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お布団を掃除機で吸うといいって本当?正しい方法と頻度とは

2016.11.8

お布団に潜むダニは目に見えないですし、アレルギー体質の方や寝起きに体中が痒くなると辛いですよね。

お布団のダニ対策で、掃除機を使用する方も多いのではないでしょうか?

掃除機を使用するために、正しい使用方法と掃除機をかける頻度はどのくらいなのでしょうか?

また、お布団をダニの好む環境にしないようにするにはどうすればいいのでしょうか。

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お布団の中に潜むダニ

一般家庭にはどれぐらいのダニが居るかご存知でしょうか。

カーペットや枕、お布団などに多く存在し、1平方メートルあたり10万匹と言われるダニですが、お布団にいるダニだけでも32万匹とも言われます。

家庭でよく見られるダニは5種類ほどと言われ、その中でも、お布団やカーペットなどを好むダニとして代表的なものにチリダニ(ヒョウダニ)と呼ばれるダニがいます。

人間のフケや垢、ホコリなどをエサにして増殖するので、お布団やカーペットと言った環境は、高温多湿を好むダニの性質には望ましい環境と言えます。

目に見えないだけに影響をあまり感じないかもしれませんが、ダニの死骸やフンはアレルギー性鼻炎や喘息などの原因にもなり、風邪をひきやすくなるなど、身体に様々な影響を与えます。

自分はアレルギー体質ではないからと言って安心は出来ません。

大人でも、長年ダニの死骸やフンなどの多い環境で生活を続けると、アレルギー物質に耐えられる許容範囲を超えてしまい、急にアレルギー症状が発症するということもあるのです。

こうしたお布団などに潜むダニを駆除する方法として注意する点として、50℃以上にならないと死滅しないというダニの特性を考えることです。

そして、お布団を干す時や、取り込む時に、舞い上がらせないよう気密性の高いマスクをしたり、出来るだけ高頻度にお布団用の掃除機やクリーナーなどを使用し吸い込まないように予防することも大切です。

お布団に掃除機をかけるといいって本当?

ダニを死滅させる為にお布団はこまめに天日干ししているし、掃除機も高頻度にかけているという方もいるでしょう。

しかしその方法は本当に有効なのでしょうか。

お布団のダニを死滅させる為には50℃で20分以上の時間が必要と言われていますが、頻繁にお布団を干しているという方でも実は安心できないのです。

お布団を干す事はダニを退治する目的以外にもお布団の湿度を減らす効果もありますので、湿度50%以下になると繁殖が出来なくなるというダニを増やさないための対策にはなります。

しかし、お布団を干しても中々50℃以上になる事は少なく、真夏の晴れた日に布団干しをしても、お布団の表面は50℃近くまで上がることはあってもダニはお布団の裏側に逃げ込んでしまう為、ほとんど効果はないのです。

他にもお布団を干す以外に、ダニ対策に布団クリーナーなどをかけてダニを吸い取るという方法があります。

しかしダニを逃さない特殊なフィルターを取り付けた掃除機5台を使用し徹底的に吸い取った実験でも、全体の5分の1程度しかダニが取れなかったというぐらい、お布団の繊維の奥に隠れたダニを駆除する事は難しい事がわかっています。

クッションを洗濯をしてみた実験でも、水流の影響を受けやすい表面のダニも生きており、洗剤液に1週間つけておいた実験でも元気に生きているというぐらい様々な方法を用いても、駆除の難しいダニの生命力の強さには驚かされるばかりです。

お布団を掃除機で吸う方法と頻度は?

お布団のダニを掃除機で吸い取る効果的な方法と頻度をご紹介します。

まず、事前の準備として室内や大気中に吸い込んだダニの死骸やフンを巻き散らかさないようにする為、掃除機をかける前に窓を開けるなどしましょう。

掃除機の吸引力が弱いとダニ対策が不十分になりますので、吸い込む前に掃除機の中のフィルターをきれいな状態にして置くことがポイントです。

掃除機と室内の換気の準備が出来たら、掃除機を使ってダニを吸い込む作業を始めます。

お布団一式で最低10分間位を目安に、1メートル四方を1分位時間をかけて、ゆっくりと吸い込みます。
吸い込む際に、掃除機の排気口をお布団に向けないようにしましょう。

お布団に掃除機をかける頻度は、最低でも1週間に2度ぐらい行います。
敷布団の下や掛け布団、羽毛布団などの内部にも、ダニやダニの死骸、フンなどが溜まりやすいので丁寧にゆっくりと吸い込みましょう。
そうすることでお布団に潜むアレルゲンの量を減らすことが出来ます。

掃除機をお布団に使用する際、床などを掃除する様な一般的なノズルではお布団の表面ばかりを吸い込んでしまうため、出来れば効率的にハウスダストを吸い出すことが出来るお布団用のノズルを使用した方がいいでしょう。

お布団に掃除機をかける上で何よりも大切なポイントは「頻度」です。

日々増えていくダニに対しては、一ヶ月に一度、集中的に時間をかけてかけるより、1週間に1~2度、2、3分かけるほうが効果的です。

掃除機以外でできるダニを減らすには

掃除機を使ってダニを減らす方法以上に有効なのは除湿機を使うことです。

ダニが生息しにくくなる環境である湿度50%以下になるように除湿機を使ってコントロールすることで、ダニを増やさないばかりか、死滅させることが可能です。

確実に絶滅させたいという場合は、湿度が30~45%の状態を2週間ほど続けるのが効果的です。

ダニは卵が孵化するまでに1~2週間かかると言われていますので、その期間を見込んで湿度の低い状態を保つのです。湿度が低いとダニが生息する上で悪条件となり、干からびて死滅させることが出来ます。

但し、人間にとっては室内が乾燥しすぎると、喉が乾燥したりとあまり好ましくない点もありますので、出来れば外出時や、乾燥させる部屋を一つ決めて集中的に行うようにしてもいいかもしれません。

他にも、コインランドリーなどにある高温乾燥機は80℃~120℃の高温状態で乾燥させることが出来る為、ダニを確実に死滅させる事が出来ておすすめです。

また、家庭で手軽に出来る方法としては布団乾燥機を使用するのも有効でしょう。
ダニ対策として利用する場合は、温風の出るマットとお布団を平行に置く普通の使い方ではなく、マットを挟むように縦においてお布団をたたみ、上に掛け布団をかけることで熱を逃さないようにします。

布団乾燥機を1時間ぐらいかけることでダニを随分減らすことができますし、頻度をあげて行うことでより効果的にダニ対策が行えます。

掃除機の頻度を増やす以外にできることは?

掃除機の頻度を増やしたり、布団乾燥機を使用する事はダニ対策にある程度有効ですが、それ以外に日頃の工夫で出来る対策をご紹介します。

お布団に多く潜むダニですが、中でも一番ダニが繁殖しやすいのが枕や敷布団の上の方と言われます。
枕やお布団の上部は肌が直接触れる部分でもあり、ダニのエサとなる垢やフケが落ちやすい場所でもある為、枕カバーを頻繁に取り替えたり、肌に直接触れる部分にはタオルやバスタオルをかけるなどしそのタオルを2~3日に一度洗濯するとよいでしょう。

また、起きてすぐのお布団には体温の熱気などがこもっている為、湿度が高い環境にあります。

出来るだけすぐにお布団をしまわず、からっとした晴れた日なら窓をあけて換気してからにするなど、湿気を飛ばしてからしまうようにしましょう。

ダニにとっては過ごしやすいお布団ですが、お布団の材質によってはダニが少ない物、繁殖しやすい物があります。

湿気がこもりやすく最もダニが繁殖しやすいのは木綿のお布団で、比較的通気性がよく湿気がこもりにくいと言われる化学繊維のお布団は、木綿に比べてダニがつきにくいと言われています。

そして、お布団の中で最もダニがつきにくいのが熱処理と殺菌処理が施されている羽毛、羊毛のお布団です。

お布団の中からのダニが発生しない上、お布団の中にダニが入りにくいという特長がある為、お布団の表面にしかダニがつかないと言われます。

お布団選びの際にはこれらの点も考慮するといいでしょう。

布団はどのくらいの頻度で干すべきなのか

お布団の材質によりダニのつきにくさが違うとすれば、布団干しの頻度や時間も、お布団の材質によって異なります。

例えば吸湿性に優れた素材である木綿は、寝ている間の汗をしっかりと吸収してくれる点がよさではありますが、反面、湿度を含みやすい素材でもありますので、木綿わたのお布団は1週間に2回、3~4時間程度の布団干しをするのが理想です。

合繊わたの場合は1週間に1回、2~3時間 、羊毛ぶとんで一ヶ月に2回、2時間程度、お布団の中でもダニがつきにくいとされる羽毛ぶとんは一ヶ月に1回、夏場は30分、冬場は1時間程度を目安にしていただくといいでしょう。

特にの材質が羊毛や羽毛の場合は、直射日光にあてると劣化してしまうので陰干しにしましょう。

お布団は湿気を吸いやすく、夕方干すとかえって湿っぽくなりがちですので、干すのに適した時間帯は、午前10時から午後3時ぐらいまでが理想です。
冬は午後1時までには取り込むようにするといいでしょう。

お布団を干す時のポイントは、片面だけでなく、湿気が溜まりやすくなっている裏面をしっかり乾燥させるのがコツです。

また、直射日光はお布団を傷めてしまう為、カバーやシーツはかけたまま干すようにしましょう。
お布団を干した際に掃除機での吸い取りを併用してもいいかもしれません。

日頃から心がけていきたいですね!

ダニは目で確認できないから、とても嫌ですよね。

毎日使うお布団ですから、快適に睡眠をとりたいですよね。

掃除機も正しい方法で、週に行う頻度を増やし、ダニの対策をしていけるといいですね。アレルギーのある方は、こまめに行うといいかもしれません。

時間がなくて出来ない方は、時間に余裕があるときに、コインランドリーなどの高温乾燥機を利用すると、ダニの対策になっていいですね。

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