ウォシュレットのコンセントを抜く前に出来る節電方法とは?

節約をしようと考えている方にとっては光熱費の見直しは欠かせません。

節電といえば、エアコンや冷蔵庫などがまっさきに頭に浮かぶのではないでしょうか?
実は、トイレのウォシュレットも電気代がかかっているのですが、案外意識されていないようです。

ウォシュレットのコンセントは抜いたほうがいいのか抜かない方がいいのか、その他節電になるウォシュレットの使い方などをお話していきます。

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節電するならウォシュレットの電気代を意識してみよう!

あまり知られてはいませんが、ウォシュレットには貯湯式と瞬間式があります。

ウォシュレットの電気代の目安は、「経済産業省2016年冬版の省エネ性能カタログ」によると、

貯湯式:年間3,650円~4,940円、月々304円~412円
瞬間式:年間1,570円~3,320円、月々131円~277円

ほどになっています。

ただし、これは省エネ達成率100%の商品を目安として換算しているので、古いタイプのウォシュレットを使っているお家ではもっと高くついているはずです。

「なんだそれくらいなら」と思うかもしれませんが、塵も積もれば山となるです。

他の家電の電気代と比べてみると、照明器具1台分と同じくらい、テレビやヘアドライヤーの2倍くらいの電気代がかかっているのです。

しかし、使い方次第では、ウォシュレットの電気代を半分近くに抑えることができるかもしれません。

節電の方法には、コンセントを抜いて待機電力を抑えるという方法がとられることはよく知られていることでしょう。

それでも、ウォシュレットのコンセントは抜かない家庭がほとんどのようです。
結論としてはコンセントを抜く方がもちろん節電にはなります。

しかし、家族が多いとなかなかそうもいきません。

また、理由は後ほどお話しますが、ちゃんとした手順でコンセントを抜かなければウォシュレットに不具合が起きる可能性もあります。

まずは正しいウォシュレットの使い方をして、掃除やちょっとした工夫で節電をしたいものです。

なお、ウォシュレットのタイプですが、瞬間式の方が貯湯式より電気代は安いですが、設備投資は高くつきます。

購入の際は予算を考慮してどちらがいいか考えてみましょう。

ウォシュレットのコンセントを抜く際の注意点

節電のためには、コンセントを抜いて待機電力を抑えるのが基本中の基本です。
ウォシュレットもコンセントごと抜いてしまうのが一番の節電になります。

しかし、注意点もあります。
そこで、ここでは詳しく注意点をご説明していきましょう。

まず、コンセントを抜く際には、リモコン部分の便座や水温の調節装置のところを先にOFFにしてから、コンセントを抜くようにしましょう。

くれぐれもスイッチが入った状態でコンセントを引き抜かないようにしてください。

パソコンを例に挙げると、すべてのアプリを落してからシャットダウンしますよね。
それと同じように、まずは手元のスイッチから切るのが鉄則です。

節約するつもりが、ウォシュレットの機能に不具合を起こす羽目になり、修理や買い替えになっては元も子もありません。

そして、コンセントの抜き方で、コード部分を持って引き抜かないということです。
ちゃんとコンセント部分を持って抜きましょう。

また、長く使わないでいることにより、ウォシュレットのノズル部分に付着した水垢や汚れが固ることがあります。

そうなると次に使うときに「水が出ない!」という事態になってしまいます。
そうならないためにも、出来るだけ定期的にノズルを綺麗に掃除をしておくことが肝心です。

そして、コンセントを定期的に抜く場合、冷水から温水になるまでに少し時間がかかります。

このことを理解していないと、人数が多い家庭や小さなお子さんがいる家庭では、ウォシュレットのメリットを最大限に発揮出来ません。

このような注意点があることを知ったうえで、コンセントを抜きましょう。

ウォシュレットのコンセントを抜かなくても節電はできる

ウォシュレットのコンセントを抜くことが節電になることを伝えましたが、それ以外で一番節電につながるのは、「こまめにリモコン部分のスイッチを切る」という方法です。

1日のうちで長く留守にすることが多い家庭では、特に有効ですので実行してみましょう。
ただし、こちらも冬場や家族が多い場合は不向きです。

また、付けたり消したりする頻度が多い場合には節電の効果も薄く、電子部品にも負担がかかってしまいます。

そこで、どんな家庭でもできる節電をご紹介します。

まず、便座や水温の温度、水圧の調節をするということです。

当たり前ですが、設定温度を高温にすればするほど、電気代がかかってしまいます。
そして、ウォシュレットの水圧も強くすればするほど、消費電力は大きくなります。

さらに、必要以上の水圧は、水が周辺に飛び散り便器周辺を汚してしまいます。

基本的には水温を中温に設定し、夏場は水にしても十分でしょう。

高温に慣れていると低くすると物足りなく感じてしまうかもしれませんが、それも慣れてしまえば案外大丈夫です。

便座の温度も座ったときに、ヒヤっとしない程度で十分なはずです。
そして、夏場は水に設定すると言いましたが、便座の電源を切ってしまってもいいでしょう。

また、中には強い水圧で洗浄をしないと気が済まないという人もいます。

たまにそういうことをするのであれば問題はないですが、毎回となると、ちょとやりすぎです。
肛門付近の必要な皮脂までも、洗い流し過ぎてしまいます。

ときに肛門の中まで洗浄するという人もいますが、こちらも毎回だと粘膜を傷める危険性があります。

それも高温で高圧にするとかなりの洗浄力になり、私たちの体を守ってくれる善玉菌まで洗い流してしまうことにもなります。

清潔にすることは大切ですが、やりすぎは禁物です。

節電の観点だけでなく、人体的に考えても、便座や水温の設定温度を中温以下に、水圧も低めに設定しましょう。

健康、節電、マナー、3つの理由から便器のフタを毎回閉めよう

トイレを使用した後、便フタは閉めますか?
開けたままにしていますか?

実は、毎回便器のフタは閉めた方が節電になります。
フタを開けたままでいると放熱のため、電気代が余計にかかってしまうのです。

ウォシュレットのコンセントを抜かなくても節電できる方法で簡単に出来ることなので、ぜひ閉めましょう。

そして、便器のフタを閉めることは節電以外で健康面で大きなメリットになるのです。

実は、用を足した後、フタを開けたままにして水を流すと、目にはみえない細かな水しぶきが2メートル近く四方に飛び散っているのです。

この水しぶきと一緒に排泄物や菌もたくさん飛び散ってしまいます。
フタを閉めないで水を流してしまうと、菌や排泄物の一部を吸い込んでしまっているということになります。

想像しただけで気持ち悪いですよね。

そして、飛散した菌は空気中に漂い、トイレの壁や床、トイレットペーパーやタオルに付いてしまい自分だけでなく家族にも影響が出る場合があります。

水を流す前に便器のフタは必ず閉めましょう。

とはいえ、毎日の健康チェックのために自分の排泄物を確認することはとても大切です。

そこで、排泄後は、

①排泄物を目視確認
②フタを閉め
③最後に水を流す

という順序にすると問題は解消されます。

そして、便器のフタを閉めることは健康面や節電の意味の他にも、次の人が気持ち良く使うためのマナーとしても大切なことです。

節電はコンセントだけじゃない!こまめなノズル部分の掃除から

ウォシュレットのノズルの掃除はこまめにしていますか?

先にコンセントを抜くなど、長くウォシュレットの機能を使わない場合は事前にノズルの掃除をしないと、水垢やカビが固まることがあるというお話をしましたね。

ノズルの掃除をすることは直接節電にもつながり、衛生面でもとても大切なのです。

掃除は大掛かりなことをたまにするより、簡単なことをこまめにすることでかえって手間がかからなくなるものです。

ウォシュレットのノズルのところに黒ずみを見つけて、ぞっとすることはありませんか?
この黒ずみのあるところから出て来る水で、お尻を洗っているのかと思うと嫌ですよね。

この黒ずみは実は、水垢やカビによるものです。

不衛生だけでなく、ノズルに汚れや垢が付いていると水の出が悪くなり、電気代も余計にかかってしまいます。
そして、汚れによるつまりが原因で修理や取り替えとなると大変です。

ただ、ウォシュレットの掃除には注意点があります。

ウォシュレットには、電子部品がたくさん使われているので、水をかけると故障の原因にもなるのです。
もちろん、ノズル部分はもともと水が出て来るところなので大丈夫なのですが、問題はリモコン部分です。

乾拭きも静電気が発生してしまい、電子部品に悪影響を及ぼす可能性があるため、適していません。

今はトイレ用洗剤がたくさん出回っていますね。

これらをティッシュにつけて便器やリモコン部分を拭きとってあげるか、掃除用のシートを使ってもいいでしょう。

このとき、直接洗剤を吹き付けたりはしないようにしましょう。

ノズル部分はウォシュレットのノズル掃除機能のスイッチを押してノズル専用洗浄剤などを利用し、こまめな掃除を心がけたいものです。

ノズルは細くて壊れやすいので、手できつく拭いたりしないようにしましょう。

健康にも節電にもつながる正しいウォシュレットの使い方

それでは、最後にもう一度、健康や節電につながる正しい使い方をまとめてご説明しましょう。

ウォシュレットは、使い方ひとつで健康や節電に差が出ます。

排便前にウォシュレットの水圧を強にして、お尻に当てて、排便を促す目的の人もいます。
しかし、それに慣れてしまうとウォシュレットを使わないと出ないようになってしまうのです。

ウォシュレットを利用する一番の目的は、排泄後にお尻周辺をきれいに洗うということですので、排泄前の使用は適切ではありません。

もちろん、電気代も倍かかってしまうことになります。

また、排泄後の洗浄にかける時間ですが、何秒間くらい使用していますか?
理想は5秒~6秒で十分だと言われています。

コンセントを抜いたりスイッチをOFFにしなくても無駄な使い方をしないことで節電できるのです。

ウォシュレットの使い方は、

①排泄
②ティッシュで拭きとる
③ウォシュレット中程度以下の水圧と水温で5秒~6秒
④もう一度ティッシュで拭きとる

という手順が理想的です。

ウォシュレットだけで汚れを落とすのは無理だと思っておきましょう。
ティッシュと併用することでティッシュ代はかかりますが、節電にはつながります。

節電のためにウォシュレットの使い方の見直しをしてみよう

ウォシュレットで節電というのは盲点だったという方もいるでしょう。

こまめにスイッチを切ること、便フタを閉めたりや水温水圧調整をすることのほか、ノズルの掃除をすることでコンセントを抜かなくても節電になるのです。

さらに健康面でもメリットが多いというのは知らない人もいるでしょう。

この機会に、ウォシュレットの使い方を気にしてみましょう。