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お布団の湿気はカビの原因?お布団を清潔に保つために

2016.11.7

人は寝ている間にコップ約一杯分の汗をかくそうです。その汗がお布団に吸収され、湿気となり溜まることで、お布団にカビが発生してしまうことがあります。

そしてカビはアレルギー疾患や感染症などの病気を引き起こす原因になってしまうのです。

今回はお布団にカビが生える原因や対処法、そして予防法をご紹介します。

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お布団の湿気はカビのもと?

お布団をあまり清潔にしてないとカビが生えることがあります。
その原因をズバリ言うと、汗なのです。

人は寝ている間に汗をかくと聞きますが、なんとコップ約1杯分の汗をかきます。
この汗は当然、お布団に吸収されます。
上部に30%、床部分に70%の割合で湿気となり溜まるのです。

この湿気が逐一発散されていればいいのですが、溜まってしまうとこれを元にカビが発生してしまいます。
1日8時間睡眠として考えた場合、お布団は1日の3分の1を過ごすスペースとなります。
こうして考えてみると寝床を清潔にするのはとても大事なことに思えますね。

では、お布団にカビを発生させないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
朝はバタバタ忙しいので、お布団をそのままにして仕事に行ってしまうことがあるかもしれません。

しかしこれがお布団にカビを発生させる大きな原因となるのです。
また、フローリングと畳でもカビが発生しやすいかどうか影響してきます。
畳は吸収性が高いのでお布団から畳へと湿気が多少発散されますが、フローリングではお布団の間に結露を作ってしまい、畳より湿気が多くなってしまうのです。

他にも天気や季節も影響してきます。
雨天日や夏では高温多湿になり、よりカビが発生しやすくなるのです。

湿気により発生したカビの身体への影響①

湿気によってお布団に発生したカビはどのような影響を体に与えているのでしょうか。
菌は普通肉眼では見えませんが、目で見えるほど増えて塊となったのがカビです。

菌ですので皮膚に触れれば炎症を起こし、蕁麻疹など発症することもあります。
呼吸によって肺の中に入ってしまえば、内臓疾患にかかるかもしれません。

カビの胞子は様々なアレルギー症状も引き起こします。
幼少期にはアトピー性皮膚炎が発症しやすいですが、その原因はカビであると考えられています。

また、気道に入れば喘息をひきおこす場合もあります。
風邪が長引いて咳が止まらなくて困っているという方は、一度検査してみてはいかがでしょうか。
検査してみるとカビが原因のアレルギー性の喘息だった、ということもあるのです。

更にカビは目の結膜に入ることでアレルギー性結膜炎、、鼻の粘膜に付着すればアレルギー性鼻炎など、カビが原因となるアレルギー疾患は多いのです。
カビが発生してしまったら、触れず体内に取り込まないように気を付けましょう。

湿気により発生したカビの身体への影響②

カビは菌なので菌としての名称があり、真菌といいます。
この真菌によって感染するので、真菌によって発症する感染症を真菌感染症といいます。
皮膚の薄い部分に感染する水虫、皮膚カンジダ症や、深い部分に感染して皮膚の下に結節や腫瘍を作る黒色真菌症も、真菌感染症に分類されます。

健康な身体ではカビが身体に入ってきても免疫システムが働いてかかりませんが、病気などで体力や抵抗力が落ちていたりするとかかってしまいます。
同じ理由から赤ちゃんや高齢者など抵抗力が低い人もかかりやすいです。

汗によって湿気が多くなるのが原因なので、若い人が寝ているお布団はカビが発生しやすくなります。
人は寝ている間にコップ約1杯分の汗をかくと言いましたが、これは成人のデータです。
となると新陳代謝の活発な若い世代は、もっと多量の汗をかくでしょう。

特に子どもや赤ちゃんは体温が高く、シーツが濡れるほど汗をかくこともあります。
赤ちゃんや小さな子どもがいるご家庭は、お布団の除湿をこまめにしましょう。

お布団のカビを除去する方法

お布団のカビが身体に与える影響はとても多いことがわかりましたね。
さっそく自分のお布団にカビがあるかどうか気になったことでしょう。

ポツポツとした黒い点が見つかったら、それがカビである可能性は高いです。
それがカビであった場合急いで対処しなければ、お布団に留まった湿気によってどんどん大きくなってしまいます。
大きくならないように早めにカビは除去しましょう。

お布団は繊維の関係で漂白剤を使用することができません。
なので重層スプレーでこすりとった後、エタノールで殺菌するのがお布団のカビ除去の方法です。
重層スプレー、エタノール、ティッシュ、歯ブラシを準備します。
最初にカビの部分に重層スプレーを吹きかけて、3分放置します。

お布団は厚いので浸透させる時間が必要です。
浸透させたら歯ブラシでこすりとり、ティッシュで押しつけるようにしてその部分の水分を取ります。
エタノールを含ませたティッシュで3分湿布したら終了です。
その後は太陽の下で干して乾燥させてください。

布団カバーは布用の漂白剤が使えるので1時間つけ置きでオーケーです。
カバーが白色なら塩素系漂白剤を、色物であれば酸素系漂白剤を使用しましょう。

お布団のカビが取れなかったらどうする?

カビが大きくて、深く根を張っている場合、さっきご紹介した方法では除去しきれない可能性もあります。
買い替えるというのも手ですが、お布団は安いお布団でもそこそこ値がするので、カビを除去するのがいいでしょう。

お布団のカビにはお布団のカビ取り用洗剤というのもあります。
珍しい洗剤ですがインターネット通販で買えます。
カビ用とだけあって超強力なので用法容量に気を付けましょう。
カビジェルなどカビ取り剤がお家にあるようでしたら、これを使用する方法もあります。

浴槽に溜めたぬるま湯にお布団を浸し、カビの部分にカビ取り剤を塗布し、5分くらい漬け置きします。
5分たったらすすぎ、足で踏んで水を絞っていきます。
ある程度でいいので脱水が終わったら浴槽に掛け、1時間以上置いて更に水分を落とします。
水が垂れてこなくなったら、太陽の下で完全に乾くまで干しましょう。

浴槽に掛けて脱水したあと太陽の下に干さなければならないので、朝早くからやらないといけませんが、これはとても綺麗になります。

自分でやるのが面倒であれば、布団クリーニングに出しましょう。
ただしお布団のクリーニングはそれなりの料金がかかるので、もしかしたらお布団を買うのと大して変わらないかもしれません…。
新しいお布団を買うなら、今度はお布団に湿気を溜めないようにしましょう。

お布団の湿気・カビの予防法

除去の方法をお教えしましたが、最後にお布団のカビの予防法をご紹介します。
知らない人が多いですが、羽毛布団はコインランドリーで洗濯することができます。

使っている羽毛布団のタグを見てみると洗濯可能となっているはずです。
羽毛布団は使用する時期が限られているので、暖かくなり羽毛布団をしまうときになったらしまう前に、コインランドリーに行って洗濯、乾燥させましょう。

洗濯できない種類のお布団は天日干しをしましょう。
洗濯できるお布団は限られていますが、天日干しは綿わた、羊毛などほとんどのお布団が可能です。

湿気を飛ばすのがカビ予防のカギですので、湿度の高い午前中は晴れていてもおすすめはできません。
午前10時くらいに湿度は下がるので10時以降干し、午後3時から湿度が上がり始めるので午後3時までに取り込みましょう。

汗はお布団に浸透するので、裏表干す必要があります。
2時間ずつ干すといいでしょう。

また、梅雨など天日干しできない日が続く時期は、乾燥器にかけて湿気を取りましょう。カビ予防は湿気を溜めないこと一点のみが重要なのです。

湿気を溜めないことが重要!

睡眠は健康な身体を保つためにはとても大切なものです。

だからこそ、お布団を衛生的に保ち、カビの発生により健康を損ねることのないように気を付けましょう。

また湿気を溜めないためには天日干しを頻繁に行うだけでなく、すのこなどのアイテムを使うという手もあります。

すのこを敷くと、お布団とフローリングの間に空間ができるので通気性が良くなりカビ予防になります。

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