日本のトイレは世界一?外国人から見た、きれい好きな日本人

私達、日本人が当たり前のように使っているトイレ。

しかし、この日本のトイレが、とてもきれいで高機能だと海外で話題になっているようです!

何がすごいの!?と思いますよね。

今回は、外国人が素晴らしいと感動するポイントをご紹介しますので、日本のトイレのすごさがわかるかもしれません!

日本人はきれい好き!?「和」の価値観

日本人は言わずと知れたきれい好きな人種で、日本を訪れた外国人旅行者もその「きれいさ」に驚いています。
自国と比べて道路にほとんどゴミが落ちていないことや、公共であってもトイレが清潔だということに驚くのです。

確かに外国へ行くと、ゴミがいたるところに落ちていて、個人でゴミを持ち帰ろうという概念がない人が多いように思います。
また、日本人のように毎日入浴し、清潔な洗いたての服を毎日着る習慣はないのかもしれません。

日本人は一人ひとりの清潔感を保つ度合が高く、除菌・抗菌グッズや清掃用具のバリエーションもかなりあります。
その中でもいつの間にやらきれい好きを通り越して、「潔癖症」の部類に入る人たちも多くいることも確かです。

なぜ、私たち日本人はこんなにも、きれい好きな人種なのでしょうか?
その理由の一つに、「和」に重きを置く価値感が挙げられます。
公共の場を使う場合には、自分以外の他人の立場に立って、使うという心配りが自然と人々の心の中に身にしみついているのです。

この他人の立場に立つという考え方が日本の教育を受けるにつれて体に刻みこまれていますが、 それ意外にも古くから仏教や神道の教えに基づいて心が形成されているのです。

きれいなだけじゃない!日本のトイレは世界一!?

2020年の東京オリンピックに向け、日本人の外国人観光客への”おもてなし”の仕方に注目が集まっています。

あらためて考えてみますと、国中にはちょっとした場所に”おもてなし”を感じられるような場所がたくさんあり、トイレもまた外国人が思わず感動してしまうような、日本古来の心配りが感じられる場所なのです。

日本のトイレはまず何と言っても掃除が行き届いていて、常に清潔できれいを感じられる場所です。
使う時の不快感は一切ありません。

これは、掃除が行き届いているということ以外にも、利用する人ひとり一人がきれいに使うということを常に心がけている証なのです。

ヨーロッパのトイレもきれいなことはきれいですが、有料であり、使用するのには、1回50セントはしますので、当然といえば当然なのです。

しかも、観光客の多い地域になると、1ユーロ(140円)もトイレ代を徴収されてしまうところもあるほどなのです。
お金を払ってトイレがきれいだというのは、いわば当然のことですよね。

また、大型ショッピングセンターなどにある、子供用のトイレや赤ちゃん椅子なども、外国ではほぼ見かけないものですが、使いやすくて外国人観光客が感動する点なのです。

外国人もびっくり!日本のトイレは高機能

日本のトイレがきれいであるという以外にも、高性能であるという部分もまた、外国人観光客はビックリしてしまうようです。

例えば、用を足している時に使う、「音姫」ですが、外国人からすると「こんな発想はないな!」と感心するようです。

また、「このトイレは自動で水を流します」という音声がありますが、これにも外国人はびっくりして、声の発生場所がわからず、周りをきょろきょろ見回してしまうかもしれません。

また、日本ではごくごく普通のことですが、ヨーロッパでは便座が最初から付いていない場所も多く、便座が常備されている日本は、素晴らしいと感動されます。
しかも、その便座は冬でも暖かく、またお尻を洗うウォシュレットという、ジャパンテクノロジーに感動する人も多いのです。

このウォシュレットを、自分の国にも持って帰りたいという外国人が多いのもうなずけますね。
このように、日本の「かゆいところに手が届く」という心配りこそが、まさに日本のおもてなし文化なのです。

トイレは日本の誇り!きれいに使いましょう!

日本の公共のトイレがきれいで清潔だということをお伝えいたしましたが、家庭用のトイレでもまた、外国人がびっくりしてしまうような驚くべき事実がたくさんあるのです。

日本の家庭用トイレでは普通に用意されている、トイレマットや便座カバー、トイレットペーパーホルダーにトイレ用スリッパなど、様々なトイレを快適に使うための、トイレグッズがありますが、海外の家庭のトイレにはこのようなものは、あまり見かけられません。

さらに、日本のトイレットペーパーの羽のような柔かさに感動する外国人も多いです。

日本人にとっては当たり前ですが、アジア地域では使ったトイレットペーパーを便器に流すことができない国もあります。
トイレットペーパーを流すとなんと、排水管がつまってしまうのです。
また、なかなか水で分解されないというような理由もあります。
ですから、外国では、使用したトイレットぺーパーは、ゴミ箱に捨てるという対応をしているのです。

もし、日本の技術を以てトイレットペーパーが作られたとしたら、外国でも安心して流せることが出来るのに、全く残念です。
このように、日本のトイレは清潔できれいなのは当たり前のこと、 利用者に向けた気配りと工夫にあふれた空間なのです。

日本人なら、やっぱり畳にお布団!?

トイレの次に日本の和室をご紹介します。

これだけ洋風化が進んでいる日本ですが、なぜ和室はなくならないのでしょうか。
理由は簡単で、用途が多様で使い勝手が良いからです。

畳は柔らかで通気性の良い素材で出来ていて、実に快適です。
ゲストをお迎えする場所であると共に、柔らかい畳は赤ちゃんをお世話するのに最適です。

節句の度に飾る雛人形や五月人形や甲などの飾りを置くのにも和室は適しています。
また、「畳の上で死にたい」という表現もあるように、畳の上にお布団を敷いて眠るのが一番落ち着く、という考えが日本人の心の中にあるのかもしれません。

しかし、ベッドの上で一般的に寝ている外国人にとって、床で寝ることは貧しい人、なんていう意識もあるようなんです。
日本人と外国人とは文化の違いがあり、意識も異なるということですね。

また、畳の上に敷いたお布団を敷きっぱなしにしておくことは、カビや湿気をためてしまうことにもなり、清潔ではありませんから、お布団は天日で時々干し、きれいで清潔な畳を保てるよう努力が必要にはなります。

きれい好きな日本人!お布団のダニを撃退!

日本のトイレはかなり特徴があることがわかりましたが、畳を使用することは日本人の特徴でもあります。

畳の上で寝る人も多い日本人ですが、お布団にはダニが集まります。
ダニを正しく退治する2つの手順をご紹介します。

お布団のダニ退治のため、天日干しを実践している方は多いと思いますが、ダニの生命力は非常にしぶとく、実はこれだけでは十分には駆除出来ないようなのです。

毎晩使用しているお布団には何十万匹ものダニが潜んでいると言われているので、駆除しなければなりません。
ダニ退治の為には、50度以上の熱が出るように設定した、スチームアイロンを使います。

まずはお布団を干した後の1時間程度は、部屋を暗くしておき、お布団の表面にダニをおびき寄せます。

そして、お布団に濡れた当て布を当ててスチームアイロンをかけていきます。
スチームアイロンを当てる時間は、温度によってかける時間は異なりますが、5秒程度で結構です。

その後、スチームアイロンによって出来たダニの死骸やフンなどは、お布団から掃除機で取り除いていきます。
こうして、清潔できれいなお布団を保つことが出来ます。

日本のトイレはすごい!

今まで当たり前に使っていたトイレは、日本のトイレはきれいなんですね。

さらに外国と比べると、とても便利で恵まれていたんです。

お掃除をしてくれている方々に感謝し、きれいに利用しないといけません。

誰にでも心配りが出来る日本人でいたいものですね。