キッチンのカウンター上は、常にきれいな状態が保たれていますか。
キッチンのカウンターに「ついつい余計な物を置いてしまう…」というのであれば、インテリアにこだわってみましょう。
すると、キッチンだけでなく、リビング全体の雰囲気が魅力的になります。
そこで今回は、カウンター上をおしゃれにするポイントや、アイデアを中心にご紹介していきます。
あなたはどっち派?「すっきりタイプ」と「見せる収納タイプ」
キッチンカウンター上のインテリアには、2つのタイプがあります。
それは、「すっきりタイプ」と「見せる収納タイプ」です。
「すっきりタイプ」の場合は、シンプルでスタイリッシュなインテリアテイストがお好みの方におすすめです。
生活感を極力減らし、洗練されたイメージを演出していく手法なので、空間全体がシャープな印象になります。
カウンター上にはアクセントとして、お花や観葉植物などの自然物を取り入れるといいでしょう。
すると、室内が明るくなり、リラックス効果も見込めます。
一方で、「見せる収納タイプ」の場合は、あえて生活感を出していくスタイルです。
こちらは、近年流行しているカフェ風のインテリアテイスト・ブルックリンテイスト・インダストリアルテイストによく見られます。
しかしながら、ただただ雑然とした雰囲気になってしまっては、おしゃれなインテリアになりません。
そこで、収納するアイテムのデザイン性や、見せ方にこだわりましょう。
例えば、カラーをモノトーンにしてみたり、素材に統一性を持たせるといったことが挙げられます。
このように「すっきりタイプ」と「見せる収納タイプ」、どちらのタイプにも、それぞれのよさがあります。
ご自分の好みや、キッチン・リビングインテリアの雰囲気に合わせて選んでみましょう。
キッチンカウンターの素材でインテリアテイストを決める!
ここでは、キッチンカウンターの素材についてお話しします。
素材次第で、キッチンカウンター上の雰囲気や表情は変わってきます。
そのため、キッチンカウンターに合わせてインテリアテイストをチョイスする方法もおすすめです。
まず代表的なのは、「人工大理石」です。
明るめのホワイトやクリーム色であれば、ナチュラルなテイストにもマッチするでしょう。
ブラックやダークグレーの場合は、クールなイメージのキッチンにぴったりですね。
ステンレス製の調理器具や最新の家電、調理機器などをチョイスし、かっこよくコーディネートしましょう。
そして、キッチンカウンターの素材が「ウッド」だった場合は、ナチュラルなテイストにマッチします。
無垢木材であれば、モダンな雰囲気のインテリアテイストもおすすめです。
また、「キッチンカウンターの素材を変えたい!」というときには、DIYで人気の「カッティングシート」を貼ってみましょう。
古材風やレンガプリントが旬のデザインです。
「自宅のキッチンカウンターに対応しているか」「剥がすことはできるのか」などといったことを踏まえながら活用してみてください。
ちなみに弱粘着タイプだと、張り直しができるので扱いやすいです。
キッチンカウンター上のインテリア例①
ここからは、キッチンカウンター上のインテリア例をテーマ別にご紹介します。
さまざまなテイストのキッチンカウンターを想定してみましょう。
まずは、定番のカフェ風テイストです。
【和カフェ】
最近流行している和カフェ風のテイストは、素朴な雰囲気がらもセンスのよさが光ります。
古材の風合いや、レイアウトする雑貨やファブリックの質感にはこだわりたいところですね。
キッチンカウンター上には、ガラス瓶やブリキの器を並べ、カフェ風に演出していきます。
そして、DIYが得意な方は、キッチンカウンターの上部に「小屋根」を設置してみましょう。
厚めにカットしたダンボールで制作している例もありますから、ぜひチャレンジしてみてください。
【男前カフェ】
ブラックを基調にした男前カフェテイストは、ウォルナットカラーのキッチンカウンターと相性が抜群です。
アイアン脚のカウンターチェアと組み合わせて、本格的なカフェスタイルを生み出しましょう。
また、メニューボードをインテリアのアクセントとして掲げれば、より雰囲気が増します。
キッチンカウンター上のインテリア例②
続いて、キッチンカウンター上のインテリア例をご紹介していきます。
次に取り上げるのは、モダンテイストです。
【北欧モダン】
モダンベースなので、なるべくすっきりとした印象になるよう工夫しましょう。
キッチンカウンター上にはあまり物を置かず、清潔なイメージを演出してください。
インテリアのアクセントとしては、北欧ブランドのティーカップや、ビタミンカラーの調理器具などを取り入れてみましょう。
また、ナチュラルな雰囲気をアップさせる観葉植物もおすすめです。
【ラグジュアリーモダン】
重厚感のあるラグジュアリーモダンを目指すのであれば、キッチンカウンターは光沢感のある素材であることが望ましいです。
そして、天井の高さに余裕があれば、キッチンカウンター付近にペンダントライトをセットしてみましょう。
また、華やかさを演出するために、大きなフラワーアレンジメントを飾るのもいいですね。
キッチンのカウンター上におすすめなアイテム!
それでは次に、キッチンのカウンター上にぴったりなアイテムをご紹介していきます。
人目に付きやすいカウンター上は、おしゃれに演出してください。
●マグカップツリー
マグカップツリーは、木製で温かみのある雰囲気だと、ナチュラルテイストのインテリアにマッチします。
かさばりやすいカップを、見せる収納ですっきりとまとめてください。
●ショーケース風飾り棚
カフェにあるようなショーケース風の飾り棚は、カウンター上収納に最適なアイテムです。
しかしながら、ガラス戸であることが多いため、中身は厳選していきましょう。
また、前面と背面、どちらも扉が開く仕様になっていると扱いやすいです。
●ブレッドボックス
外国の食卓にありそうな、ブリキ製のブレッドボックスをレイアウトしてみましょう。
調味料やお菓子をストックするのもいいですし、扉を開けて観葉植物などを入れてみるのもおすすめです。
このように、単なる収納だけでなく、インテリアアイテムとしても活用することができます。
●カラーボックス
コンパクトサイズのカラーボックスを並べると、小物が置けるディスプレイ棚が完成します。
さらに、少し大きめなカラーボックスを積み上げて設置すれば、オーブントースターやケトルなどの家電を収納するのにも便利です。
キッチンカウンターの下にも注目!
最後になりますが、キッチンカウンター上だけでなく、下の部分にも注目してみましょう。
収納スペースとしても活用することができますし、ちょっとしたアイデアで今よりも暮らしやすくなります。
<本を収納>
キッチンカウンター下には、「長押(なげし)」を設置してみましょう。
本来、長押は日本建築に使用される構造材でしたが、現代では装飾部品として用いられています。
ハンガーに吊るした洋服がかけられるだけでなく、あまり厚みのない本やアートを飾ることも可能です。
おしゃれなカバーの本をレイアウトすれば、インテリアとしても素敵な印象になります。
<ホワイトボードを設置>
大型なホワイトボードを設置すれば、お子さんの遊び場が完成します。
これならきっと、お子さんも夢中でお絵描きを楽しんでくれるでしょう。
また、カフェ風のインテリアテイストであれば、ブラックボードもおすすめです。
個性的なチョークアートで、オリジナリティをアピールしましょう。
キッチンカウンターのインテリアで空間の印象が変わる!
今回は、キッチンカウンター上のインテリアについてお話ししてきました。
キッチンカウンターは、訪れた人の目に付きやすい場所です。
そのため、片付けを徹底し、インテリアにもこだわっていきましょう。
カフェ風のテイストは人気ですが、あまり飾り付けないシンプルなスタイルもあります。
自分らしさを演出して、魅力的なキッチンカウンターに仕上がるといいですね。