6畳の和室でもおしゃれに。畳のお部屋のコーディネート方法

6畳の和室でもインテリアにはこだわりたいですよね。
和室ならではの雰囲気は、日本人としてやはり心が落ち着きます。

最近の和室は、現代風にアレンジしてあり、とてもおしゃれですよね。
畳のお部屋は、コーディネート次第で個性溢れる素敵な空間を作ることができます。

6畳のお部屋でも、デッドスペースを利用すれば、広く使うことが出来ますよ。

和畳のある暮らし

障子や襖、畳などが使われている和室は、日本の古き良き伝統を感じることが出来る独特の部屋です。

寝転がればイグサの香りが気持ちを落ち着かせてくれますし、さらに熱を溜め込んで一定の温度を保つことが出来る上、湿気を吸い取るという性質を持っているので、部屋の空気を上手にコントロールしてくれます。

和室を備えている賃貸物件は安いところが多いため、金銭面にも優しいという利点もあります。
古い家を使ったカフェなども増えてきており、その古びた雰囲気は若者を中心に好評であると言われています。

難点は、畳が傷みやすいため、重い家具を置くことには向いていないということでしょう。
寝る時は布団を畳の上に敷き、収納スペースは押し入れを使用するので、そもそも家具を設置する場所ではないのです。
大きめの家具を置く時は、畳を保護するためにも、下に板などを敷きましょう。

また、和風の部屋には洋風の家具や小物が馴染まず、コーディネートしにくいと感じる人も多いようです。

6畳の部屋をくつろげる空間にコーディネート

6畳の部屋はくつろぐにはもってこいですが、狭いのであまり家具を置けません。
家具の数が少なくても、見栄えが良くなるコーディネートを考えましょう。

コツは、家具をシンプルなものや自然なものにしたり、同じ色で合わせることです。
収納は、見せる部分と隠す部分を上手く使い分けましょう。

和室は、天井が低いので、家具の背丈も低めにすると圧迫感がなくなります。
座卓やちゃぶ台などがぴったりですし、折り畳めるタイプを使えば場所も取りません。

昼間は、カーテンの代わりに簾を掛けるのも良いでしょう。
夏場なら見た目からも涼しさを感じられます。

家具は、あえて古いものを置けば、畳との相性も抜群です。

間接照明はシンプルで使いやすいものからレトロな雰囲気が漂うもの、デザインを重視したものなど実にいろんな種類があります。
部屋のイメージと合う照明を使うことが重要なので、しっかりと選んで下さい。

洋風の家具や小物を好む人も多いかと思われますが、それらと和室を組み合わせるのは難しいことです。
しかし、不可能ではないので、試行錯誤を繰り返して、自分がリラックス出来る空間を作り上げて下さい。

6畳の部屋・・一人暮らしのインテリアコーディネート

6畳の部屋を上手くコーディネートするのは難しいものですが、北欧ファブリックは意外と和室に合うものです。
和と洋を組み合わせると一風変わった雰囲気の部屋を作り出せます。

例えば、ソファを置くだけでもイメージは変わります。
色は、和室と馴染む茶色や緑を選び、シンプルなデザインのものが良いでしょう。

背丈は、低めをおすすめします。
これなら天井の低さも気にしなくて済みます。

昔ながらの素材を使ったレトロな家具との相性も抜群です。
こまめに手入れをすれば、古い家具も長く使うことが出来ます。

暖色系の間接照明を設置すれば、まるでカフェのような空間へと様変わりすることでしょう。
一息ついてリラックスしたい時には最適です。

和室であるからにはとことん「和」を追求するのも悪くありません。
フローリングの洋室が多いため、和室をよく知らない人も増えてきていますが、同時に興味を持っている人も大勢存在します。

部屋にこだわる人も多いことでしょう。
障子や襖、畳、小物など、細かい部分も自分なりのこだわりを見せて、和室らしさでまとめてみるのも魅力的ですよ。

6畳の部屋・・寝室のインテリアコーディネート

6畳の部屋を寝室にするならどのようにコーディネートするべきでしょうか。

和室にはお布団ではなくベッドを置いても違和感はありません。
ですが、和室と合わせた色のものや、木製のものを選ばなければ雰囲気から浮いてしまいます。
また、重い家具を置いたり、何度も移動させると跡が残ってしまうので気を付けましょう。
おすすめは、体重が一点に集中しないローベッドです。

照明は、寝付くまでの間、視界に入ることが多いインテリアです。
あまり眩しすぎない、落ち着いたものを使うと良いでしょう。
旅館に設置されているような照明をイメージして下さい。

床の間があるなら、いっそのことテレビを置いてしまうのも手です。
本来は、掛け軸や季節の花などを飾る場所ですが、花はともかく掛け軸を飾ることは少なくなっています。
それなら空いているスペースを有効に使いましょう。
これは、部屋を全体的にすっきり見せるコツでもあります。
床の間なら畳を傷めることもありません。

狭くても工夫次第でいくらでも素敵な部屋を作れます。
何をどうすれば良いのかを見極めて、自分だけの空間を生み出しましょう。

6畳の部屋もコーディネート次第で快適に!

6畳しかない部屋でも、コーディネートを工夫すればお洒落な部屋へと生まれ変わります。

ポイントは、家具の色やデザインを揃えることでしょう。
和室にはレトロな雰囲気のものがよく合います。
派手すぎない色の家具を選び、材質を同じものにすれば、古さよりも新鮮さを感じさせてくれます。

アクセントとして濃い色をひとつだけ使うのも良いでしょう。
柱や梁の色と合わせたり、ブラウンでまとめればカフェのような一室が出来上がります。モノトーンで統一すると、和風でありながら何処かモダンな印象を受けることでしょう。

女性なら北欧ファブリックを使い、木目がはっきりと分かる家具を並べて、白をメインとした小物を置けば和と洋が違和感なく溶け込んだ空間となります。
畳の色であるグリーンをアクセントカラーにすると白がさらに引き立ちます。

女性らしさを意識するならピンクのファブリックを使いましょう。
カラフルな色やポップな柄のものでも、色調を合わせるだけで部屋に馴染めます。

和室でも自分の好きなものを取り入れたり、このような部屋にしたいという想いを叶えることは可能なので、自分らしさが表現されている部屋を作ってみて下さい。

6畳の部屋でも広く見える家具の置き方・選び方

部屋が6畳しかなくても、コーディネートによっては広く見せることが出来ます。

コツとしては、まず家具の高さを揃えましょう。
背の低い家具は和室とも相性がぴったりなので、違和感を覚えることもありません。

どうしても揃わなければ、奥行きを合わせて下さい。
背の高い家具を奥へ、低い家具を手前へ置くと圧迫感がなくなります。

家具を置く時はカタカナの「コ」の形を作りましょう。
すると入口から部屋の真ん中が空くので、狭さを感じさせません。

窓の周りは木製のブラインドやシェードを使いましょう。
色は、暗めのブラウンがおすすめです。

レトロな家具と合わせれば、古民家のようなイメージを受けます。
明るくしたければ白を、スタイリッシュな雰囲気が欲しければモダンな柄物が良いでしょう。
意外とモノトーンもしっくり来ますよ。

収納スペースでは、しまい込んだものがそのままインテリアとなるような見せ方を作りましょう。
デッドスペースの使い方がポイントです。
壁に棚を取り付ければ、畳の上がさらに広くなります。
本を並べても良いですね。

押し入れは、いっそのこと襖を取り払ってしまいましょう。
インテリアとしての役割はもちろんのことですが、風通しも良くなりますし、使い勝手も上がります。

自分好みの空間にしましょう

いかがでしたか?

6畳の和室って結構多いですよね。
畳の部屋ってなんとなくコーディネートしにくいって感じますよ。

でも、少しの工夫で6畳のお部屋を快適で素敵な空間に変身させることができるんですね!

6畳の和室のコーディネートで悩んでいる方は、今回ご紹介した記事を参考にして、自分好みのお部屋になるといいですね。