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賃貸住宅の退去時、フローリング傷の補修費用は借主が負担?

2017.1.11

賃貸住宅のフローリングに傷が出来てしまった場合、退去時にその補修費用は請求されるのでしょうか?

大家さんか入居者どちらの負担になるのかは、傷の原因や傷つき方によって変わるとも言われていますが、一体どんな違いがあるのでしょう。

フローリングを綺麗に保つための、傷防止グッズもご紹介します!

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賃貸住宅の退去時にかかる費用は契約書を確認!

入居時に賃貸契約書を読み込む人は少ないのですが、そこに契約のすべてが書かれている重要な書類です。

契約内容は賃貸によって異なっているので、本来なら契約する際に疑問点は解決しておかなくてはなりません。
それでも契約内容は似たり寄ったりしています。

退出時のクリーニング代や修繕費については入居者だけが負担するものではありません。
居住年数によって負担割合が変わってくるのが普通です。

長い時間をかければ、放っておいても家は劣化して、それと同時に不動産価格も低下します。
それを居住の状態に戻せというのは無理があるということです。

退去時に負担が発生する場合をご説明します。

◯カーペットに飲み物などをこぼして放置してできたシミ・カビ。
◯冷蔵庫下の拭いても取れない水漏れ跡。
◯手入れや掃除を起こった場合の畳やフローリングの色落ち。
◯タバコのヤニ汚れ。
◯ペットが作った傷。
◯引っ越し作業で生じた傷。
◯入居者の過失によるフローリングの大きなへこみ。
◯落書き・クギ穴・ネジ穴、結露の放置によるシミ・カビなど壁の傷。
◯台所・ガスコンロ・換気扇の手入れを怠った場合の油汚れ。
◯風呂・トイレ・洗面台の手入れを怠った場合の水アカ。
◯庭の手入れ不足で生い茂った雑草。

また、入居時に床や壁などをカメラや動画で撮影しておけば、最初からあった傷だと証明できます。

それを入居時に不動屋さんに立ち会ってもらうなどしてもらい、情報を共有しておくと良いでしょう。

賃貸住宅のフローリング傷!退去時に負担が必要なのはどんな傷?

賃貸アパートの退去時の負担として、一番心配になるのはフローリングの傷です。
フローリングの傷は、原因や傷の大きさによって負担が変わってきます。

東京都の物件の東京ルールと呼ばれるルールがあります。
正確には『賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書』という名前のガイドラインです。

そこに退去時に負担するべきか否か記載されているので、それを確認していきましょう。

・フローリングのワックスの剥がれは、大家さん負担です。

フローリングのワックス剥げは自然と起こりますし、ワックスがけをすることは日常生活の掃除の範疇を超えているという判断です。
つまりどちらかと言えば、ワックスがけは物件の維持管理の意味合いが強いということです。

・フローリングの色落ちは、大家さん負担です。

入居者の管理が悪くて発生した色落ちはさすがに入居者の負担となりますが、日光でも自然と色落ちしてしまうので、原状回復費用は大家さんが負担すべきと考えられています。
・キャスターの付いた椅子による傷は、入居者負担です。

まず間違いなく入居者負担となります。
キャスターを転がせばフローリングに傷がつくことは容易に予想できるので、それでも傷をつけたのだから入居者が負担するべきということです。

そのためキャスターの使用は細心の注意を払ってください。

賃貸住宅のフローリング傷、補修すれば退去時に費用請求されない!?

賃貸アパートのフローリングに1cmの傷をつけてしまって、補修キットで自分で補修した場合はどうでしょうか。

退去時に補修の負担をすべきでしょうか。
結論から言えば負担が発生します。

傷の大きさにもよりますが、1cmというのは生活で発生する生傷とは考えられず、故意過失と判断されて、補修の負担は入居者が払わなくてはなりません。

補修キットを使ったということですが、退去時にそれが問題になることはありません。
補修したか否かにかかわらず、傷に対して補修費用を負担しなくてはなりません。

通常使用による生傷だと大家さん負担なので、フローリングの傷についてはそうそう気にする必要はないかもしれません。

そして、負担することになったとしても張替えではなく一部補修ということになるでしょうから、1万円前後の負担となるはずです。

そして、賃貸契約する場合には家財保険や借家人賠償責任補償に入っていることが普通です。
借家人賠償責任補償は、火災災害や水漏れなど補償範囲が広くて便利ではあるのですが、認知度が低いため請求漏れが多いです。

もしかすると退去時の修繕費用は全部、借家人賠償責任補償でまかなえるかもしれないので忘れず確認しましょう。

賃貸住宅のフローリングを綺麗に保つには?

賃貸アパートのフローリングを傷つけてしまうと退去時に補修の負担を求められることもあります。
そのため、フローリングはきれいに保って傷つけないようにしましょう。

冷蔵庫やベッドは重たく定位置にあるので、フローリングに跡がついてしまうことが多いので、重い物を置く場合は専用シートを敷いて傷やへこみを軽減するように心がけましょう。

そして、キャスターつきの椅子は動かすたびにフローリングに傷をつけると考えてください。
そのため、キャスターつきの椅子を使う場合はシートを敷かなくてはなりません。
椅子用のシートなら滑り止めもついているのでズレてしまう心配はありません。

フローリングにマットを敷いてしまうのも一つの手です。
フローリング用マットだとパーツを組み合わせて必要なスペースに敷き詰めていくことができます。
傷を防止してますし、汚れたら交換することですぐにきれいになります。

また、マットにはいくつかの種類があって、落ち着いた色だったりカラフルだったり、下の階に騒音が響き難いように弾力があったりします。
子どもが走り回ったり転んだりしたときも弾力性のあるマットなら安心だと言えます。

寝室のフローリングにベッドを置く際の傷防止グッズ①

賃貸アパートのフローリングに傷をつけて、退去時に補修費を負担したくない。
それでもベッドは置きたい。

そういうことならベッドの足に傷防止グッズである傷防止フェルトをつけましょう。
傷防止フェルトにはいくつか種類があります。

貼るタイプなら、最大の特徴はリーズナブルということです。
一番安く、そして簡単に傷を防げます。

四角や丸などベッドの足の形に合わせて選べますし、自分でカットするタイプなら自由に形を選択できますし、貼るだけなので取り付けや張り替えが簡単です。
また、見た目がすっきりしているのもメリットです。

弱点としては椅子などの細い足には取り付けてできないことです。
そして、椅子などのように動かすものだと、フローリングが剥がれてしまうので使えません。

靴下タイプなら、靴下を履かせるようにフェルトを装着できます。

貼るタイプより剥がれ難いですが、足のある家具にしか装着できず用途が限られています。

打ち込むタイプなら、家具の足に金属でフェルトを固定できます。
一番剥がれ難いタイプであり、見た目がすっきりしているのも大きな特徴です。

弱点としては打ち込んだ金属によって家具が傷つくことです。
さらに取り付けは手間で、フェルト部分は磨り減っていくので、ずっと使えるわけではないのに取り替えるたびに家具に傷が増えていってしまうことです。

寝室のフローリングにベッドを置く際の傷防止グッズ②

フローリングの傷防止グッズは、傷防止フェルトだけではありません。
自作するなら、足の下にスポンジを貼り付けておくだけでも良いです。

百円ショップにも同様の方法で傷を防止しているグッズがあります。

また、自作ということなら、コルクを使ったコースターも活用できます。

コルクだとハサミで簡単にカットできるので、家具の足に合わせた適した大きさのマットを作れます。

フローリング全体にラグマットやコルクマットを敷いてしまうのも一つの手です。
ただ、ラグマットの毛が長い場合は、ベッドの下のゴミを吸い出し難くなってしまうことがあります。
それでもルンバのようなお掃除ロボットならきれいに掃除してくれます。

ホテルなどのようにタイルカーペットが敷き詰めることでも同じように良いでしょう。
また、賃貸アパートの退去時にもマットを回収するだけなので簡単です。

他にベッドを見直すという方法もあります。

最近のベッドにはチェストのような収納が付いたタイプあって、そのようなタイプだと床面とベッドが密着して、それだとフローリングに傷が付き難くなると思います。

引きずらないようにベッドを固定してしまえば、傷は最小限になることでしょう。
さらにゴム製のマットを敷くことで安心感が高まります。

退去時には契約書を確認しましょう

フローリングの色落ちやワックス剥げは大家さんが負担するようですが、自分で作ってしまった傷は、小傷でも費用請求される可能性がありますので注意してください。

「自分で補修すればOK!」っていうのは間違いです。

補修してあるから問題無いということはなく、傷に対しての補修費用は請求されます。

賃貸住宅では、日頃からフローリングに傷をつけないように気を配ることが大切です。

傷防止グッズを活用して、できるだけ綺麗に保ちましょう。

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