩めるママたち必見です。

エタノールで赤ちゃんのおもちゃは消毒できる?

赤ちゃんは新生児の頃はおとなしくお布団で寝ててくれますが、ハイハイなど動き出したらママは大変ですよね。

転がっているものはなんでも口に入れるので、そうそう滅多なものは置いておけずに赤ちゃんのおもちゃばかり転がっているのが現状でしょう。

そんな赤ちゃんのおもちゃ、家にあるエタノールで消毒しても良いのでしょうか?

アルコールですし、赤ちゃんは専用の薬剤でなくてはいけないイメージがありますが、結論から言うとエタノールは使用して大丈夫です。

エタノールは細菌の細胞質を破壊してくれて、なおかつ毒性が低く人体にあまり影響を与えない消毒液です。
揮発性も高く、おもちゃを消毒してもすぐに乾くため、その後赤ちゃんが口に含んでも問題がないと言えます。

人体に影響を与えないなら、赤ちゃんの肌にも使用できそうですよね。

エタノールは赤ちゃんの肌に直接使っても大丈夫?

おもちゃの消毒ができても、赤ちゃんの肌に直接触れるものは特に成分が気になりますよね。
でも、エタノールは赤ちゃんの肌に使用することもできる消毒液です。

ただし、あくまでも必要に応じて使用するようにします。

なぜなら、赤ちゃんの肌にはアルコールの刺激が強すぎるために、たくさん使うと肌荒れなどを起こす可能性があるからです。

それでも、実際に病院ではおへその消毒でエタノールを使用することは良しとされています。
また、予防接種の時には腕の消毒をしています。

このようにどうしても消毒が必要な箇所には使用しますが、外で手を洗う代わりにわざわざ使用する必要はありません。

外出先で食事をする時などは、通常の石鹸で手洗いをすれば十分ですので、エタノールをわざわざ使う必要はありません。

逆を言うと、水道がないところで汚れがついてしまったなどのどうしても必要な場合は、使用しても良いでしょう。

また、赤ちゃんによってはアルコールアレルギーや過敏症によって肌がかぶれてしまう場合があります。
そのため、初めて使用する時にはごく少量で様子を見ましょう。

他にも赤ちゃんにエタノールを使用する時にはいくつかの注意点があります。
この注意点を次で見ていきましょう。

エタノールで消毒する時の注意点

エタノールで赤ちゃんの肌やおもちゃを消毒する場合、どのようなことに気を付ければいのでしょうか?

まず、おもちゃに使用する場合、大量にかける必要はありません。
たくさんかければ消毒効果があるというわけではなく、霧吹きでスプレーするくらいで十分です。

赤ちゃんの肌に使用する場合も同じく少量ずつ使用しましょう。
ただし、切り傷や擦り傷を消毒する時に使用するのはやめましょう。

アルコールは非常に肌にしみるので、赤ちゃんには刺激が強すぎます。
傷口がある時にはきちんと病院で薬をもらうようにしてくださいね。

また、使用するエタノールは消毒用エタノールを選ぶようにします。

薬局などで、私たちが目にすることが多いのは消毒用エタノールですが、他に無水エタノールという水が含まれていない純度の高いエタノールも存在します。

エタノールというものは水が含まれないと消毒効果を発揮してくれないため、無水エタノールを使用する場合は薄めて使う必要があります。

しかし、誤って原液でそのまま使用してしまうと、赤ちゃんはもちろん大人でも肌が荒れるほどに刺激が強いのです。

安心して使用するためには、消毒用エタノールを用意しておく方が良いですね。

ちなみに、無水エタノールは消毒効果が弱くても洗浄能力は高いので、掃除には威力を発揮します。
使い分ける時は置き場所を分けるなどして、くれぐれも間違えないようご注意ください。

赤ちゃんが誤ってエタノールを飲んでしまった!

どれだけ注意を払っていても、赤ちゃんが自分で動き回れるようになると様々な事故が起こりえます。
誤飲もその内のひとつで、目にしたものはなんでも口にしてしまう赤ちゃんは本当に目が離せませんよね。

エタノールを消毒に使用した後、蓋が緩んでいて赤ちゃんが誤って舐めたとします。

舐めた程度であれば、すぐに水分をたくさん摂らせて、しばらく様子を見るようにしましょう。
基本的には少量であれば特に問題はありません。

では、大量にがぶがぶ飲んでしまった場合はどうでしょうか。
あまりないことかもしれませんが、可能性はゼロではありません。

その時は、嘔吐や意識障害などのエタノール中毒になる恐れがあります。
この場合は、すぐに病院を受診しましょう。

また、エタノールが目に入ってしまった場合も、流水で流した後に病院を受診する必要があります。

「出しっぱなしになんかしないから」とそう思ってはいても、あまりにバタバタする毎日を過ごしていると、本当についうっかりということがあるんです。

たとえどんなにしっかりしているママであっても、です。
その時のために、いざという時の対処は覚えておくと安心ですね。

エタノール以外の消毒方法ってあるの?

ここまではエタノールの使用方法や注意点をご紹介してきました。

しかし、他にも赤ちゃんの消毒に使える安心な方法はあるのでしょうか?

まずパッと出てくるのは、煮沸消毒です。
赤ちゃんのもののみならず、消毒と言えばお湯でするのが一番安全なイメージがありますよね。

ただ、煮沸消毒はとても時間と手間がかかり、おもちゃなど高熱で使用できない素材もあるため、注意が必要です。

次に除菌用ウェットティッシュというものがあります。

こちらはノンアルコールタイプのものも多いため、アルコールアレルギーの赤ちゃんでも安心して使用できます。

持ち歩きしやすいので、外でも使用できて便利ですね。

また、スプレータイプの除菌剤の中には、薬品不使用のものや、緑茶のカテキンなど天然由来の成分を使用しているものも多くあります。

電解アルカリ水など、水100%でできている除菌スプレーもあります。

コスト面で言えばエタノールよりも高くついてしまいますが、用途に応じて使い分けるのも良いでしょう。

赤ちゃんには消毒も大事だけど、免疫も大事

ここまで、赤ちゃんの消毒について見てきました。
赤ちゃんは1歳でやっと大人の半分くらいの免疫力がつくと言われています。

そのため、赤ちゃんの使う哺乳瓶やおもちゃなど、消毒が必要なものはたくさんあります。
このように清潔にすることは、とても良いことですので、消毒はとても大事なことと言えるでしょう。

けれども、あまりに消毒ばかりしてしまうと、元々皮膚にいる常在菌まで殺してしまいかねません。
赤ちゃんにも免疫力をつけさせることはとても大切なことです。

そのため、少し汚れたからとすぐに消毒するようでは、赤ちゃんはどんどん菌に弱い子になってしまう可能性があります。

例えば、砂遊びをしてみたり、どろんこや石を触ってみたり、清潔に過ごす中で少しだけ菌に触れてみるのも良いでしょう。

また、毎回エタノールを使用するのではなく、たまには水洗いをするだけでも良いでしょう。

赤ちゃんの月齢によって、その都度合った方法で消毒をしてあげると良いですね。

適度に、でもしっかりと

いかがでしょうか?
大切な赤ちゃんのことですから、ママは心配で気を配ってあげたくなりますよね。

しかし、過度な消毒は赤ちゃんの免疫のことだけでなく、ママも疲れてしまう原因になるかもしれません。

赤ちゃんが産まれると、潔癖症になってしまうママも多いようです。
でも、そんなに無理をする必要はないのです。

適度に、それでも必要な時にはしっかりと消毒をして、大切な赤ちゃんを守ってあげるようにしましょう。