カーテンを購入する際に、まずは、どれくらいのカーテンサイズがいいのか把握しなくてはいけません。
しかし、「カーテンサイズの測り方がわからない」「カーテンの長さの目安を知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、基本のカーテンサイズの測り方、長さの目安などを注意点も含めご紹介します。
間違った測り方で、カーテンを購入して「サイズが全然合わない!」ということのないようにしましょう。
カーテンサイズの間違った測り方
カーテンサイズや長さの目安を知るために、カーテンを購入する前にカーテンサイズを測りますね。
カーテンサイズの測り方を間違ってしまうことで、いざカーテンを購入して取り付けた際に「カーテンサイズが違った!」ということになりかねません。
ここでは、よくある間違ったカーテンサイズの測り方を見ていきましょう。
【間違った測り方①】窓枠のサイズを測ってしまう
窓枠のサイズを測り、そのサイズでカーテンを購入してしまう方が多くいます。
窓枠のサイズで測ってしまうと、カーテンの丈が足りないといったことになります。
【間違った測り方②】カーテンレールのサイズを測ってしまう
カーテンレールのサイズでカーテンを購入してしまうと、今度はカーテンの幅が足りないといったことになります。
カーテンレールによっては、幅が長すぎることもあります。
【間違った測り方③】現在使っているカーテンのサイズを測ってしまう
よくある間違いとして、現在使っているカーテンのサイズを測ってしまうことです。
次に購入するカーテンは、現在使っているカーテンとは違う仕様になっていることもあるため、この測り方では、「カーテンを変えたが長さが違った!」というようなことにもなり得ます。
カーテンの長さを測るときの注意点
カーテンの長さの目安を知るためにも、カーテンサイズを測る際の注意点についてご紹介します。
上記でもご紹介したものに加えて、カーテンレールがついていない窓枠では、正確にカーテンサイズを測ることはできません。
カーテンサイズを測る場合には、必ずカーテンレールを取り付けてから測らなければなりません。
カーテンのサイズは、窓や窓枠で測るものではなく、カーテンレールを基準にして測ります。
間違えて測る方が多いので、カーテンのサイズを測る際の一番の注意点となります。
また、測る際に使うメジャーなどは、金属製のものを使うようにしましょう。
布製のメジャーでは、途中でたるみ・よれなどにより、正確な長さにならない場合があるからです。
また、カーテンサイズを測るための、カーテンメジャーというものもあるので、そちらを活用するとカーテンサイズを測るのが簡単にできるようになるのでおすすめです。
カーテンの長さの目安を知るための基本の測り方【横幅編】
ここまで、間違ったカーテンサイズの測り方や、注意点についてご紹介してきました。
では、カーテンの長さの目安を知るために、基本のカーテンサイズの測り方をお伝えします。
カーテンレールにはいくつか種類があり、「機能カーテンレール」「装飾カーテンレール」などが主なものとして挙げられます。
「機能カーテンレール」は一般的なカーテンレールで、「装飾カーテンレール」はカーテンレールの両端におしゃれな装飾などが施されているものです。
最初に「機能カーテンレール」の測り方をお伝えします。
カーテンの横幅を知るためには、カーテンレールの端にある「ランナー止まり」から測る必要があります。
ランナー止まりとは、カーテンレールの一番端側にあるランナーのことです。
このランナーは、大きく動かないよう動きが制限されているため、カーテンのストッパーのような役割をしてくれます。
このランナー止まりから、レールの反対側にあるランナー止まりまでの長さを図ることで、算出できます。
一方、「装飾カーテンレール」の場合は、カーテンレールの両端から10cm程度内側にランナー止まりが付いています。
このランナー止まりの一番外側から、反対側にあるランナー止まりの一番外側までの長さを測ることで、装飾カーテンレールの横幅を知ることができます。
こうして測った長さが、カーテンの横幅の目安の長さとなります。
カーテンレールの種類によって測り始める位置が違うので、注意が必要です。
カーテンの長さの目安を知るための基本の測り方【丈編】
次に、カーテンの丈の長さの目安を知るために、基本の測り方についてご紹介します。
カーテンの丈のサイズは、カーテンレールを基準として測りますが、窓の種類によって大きく異なります。
窓の種類ごとに、詳しくご紹介していきます。
【カーテン丈の測り方①】腰窓の場合
腰窓の場合の、カーテン丈の測り方についてご紹介します。
腰窓の場合は、カーテンレールのランナー止まりのリングの下から測ります。
ランナー止まりのリングの下から窓枠の下までの長さが、カーテン丈の長さの目安となります。
カーテンレールの上面から測ったり、底面から測るのは間違いになるので、注意しましょう。
【カーテン丈の測り方②】掃きだし窓の場合
次に、掃きだし窓の場合の、カーテン丈の測り方についてご紹介します。
掃きだし窓の場合も、カーテンレールのランナー止まりのリングの下から測ります。
ランナー止まりのリングの下から床までの長さが、カーテン丈の長さの目安となります。
カーテン丈は窓の種類で目安の長さから加えたり差し引いたりする
カーテンの丈の長さは、上記でご紹介した目安となる長さが重要になります。
窓の種類によって目安の長さから加えたり、差し引いたりして、注文時の最終的な丈の長さを決定します。
例えば腰窓の場合ですが、窓枠の下の長さにぴったりにしてしまうと、斜めから光が差し込み、部屋の中に光が入ってしまいます。
そこで、15cm~20cm程度、窓枠の下に余裕を持たせた長さにすることで、斜めから差し込む光を遮ることができます。
また、掃きだし窓の場合は、目安の長さから1cmほど差し引いた長さが、注文時の最終的な丈の長さとなります。
1cmほど差し引くことで、カーテンの裾が床に付いてしまうことのないようにするためです。
カーテン丈を正確に測ることも大切ですが、機能性などを考慮するのも重要です。
基本の測り方で、目安の長さを知ることが大切になります。
レースカーテンの目安の長さ
カーテンを購入する際に、ドレープカーテンとレースカーテンを同時に購入する場合のレースカーテンの目安の長さについてご紹介します。
ドレープカーテンのサイズが決定したら、レースカーテンのサイズも簡単に決定することができます。
レースカーテンの横幅は、ドレープカーテンの横幅と同じで問題ありません。
そして、レースカーテンの丈の長さですが、これは、ドレープカーテンの丈の長さを目安に決定しましょう。
ドレープカーテンの丈の長さより、1cm~2cmほど短い丈にすることで、レースカーテンの目安の長さを算出します。
好みによって、「もう少し短くしたい」、「レースカーテンは、ちょっと長めにしたい」など調整可能です。
「ドレープカーテンの内側に綺麗にレースカーテンを納めたい」というのであれば、レースカーテンを1cm~2cm程短くすることで、ドレープカーテンからはみ出ません。
基本の測り方で失敗をなくそう!
カーテンサイズの測り方で、基本に沿った目安の長さを知ることができれば、丈が長すぎたり、短すぎたりといった失敗もなくなります。
今回は、よくあるカーテンサイズの間違った測り方や、測り方の注意点について、そして基本の測り方についてご紹介してきました。
この基本の測り方で、失敗することなく、自分の部屋の窓にぴったりの思い通りのカーテンを手に入れましょう。