猫はお布団に入ってくるけど、窒息してしまわないの?

あなたの飼い猫は、お布団に入ってきますか?

猫がお布団に入ってくるのはなぜでしょう。窒息の危険性はないのでしょうか。

また、赤ちゃんは大人のお布団で寝かせても大丈夫なのでしょうか。

猫と赤ちゃんの、お布団と窒息の危険について見ていきましょう。

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猫はなぜお布団に入ってくる?

冬になると猫がお布団に入ってきてくれることが増え、飼い主にとってはそれが日々の楽しみということもありますよね。
それでは、なぜ猫はお布団に入ってくるのでしょう。

その理由は、猫は家の中で一番快適な場所を知っているからです。
夏なら涼しい場所、冬なら暖かい場所を自分で見つけてそこで眠ります。
お布団の中というのは、暗くて狭くて暖かいという猫にとって素敵な空間です。

また、自分と飼い主の匂いしかしないというのも安心します。
寝ている人間の近くで眠ることで、人肌を感じることができ、力を入れて丸まる必要がないのでリラックスして眠ることができるのです。

しかし、猫と一緒に眠ることは大丈夫なのか不安に感じる人もいるでしょう。
いくつか注意しなくてはいけないことはありますが、猫をお布団から追い出す必要はありません。

まず、ノミやダニの駆除を定期的に行うことで猫を清潔な状態に保つようにしてください。
また、爪を短く切ってあげることも大切です。
ふとした拍子に引っ掻かれてしまうと、「猫ひっかき病」「パスツレラ症」などといった病気に感染してしまうことがあります。

もし、猫に引っ掻かれてしまったら、すぐに傷口を洗い消毒をしてください。
その後、腫れや痛み、関節痛、熱などの症状が出た場合は抗生物質による治療が必要なので病院を受診してください。

猫がお布団に入りたがる理由はわかりましたが、お布団で窒息してしまうことがあるのでは、と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。

猫がお布団で窒息する危険性はある?

猫がお布団の中で眠ると窒息してしまうのではないかと心配になることもあるでしょう。お布団の中ではなくても、突っ伏したまま眠っている姿を見ると、可愛らしいけど苦しそうに見えてしまうこともありますよね。
しかし、その心配はほぼないと言えます。

お布団の中で一緒に眠っていた猫が突然出て行ってしまったり、すっぽり埋まっていたはずが顔だけ出していたりという経験はありませんか。
猫は自分自身で、「暑い」「苦しい」などと感じたら、きちんとその状況から抜け出す行動を取ることができます。

基本的に苦しいと感じた時点で、寝返りを打ったり布団から出て行くので窒息の心配はないでしょう。
もし、布団の下敷きになり自力では出られない状況で苦しくなってしまった場合は、爪や牙を使い、苦しいということを人間に伝えることもできます。

猫と布団で眠ることで窒息してしまう、ということはほとんどないでしょう。
しかし、苦しく感じることはあるので、きちんといつでも外に出られる状態にしておいてあげましょう。

猫と添い寝をする方法

飼い主にとって、猫が一緒に寝てくれるというのはとても嬉しいことですよね。

猫と一緒に眠るためには、猫に甘えたいと思ってもらうことが大切です。
猫には、親猫と一緒に眠ることで安心したという記憶があります。

そのため、添い寝をするような関係=猫が心を許してくれているということになります。
眠るときの猫と飼い主の位置関係でも、猫の飼い主に対する信頼度がわかります。

まず、顔に近ければ近いほど猫は飼い主のことを信頼しています。
一方、顔から離れた足元の方で眠っている場合は、まだ少し警戒心があると思って良いでしょう。
隣ではなく、お腹や脚の上で寝てしまっていることもあるでしょう。
こういった場合は、猫が自分の方が偉いと思っていることがあるようです。

その日の気分によって眠る場所を変えることもあります。
いつもは顔の横なのに今日は足元、なんていうときは何か不満があるサインなのかもしれませんね。

猫と添い寝をするコツとしては、猫が入り込むスペースを用意してあげることが大切です。
こっちを見てるな、と思ったときはお布団を少し持ち上げてあげると中に入ってくることもあります。
ぐいぐい入ってこようとすることもありますが、そういうときは受け入れてあげましょう。

猫はお布団で窒息しないとお伝えしましたが、人間の赤ちゃんはどうなのでしょう。

猫はお布団で窒息しないが、赤ちゃんは窒息するかも!?

猫はお布団で寝ても問題ないとお伝えしましたが、人間の赤ちゃんの場合は、お布団で添い寝すると窒息のリスクがあります。

これまで、自立のために親子別室で眠ることが主流だったアメリカで、「寝つきが良くなる」「授乳がしやすい」「親子のスキンシップがとれる」などの理由から赤ちゃんに添い寝をするケースが増えています。

それに伴い「乳児突然死症候群(SIDS)」が注目されています。
「ゆりかごの死」とも呼ばれるこの疾患は、事故や窒息というはっきりした原因がわからないものの、主に1歳未満の乳児が眠っている間に死んでしまうというものです。

喫煙や非母乳保育、うつぶせ寝、洋服の締め付けなど様々な理由が考えられていますが、その中で「添い寝」も一つの要因とされています。

アメリカでは添い寝をしない場合に比べ、する場合は、乳児突然死症候群の発症リスクが5倍であるという調査結果が出ています。

日本でも、眠っている赤ちゃんが死亡した理由は、添い寝で親が覆いかぶさってしまったからだという報告がされている事例があります。
しかし、「乳児突然死症候群」は「窒息死」ではないので、口や鼻を塞いでしまったことが原因ではありません。
この疾患の原因は未だはっきりとしていないのです。

赤ちゃんがお布団で窒息する原因とは

赤ちゃんが眠っている間に窒息してしまう原因として、お布団の硬さが挙げられます。
大抵の赤ちゃんは生後5〜6ヶ月頃から寝返りを打ち始めます。

しかし、この時にお布団が柔らかすぎると顔が埋もれてしまい寝返りが打てないのです。
顔が埋もれたまま寝返りが打てないと、窒息状態になってしまいます。

赤ちゃん用のマットレスが硬いのはこれを防止するためなのです。
マットレスだけでなく掛け布団にも注意が必要です。

重い掛け布団が寝ている間に顔にかかってしまい、窒息してしまうということも考えられます。
赤ちゃんには軽い掛け布団を掛けてあげるようにしましょう。
猫の場合は、お布団の重さは関係がないですが、赤ちゃんにリスクがあるので、重さにも気を付けてください。

軽くても顔に掛かり続けると窒息してしまう可能性があるので、赤ちゃんが寝ている時にはなるべく頻繁に確認してあげることが大切です。

添い寝をする際は特に注意が必要です。
気付いたら大人用の掛け布団が赤ちゃんの顔に掛かっていた、などという事態にならないように気をつけてください。
赤ちゃんの安全のためには、なるべくベビーベッドで寝かせるようにすることがおすすめです。

赤ちゃんを寝かせる時は窒息しないように注意を

赤ちゃんが眠っている間に窒息してしまわないためにも

1.うつ伏せにならないようにする
2.お布団は硬めのものを選ぶ
3.ガーゼなどが顔にかからないようにする
4.掛け布団で顔が覆われないように注意する
5.ソファーで寝かせない

ということが大切です。

ソファーで寝かせてしまうと、落下してしまいうつ伏せになる可能性が考えられます。
それだけでなく、落下時に怪我をしてしまうこともあるのでやめましょう。

授乳したまま眠ってしまうことも大変危険です。
おっぱいを口に含んだまま眠ってしまうと、窒息のリスクがあります。

飲みながら眠ってしまったら、口から出してあげるようにしましょう。
一度眠るとなかなか目覚めない人や寝相が悪い人は、赤ちゃんの安全のためにも添い寝は避けてください。

また、ベビーベッドで寝かせる際にはベッドの柵とマットレスの隙間に注意です。
少しでも隙間があると、そこに顔が挟まり窒息してしまうことがあります。

ベッドにぴったりのサイズのお布団を選びましょう。
ベッドの周りにおもちゃがあると、その紐で窒息してしまうことも考えられるので、赤ちゃんの周りはきちんと片付けるようにしてください。

猫と赤ちゃんでは、自立しているかしていないかの違いもあります。
そのため猫は、お布団などの窒息の心配はないものの、赤ちゃんは違います。
危険があっても自分でなんとかすることはできませんので、親がしっかり環境を整えて挙げなければいけませんね。

目が離せない

猫がお布団で窒息する可能性は低いようです。
一方で、赤ちゃんがお布団で窒息してしまうというのにはびっくりですね。

実際に、赤ちゃんのお昼寝を大人のお布団でさせてて、他の部屋で家事や兄弟の世話をして、1時間後に様子を見たら、寝返りをしてて、そのまま窒息していたという事件がありました。

赤ちゃんは、本当に目が離せませんね。