白とオレンジが生活と睡眠にもたらす効果をご紹介

皆さんは、お部屋をコーディートする際、どういった点をポイントにしていますか。

暖色系を基調としたアジアンテイスト。
寒色系を基調としたヨーロッパテイスト。

お部屋をコーディネートするにあたって、「色」は、お部屋の雰囲気を決める最も重要なポイントになります。

今回は、白や青などの寒色系、赤やオレンジなどの暖色系の「色」がもたらす効果をご紹介します。

この記事がお部屋をコーディネートする際のお役に立つことができれば幸いです。

白とオレンジがポイント!お部屋のコーディネート

お部屋をコーディネートする際にポイントとなるのが、「色」です。

お部屋を改造するときに、自分の好きなアイテムをたくさん置いてみたら、統一感がなくなってしまったという経験はありませんか。

テーマを設けてお部屋をコーディネートしようと思っても、どこから手を付けてよいのかわからず悩んだ経験がある方も多いかもしれません。

そんなとき、「色」を中心に考えてみると、理想のテイストがイメージでき、簡単に統一感を出すことができます。

ヨーロッパテイストなお部屋にしたいと考えている方は、「白」や「青」などの寒色系の色をテーマにアイテムを揃えると、ヨーロッパのリゾートのような雰囲気のお部屋に近づきます。

また、アジアンテイストなお部屋にしたいと考えている方は、「赤」や「オレンジ」など、暖色系の色をテーマにアイテムを揃えると、アジアの南国リゾートのような雰囲気に近づきます。

「色」は、お部屋の雰囲気を左右する最も重要なキーワードになります。

お部屋の雰囲気を変える色!白とオレンジ

お部屋をコーディネートするとき、「色」を決めることで、統一感のあるお部屋になります。

よく、暖色系や寒色系、無彩色いった言葉を耳にしますが、漠然としていて、どの色が暖色なのか、寒色なのか、よくわからない人も多いかもしれません。

暖色とは、「赤」、「オレンジ」、「黄色」など、火をイメージする色です。
反対に、寒色は、「青」、「水色」など、水や氷をイメージする色です。

「白」、「黒」、「グレー」も寒色のグループに入ります。
落ち着いた色と考えるとイメージしやすいです。

この「暖色」と「寒色」のグループに属さない色を「中性色」といいます。

中性色は、「緑」や「紫」指します。

火と水をイメージした暖色や寒色からは、「熱い」、「冷たい」といった温度を感じ取ることができますが、緑や紫は色から温度を感じないので、目にしても温度を感じないのが中性色と覚えるといいかもしれません。

白やオレンジがもたらす影響!お部屋にうまく取り入れよう

「色」は、人間の心理に大きな影響を与えます。

「赤」や「オレンジ」などは、興奮作用がある色で、体温を上げる効果があります。

また、お部屋を明るい印象にするので、家族で過ごすことが多いリビングを暖色系にすると、家族みんなが明るい気持ちになり、ぬくもりのあるお部屋になります。

アジアンテイストで南国風のお部屋にしたい方も暖色系のアイテムを揃えると、あたたかくエキゾチックンな印象になるのでおすすめです。

しかし、お風呂や脱衣所などを暖色系にするのは、おすすめできません。

お風呂であたたまった体をさらにあたためてしまい、クールダウンができなくなるからです。

お風呂や脱衣所は、冷たい印象のある「白」や「青」などの寒色系にすると、クールダウンができるのでおすすめです。

また、寒色系の色は、精神を落ち着かせ、集中力を高める効果もあるので、勉強部屋や書斎を寒色系の色で統一すると、物事に集中して取り組みやすいお部屋になります。

ヨーロッパテイストのお部屋にしたい方も寒色系の色で統一すると、涼し気なヨーロッパリゾートのような雰囲気に近づきます。

色がお部屋にもたらす効果!白やオレンジが効果的

「色」は、人間の精神に大きな影響を与えます。

お部屋の色を変えることで、気分や精神状態が変わるので、お部屋ごとにテーマとする色を変えてみるといいかもしれません。

そこで、色別に精神にもたらす効果をご紹介していきます。

まずは、「白」です。

「白」は、清潔感を与え、最もお部屋に取り入れやすい色です。
気分をリフレッシュさせる効果があり、常に新鮮な気持ちになるので、飽きにくいのも特徴です。

壁紙や襖、障子なども白で、そこに合わせてコーディネートしていくイメージです。

「白」は、お部屋に広い印象を与えるので、リビングを「白」で統一すると、奥行きのある広々とした雰囲気になります。

次に、「オレンジ」です。

「オレンジ」は、ポジティブな気分させたり、リラックス効果もあるお部屋に取り入れるとメリットが多い色です。

また、オレンジは、食べ物をおいしく見せる効果もあります。
家族で食事をするダイニングを「オレンジ」で統一すると、いつものごはんがより一層、おいしくなります。

白とオレンジをお部屋にうまく取り入れよう

「色」は、人間の精神にさまざまな影響を与えます。

どの色も一長一短で、よい所もあれば悪い所もあります。

例えば、「赤」は、気分を明るくし、あたたかい印象を与えますが、興奮作用もあるので、神経が高ぶったり攻撃的になってしまうというデメリットもあります。

また、「青」は、知的な印象を与え、精神を落ち着かせる効果がある一方、ナーバスな気持ちや不安を引き起こす色でもあるのです。

デメリットを考えると、これらの色をお部屋に取り入れるのは難しいですが、メリットが多くデメリットがあまりない色もあります。

その色は、「白」と「オレンジ」です。

「白」は、ウェディングドレスにも使われるように、「はじまり」をイメージする色です。
気分を一新させる色で、飽きが来ません。

お部屋を白で統一すると、長い間、フレッシュな気持ちで過ごすことができます。

また、「白」は、マイナスな感情を引き起こさない唯一の無害な色といえます。

「オレンジ」は、太陽や生命をイメージする色で、ポジティブな感情を引き出してくれます。

「赤」ほど強い興奮作用がなく、緩やかに気分を高め、明るい気持ちにさせてくれます。

また、リラックス効果や体温を上げる効果もあるので、寝室の照明をオレンジに変えると、落ち着いたあたたかい気持ちで就寝前の時間を過ごすことができ、気持ちよく眠りにつくことができます。

白とオレンジは、お部屋づくりに欠かせない色

「白」は、生活の基礎的な役割を担い、「オレンジ」は、生活にビタミンを与え、より明るく、楽しい気持ちにさせる役割があります。

「白」は、何色にもあう順応性を持っています。

寒色系のグループに属しますが、冷たい印象はなく、アジアンテイストな南国風のお部屋にあっても邪魔しません。

また、主役にもなることができ、「白」を基調としたお部屋は、広くて清潔感のある印象を与えます。
一方、「オレンジ」は、飲食店やリラクゼーション施設でも多く取り入れられている色です。

なぜかというと、「オレンジ」は、太陽をイメージし、周りを明るく照らす効果があるからです。

食べ物を扱う飲食店では、照明や内観を「オレンジ」にすることで、料理をより一層おいしく見せる効果があり、食欲も刺激します。

また、リラックス効果もあるので、リラクゼーション施設の照明や内観をオレンジにすることで、顧客がリラックスきた気持ちでマッサージなどの施術を受けることができます

白とオレンジは、生活に欠かせない魅力的な色

「白」と「オレンジ」が生活にもたらす影響をご紹介してきましたが、役立つ情報はありましたか。

「白」は、飽きのこない万能な色。

「オレンジ」は、生活に活力を与えるビタミン剤のような色。

二つの色の特性を知ることで、より豊かなな生活を手に入れることができます。

お部屋に、「白」と「オレンジ」をうまく取り入れ、快適な生活をお過ごしください。