システムキッチンのスライド収納や食器棚に「シート」は敷いていますか?
引き出しをスライドさせる度に、ガシャガシャと食器が音を鳴らすとプチストレスになりますよね。
食器棚シートは「ちょっとダサいし使いづらい」、そんなイメージを持っていませんか?
この記事では、そんなイメージを払拭する商品のご紹介と、その使い方についてお話しします。
食器棚や引き出し収納に!「シート」を買うべき理由
キッチンの食器棚やスライド収納の中にシートは敷いていますか?
そのようなシートは、ズレやすいし野暮ったい、といったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
確かに、ひと昔前の食器棚シートは、見た目もイマイチで悪目立ちし、食器を置くとクシャッとなってしまう商品も多くありました。
しかし、最近の商品はそのようなイメージを払拭しています。
SNSでは、IKEAやニトリの食器棚シートが「使える!」とたびたび話題になっています。
インテリアの要素を壊すことなく、「かなり機能的なアイテム」ということで注目されているのです。
食器棚シートを敷くメリットは、「汚れ防止」「傷防止」「滑り止め」などが挙げられます。
システムキッチンのスライド収納にお鍋やフライパンを収納している方も多いのではないでしょうか。
重さも大きさもそれなりにある調理器具ですが、汚れや傷をそれほど気にせず出し入れできるのは、お料理をする方にとってはうれしいことですね。
そして、スライド収納をバっと引き出したときに、中の食器がガチャガチャとズレることがないのもストレス減に繋がります。
また、なにかの拍子に調味料をこぼしてしまったり、日々の汚れが目についてきたら、手軽に取り替えることもできます。
キッチンの必需品!SNSで話題のIKEA引き出しマット!
前項でもお話しした、SNSで話題のIKEAとニトリの「食器棚シート」には一体どのような特徴があるのでしょうか。
まずは、IKEAの商品からご紹介します。
IKEAの人気シートは、【VARIERA(ヴァリエラ)引き出しマット】というものです。
長さ150cm×幅50cmで¥399(税込)です。
後にご紹介する「ニトリ」の商品に比べると厚みはあり若干固めですが、ハサミやカッターで好みのサイズにカットして使うことができます。
ホワイトと透明、2種類展開していて、どちらもインテリアに馴染みやすいシンプルなカラーです。
また、どちらのカラーもプツプツした小さな丸が並んでいて、滑りにくい仕様になっています。
使われているEVA樹脂という素材は、弾力性と柔軟性に優れていて撥水性が良く、水仕事の多いキッチンに最適です。
IKEAの店舗に行くと、この引き出しマットが山積みされているはずです。
もしIKEAまで足を運ぶのが大変、という方は、オンラインショップで購入することも可能ですので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
一方、ニトリの商品にはどんな特徴があるのでしょうか。
次項でご紹介します。
キッチンの必需品!SNSで話題のニトリの抗菌すべり止めシート!
さて、ここではニトリの「食器棚シート」をご紹介します。
ニトリで人気なのは、【抗菌すべり止めシート】という商品名で販売されているシートです。
サイズは2種類あります。
・長さ180cm×幅35cmで¥399(税込)
・長さ180cm×幅46cmで¥498(税込)
前項でも触れましたが、IKEAの商品に比べると厚みが薄いのは明らかです。
しかし、薄くても機能面は全く問題なく、キッチン収納の引き出しを開閉しても中身が動く心配はありません。
むしろ「薄い分、悪目立ちせずうれしい」との声が多くあります。
カラーはクリアのみです。
そして、IKEAと同じく素材はEVA樹脂が使われていて、プツプツした小さな丸が滑り止めになっています。
このニトリの商品を使用する際には、気を付けたいポイントが1点あります。
店頭で並んでいる状態では、シートがロール巻きされた上に説明書きの紙が巻き付いています。
いざ使用するときに、この説明書きの紙を勢いでビリビリと破ってしまうと、シート自体も破けたり、傷つけてしまいます。
使用する際は、ゆっくり丁寧に剥がしてくださいね。
キッチンの必需品!食器棚シートの選び方!
IKEAとニトリの食器棚シートをご紹介しました。
両方ともシンプルなカラーなので、存在感が出なくて良いですね。
もし個性を出したいという方は、透明シートの下にお気に入りの柄のクロスなどを敷くと、ガラリと雰囲気が変わりますよ。
また、「汚れ防止」「傷防止」「滑り止め」といった役割はしっかり果たしてくれます。
そして、さきほど「IKEAの商品の方が厚みがあり若干固め」とお伝えしました。
どちらもハサミやカッターでカットできますが、見た目が少し変わるでしょう。
しっかり厚みのあるシートか、目立たせないよう薄いシートにするか、お好みで選んでみてください。
商品を購入する際に注目するべき大切なポイントは、「サイズ」です。
単純に面積だけで見るとIKEAの方がほんの少しお得ですが、ご自宅の収納や棚に合わせてハギレが出づらいサイズを選んだ方が賢明でしょう。
日本のキッチンの引き出し収納では、幅が50cmあるものは少ない傾向があるので、ご自宅の収納の採寸をしてみることをおすすめします。
簡単な食器棚シートの敷き方とポイント
それでは、ここでシートの敷き方についてお話しします。
まずは、キッチンのスライド収納や食器棚など、敷く場所に合わせてカットします。
その方法は2つあります。
①収納場所を採寸してシートをカットする
②シートを引き出し収納に合わせて、クリップなどでカットするところに目印をしてカットする
シートの丸いプツプツを目印にするとまっすぐ綺麗にカットできますよ。
どちらでもやりやすい方法で試してみてください。
少々ずれたりギザギザしてしまっても、敷いてしまえばさほど目立ちませんので問題ありません。
ポイントは、微妙に大きいより、微妙(5~10mm)に小さくカットすることです。
大きいとシートの端部分が浮いてしまいますが、小さい分にはすっきり敷けますよ。
ハギレ部分ですが下記のような使い道もありますので、使えそうであればぜひ活用してみてください。
・冷蔵庫の扉裏のポケットに敷く
・花瓶や観葉植物の鉢下に敷く
・洗面台の棚に敷く
シートを敷くタイミングで引き出しや食器棚のお手入れも!
システムキッチンの下の収納や食器棚にシートを敷くと、引き出しを開けたときや食器を置いたときなどのプチストレスがなくなり、とても快適になりますよ。
そんなキッチンの収納ですが、思いのほかホコリや汚れが溜まっているものです。
お手入れを怠っていると不衛生ですし、カビが発生してしまうこともあります。
シートを敷くついでに、簡単なお掃除ができると良いですね。
目立った汚れがなければ、水拭きとアルコール除菌をすれば十分でしょう。
もし、頑固な汚れがある場合は、食器洗い用の中性洗剤を使うことをおすすめします。
ぬるま湯に中性洗剤を少し溶かし、布に染み込ませて拭き掃除をしてみてください。
汚れが取り除けたら、水拭きとアルコール除菌をして完了です。
「食器棚に洗剤を使いたくない」ということであれば、重曹水も効果的ですよ。
食器棚シートを使い始め、汚れが気になってシートを換えるタイミングで、上記のようなお掃除も行ってみてください。
快適になったキッチンを気持ち良く保てると良いですね。
食器棚シートでプチストレスをなくす!
食器棚シートは誰でも簡単に敷くことができる便利なアイテムですね。
また、普段の「汚れ防止」「傷防止」「滑り止め」のほか、「食器棚シートのおかげで地震の際にお皿が落ちなかった」との声もありました。
引き出しの開け閉めをするたびにプチストレスを抱えている方、地震に備えたい方は、ぜひこの機会に食器棚シートを取り入れることを検討してみてください。