マットレスは簡単に圧縮できるのか?その方法と種類とは!?

圧縮できるといえば、良く聞くのはお布団ですね。

圧縮袋を利用すると掛け布団はもちろんのこと、敷布団まで簡単にご家庭で圧縮しでき、収納のスペースを稼ぐのに一役買っています。

そのお布団の下に敷くマットレスは、どうでしょうか。

マットレスを家庭でも簡単に圧縮できるのか、その方法と種類などのお話です。

マットレスは家庭で圧縮できるのか

一見、凄く硬そうに見えて扱いづらい、マットレス。
マットレスは家庭で圧縮できるのかどうかといえば、イエスであり、ノーでもあるといえます。

お布団は「お布団の圧縮袋」を使って圧縮が可能です。

マットレスの専用圧縮袋というのはなく、もし圧縮するならお布団の圧縮袋を使って行います。

一時はとても高価で、一般家庭で購入するにはかなり悩むものでした。

しかし、現在では100均などでも見かけるようになりました。
ご家庭で、手軽に圧縮できる環境にあるといえます。

ただ、お布団と違って、マットレスは硬いというイメージがあります。
それに折りたたむのでさえ、ごわごわとして手間がかかり大変です。

実は、圧縮袋に入れることができる厚みのものであって、その材質が圧縮できるものであるなら、マットレスであっても圧縮できるのです。

しかし、前述のような条件にすべてのマットレスが合っているわけではないので、全部圧縮できるとは限りません。

そこを踏まえたうえで、マットレスを圧縮して収納しましょう。

簡単にできる、マットレスを圧縮できる方法とは

ご家庭で手軽にマットレスを圧縮できる方法の代表格としては、やはり布団圧縮袋を利用することが第一に挙げられます。

お布団と同様に圧縮袋に入れて、不要な空気を抜いて圧縮するといった方法は、セットすればたったの数秒で終了する簡単な作業です。

マットレスの厚みや材質で圧縮できるかどうか変わってきますが、主婦でもできる圧縮方法はこれしかありません。

しかし、この布団圧縮袋を使うにあたって、正しい使用方法を知っていないとお布団であれ、マットレスであれうまく圧縮できません。

圧縮袋をうまく活用するためにも、最低限の基本使用法をマスターしておきましょう。

意外に知っているようで知らないでいる、ちょっとしたコツなどを実行することで、綺麗に圧縮できるものなのです。

圧縮するときに空気が漏れないようにするといった些細なことでも、かなり重要なポイントになったりします。

また、マットレスを扱うには、一人より二人で作業した方が確実にうまく作業ができます。

マットレスを圧縮できる方法を行う際に気を付けることとは

マットレスを圧縮できる方法を正しく実行するには、特に注意しておいた方が良いことが何点かあります。

まずは、圧縮袋はどのようなものが一番良いのかということです。

コストを考えれば100均のようなとても安価なものも考えられますが、繰り返し使う場合の袋の強度や、それなりの圧縮性能などを考えれば、ある程度のお値段のものを購入する方をおすすめします。

安いものは袋自体が比較的薄くできており、収納時や繰り返し使うことで破損する恐れがあります。

また、圧縮時の密閉度にも差が出てきます。

圧縮する時に少しでも空気が漏れてしまっては、失敗に終わってしまいます。

特に安いものはチャック部分がしっかりしていないものが多く、お布団の圧縮でさえ不完全に終わってしまう場合があります。

収納袋を選ぶ際には、これらの点を良く考えて購入しましょう。

また、圧縮するマットレスの材質にも注目しましょう。

低反発のウレタンではうまく圧縮できた場合でも、いざ使うときに出したら薄くつぶれてしまったままになってしまい、使い物にならないという場合があります。

対して高反発のマットレスは、圧縮後に使うには何の問題もありませんが、梱包するのに高度な圧縮技術を使っており、家庭での圧縮には向いていません。

機能性を追求した高価なマットレスの圧縮は、使いたいといった時に戻しきらないことがありますので、できれば避けた方が良いでしょう。

ただし、コットンや通常のウレタンなら、圧縮の効果が期待できます。

マットレスを圧縮できる圧縮袋の正しい使用方法!

マットレスを圧縮できる圧縮袋を正しく使うことで、綺麗に圧縮して保存できます。

まず第一の基本は、圧縮袋にマットレスがぴったり収まるかです。

当たり前のことですが、ちょっとでもはみ出すような厚みがあれば、チャックが閉じ切らずに当然うまくいきません。

圧縮しようとするマットレスは、薄いものだけにしましょう。

取扱説明書を良く読み、チャック部分を雑巾で水ぶきしておきます。
水ぶきすることでチャックの密閉度を高くします。

次にチャックがうまく開閉できるかを、何度も確認してみてください。

チャック式の場合に圧縮の要となるのが、空気の漏れがないかどうかにかかってきます。
掃除機の先端のスペースのみを残してあとはきちんと締められるか、始める前に十分確認しましょう。

圧縮したら掃除機のノズルを素早く引き抜き、すぐにチャックを締めるのですが、このときにしっかり締め切らないと圧縮が不完全で終わってしまいます。

とにかく、「素早く」「正確に」がうまく圧縮するのに肝心な作業です。

また、ちゃんと圧縮できているかは目視で確認するだけで十分です。
無理やり抑えたり叩いたりしないで、作業を終えたら速やかに収納しましょう。

収納するときも、できるだけ丁寧に運ぶことを心がけます。

手荒に扱って、チャックが動いたり破損したりしたら圧縮の効果がなくなる恐れがあるので十分注意しましょう。

圧縮できるマットレスの種類とはどのようなものがあるのか

圧縮できるマットレスの種類は、前にも述べたように薄い厚みのものが適切です。
どんなに圧縮に適している素材であっても、収納する圧縮袋より大きければ圧縮できません。

機能を重視した素材のものは、圧縮を避けましょう。

例えば、低反発のウレタンや、高反発の厚みがあるマットレス、スプリングが内蔵されているマットレスなどです。

低反発ゆえに使おうとして出してみたら、使い物にならないくらいぺったんこになってしまったといった事例は多くあります。

また、スプリングが内蔵されているものについては、圧縮する効果がないという理由から避けた方が良いといえます。

比較的柔らかいベビー寝具などに使われているマットレスなどは、大変効果的に圧縮ができるので、使わないけれど保管したい場合は、圧縮して収納するのが良いでしょう。

大人用であっても綿などの素材や通常のウレタンなどなら、とても簡単に圧縮が可能です。

正しい使用法さえ行っていれば、あまり長期にわたって収納していない限り、元に戻して使うのも楽にできます。

圧縮できるマットレスを選ぼう!

こうしてみるとマットレスも圧縮できるものを選んで使った方が、いざ収納するときに大変便利な感じがしてきますね。

収納の場所が多く取れる間取りの家に住んでいるならまだ良いのですが、基本的に収納場所が少ないのが現状です。

特に収納に困るのが、マンションやアパート、社宅などの集合住宅にお住いの場合です。

押入れも収納スペースも数が少なく、幅が狭いといったところに衣類などの収納で手一杯になっていることが多いものです。

そこでお布団圧縮をする際に、今は使わないけれど取っておきたい薄手のマットレスがあったら一緒に圧縮して収納してしまうと良いでしょう。

新規に購入する際にマットレスの機能を見て圧縮できるタイプのものでしたら、できるだけ薄いものを購入しておけば、今までお話した方法で圧縮してコンパクトに収納できるので、大変使い勝手が良いといえます。

使わない時に収納しておき必要になったら出してきて使うといったことが、大きなスペースを使わずにいつでも簡単にできるので、とても重宝します。

圧縮できるマットレスをご家庭で使う

これまで、圧縮できるマットレスのお話をしてまいりました。

主婦にとってお布団やマットレスなどの大物の収納は、大きな悩みの一つですね。

特に今回題材にしたマットレスなどは、そのままでは収納するのにがさばって大変困る代物です。

お家に薄手のマットレスがあり、かつ、材質に問題がなければ圧縮できるものは圧縮してしまいましょう!

また、これから買い替える際には収納することも前提の上でできるだけ圧縮できるものを選んで購入するようこころがけると、収納場所に悩まず良いですよ!