1DKの暮らし!ダイニングキッチンのレイアウトはどうする?

1DKのお部屋には、メインルームとダイニングキッチンがありますが、部屋数が少ないことからレイアウトが難しいとされています。

そこでこの記事では、1DKを最大限に活用できる「レイアウト術」などをご紹介します。

これから1DKにお引越しされる予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

レイアウトが難しい?1DKの特徴をおさらい!

まずはじめに、1DKの間取りについてお話ししていきます。

前述した通り、1DKは「メインルーム」と「ダイニングキッチン」の2スペースに分かれています。

そのため、プライベートな空間と料理や食事をする空間が、完全に区別できるという魅力があります。

しかしながら、1LDKのお部屋に比べると手狭なことが多く、中途半端なレイアウトになりがちです。

ただ、間取りの使い方やインテリアアイテム次第で、自分好みにカスタマイズできます。

さらに、以下のようなメリットもあるのです。

●同棲や同居が可能

完全に独立したお部屋があることで、1Kでは難しい「余裕のある暮らし」ができます。

また、友人を招くことが多い場合にもおすすめです。

●賃料が安い

少し前に流行った間取りなので、築年数が古いことが多いです。

そのため、家賃も比較的安い傾向にあります。

●キッチンスペースが広い

キッチンとダイニングエリアがつながっているので、ゆとりがあって動きやすい印象です。

また、1Kのキッチンよりも、コンロ数や収納が増える傾向にあります。

このような利点もある1DKの物件は、はじめて一人暮らしをする方にもおすすめです。

生活環境や暮らし方に合わせて、1DKを魅力的な空間へと変えていきましょう。

次章では、ダイニングキッチンをリビングルームにする方法をご紹介します。

1DKでも大丈夫!ダイニングキッチンをリビングに!

1DKには、もともと「リビング」が設定されていませんが、ダイニングキッチンをくつろぎの空間にすることは可能です。

ただし、4.5~6畳の場合は、狭く感じてしまうため、6畳以上の1DKの場合の方法です。

触り心地のいいラグを敷き、テレビやソファ、ローテーブルをレイアウトすれば、ちょっとしたリビング空間が完成します。

これなら、学校や仕事場から疲れて帰宅しても、すぐに休むことができますね。

また、「食事をするダイニングテーブルは欠かせない!」という要望があれば、ダイニングチェアを「ソファタイプ」のものにしてみましょう。

クッション性が高く、ゆったりとくつろげるように背もたれがあるといいですね。

<ダイニングチェア(ソファタイプ)参考商品>

【ディノス:コンパクトLDラウンジダイニング 背付きチェア 幅120cm】

・参考価格:29,052円(税込)

・コンパクト設計なダイニング兼用チェアで、6畳のお部屋にも設置できます。

ダイニングキッチンにシェルフを置くレイアウト!

1DKのダイニングキッチンに、「シェルフ」を置くレイアウトもおすすめです。

ダイニングキッチンに「オープンシェルフ」を設置することで、見た目もおしゃれになり、ちょっとしたものを収納することができます。

見た目をおしゃれにしたい方は、オープンシェルフに観葉植物や小物、雑貨などをバランスよくレイアウトしてみてください。

さらに、料理本を収納することで、レシピに悩んだときにすぐに活用することができます。

そのうえ、見た目としても料理ができそうな雰囲気も出すことがてきますね。

その際は、本のサイズを合わせて収納しますと、さらに見た目も良くなるでしょう。

オープンシェルフにすることで、お部屋の圧迫感を減らすことができます。

<オープンシェルフ参考商品>

【ディノス:国産杉デザインシェルフ 幅79高さ110cm】

・参考価格:29,651円(税込)

・無垢材の質感が美しいブックシェルフで、厚みのある板はとても頑丈です。

メインスペースを寝室にするレイアウト!

前章とは真逆の発想になりますが、メインスペース一部屋を「寝室」にするレイアウト方法もあります。

こちらは、睡眠の質を高めたい方や、大きなベッドで眠りたい方におすすめです。

学業やお仕事がハードであれば、癒しの空間となる寝室には、適度なゆとりが必要になるはずです。

さらに、同居人との生活リズムが異なるというケースにも向いています。

食寝分離ができることが、1DKの強みでもあります。

完全に2つの空間は区切られているので、ダイニングキッチンからの音漏れは少なくなります。

それでは実際に、メインルームを寝室と設定したとき、どうすればいいでしょうか。

寝室にベッドを設置する際は、自分がリラックスできる位置を探してください。

一般的に、ドアの奥側のほうが気分が落ち着きやすいとされていますが、すぐに外へ出られるほうが安心するというタイプの方もいるでしょう。

そして、窓からの冷気や日差しが気になるという方は、ベッドを窓から遠ざける工夫も必要です。

また、間接照明は暖色で、直接光が届かない場所にセットするよう心がけてください。

キッチン広々!1DKの間取りにも開放感が欲しい!

それでは次に、1DKの間取りを広く見せるテクニックをご紹介します。

狭い1DKであっても、開放的な印象を演出しましょう。

●背の低い家具で統一

背の高い家具が多いと、お部屋に圧迫感や閉塞感が生まれてしまいます。

なるべく家具の重心を低くすることで、視界が広がりすっきりとした印象になるでしょう。

●折りたたみテーブル・イスを活用

ダイニングキッチンが狭い場合には、折りたためるタイプのテーブルやイスがおすすめです。

必要なときにだけ出すようにすれば、普段はスペースを有効活用できます。

●大きな家具は壁際にレイアウト

大きなソファなどは、壁際に寄せることで圧迫感を回避しましょう。

存在感を薄めることで、お部屋が広々とした印象になります。

●扉を排除

メインルームとダイニングキッチンの間にある扉を取り外せば、広々としたワンルームが完成します。

すると、さまざまなレイアウトが可能になりますよ。

収納機能が備わっている家具で1DKをすっきりと!

それでは最後に、収納が少ない1DKにおすすめの「収納機能付き家具」をご紹介します。

上手に取り入れて、魅力的なインテリアレイアウトを完成させましょう。

●壁面収納

本体と上置きを組み合わせることで、お部屋のサイズに合った収納スペースを確保することができます。

造り付けのような雰囲気なので、狭いお部屋であっても違和感なく取り入れられます。

●収納付きベッド

本体の下部に収納機能が付いたベッドがあります。

引き出しタイプや、ベッドの下全てを収納スペースとして利用できるものまでさまざまです。

●収納付きキッチンカウンター

ダイニングキッチンにおすすめなのは、収納庫が備わっているキッチンカウンターです。

シャープなシルエットで、邪魔にならない大きさのものを選びたいですね。

●ダストボックス

ゴミ箱(ペール)をスマートに収納できるダストボックスは優秀です。

キャスターがついていれば、移動させるのも楽になります。

自由自在なアレンジが魅力!1DKのレイアウトを楽しもう!

今回は、1DKのレイアウト術や、おすすめのアイテムなどをご紹介しました。

1DKの間取りは、住人の工夫次第でさまざまなレイアウトが可能です。

快適に暮らせるよう、事前によくシミュレーションをしてください。

この記事を参考にしながら、メインルームとダイニングキッチン空間を上手に活用してみましょう。