キッチンに置くゴミ箱を選ぶ時は、どのような理由で選ぶと良いのでしょうか?
最近のゴミ箱はスタイリッシュでおしゃれなものも多く、どれにしようか迷ってしまいますよね。
しかし、好みのものを買ってみたら、思ったよりも使い勝手が悪かったなんてこともあるかもしれません。
今回は、キッチンで使うゴミ箱を選ぶ基準と、おすすめしたい商品についてまとめてみました。
キッチンのゴミ箱を選ぶ基準とは?
キッチンのゴミ箱を選ぶ時、最初に考えるべきことはなんでしょうか。
キッチンのゴミ箱を選ぶ基準というのは、大まかに分けて5つになると言えます。
・見映え
・値段
・サイズ
・分別の種類
・利便性
そして、この中からまず考えることが、「サイズ」と「分別の種類」だと考えます。
キッチンには、冷蔵庫や食器棚などの大型家電や家具があるため、空いているスペースは限られてきますよね。
それでなくとも、ゴミ箱の場所というのは意外と見過ごされてしまうことが多く、最近では、食器棚の中にゴミ箱のスペースを設けているものさえあります。
簡単に場所を移動することができないからこそ、しっかりと置き場所へサイズを合わせる必要があります。
また、地域の自治体によってゴミの分別も変わります。
ゴミの種類が何種類になるのかによって、ゴミ箱の数も変わってしまいます。
この2つをしっかりと踏まえた上で、ようやく好みや値段、利便性で選ぶことができるのですね。
それでは、早速おすすめのゴミ箱をご紹介していきます。
分別上手!種類の多いゴミを捨てられるおすすめのゴミ箱は?
まず、分別が多くて困っている方へおすすめしたい、ゴミを細かく分けることのできるゴミ箱からご紹介していきます。
キッチンで出るゴミは、単純に可燃物と不燃物だけで分けることができませんよね。
ビンや缶、ペットボトルにダンボール、乾電池なども出るかもしれません。
そのため、少なくとも2個以上、多ければ5個くらいのゴミ箱が必要になることがあります。
そこでおすすめしたいのが、リスの「分別ゴミ箱 コンテナスタイル」です。
こちらは、キャスター付きのラックに、縦型フレームのプッシュ式ゴミ箱が斜め倒しで設置されているもので、ラックとゴミ箱が3~5段の中で選ぶことができます。
ゴミ箱をラックから抜いてしまえば、処分する雑誌や新聞などを置くスペースとしても有効活用できますし、ラックの下の棚にゴミ袋のストックを置いておくことも可能です。
さらにおすすめしたいポイントが、高さと奥行きを大きくしていて幅は小さなことです。
寸法はW339×D520×H1213なので、食器棚と冷蔵庫などの隙間でも入りそうですよね。
ゴミ箱が個別になっているので、それぞれ汚れたら洗いやすいのも良いですね。
一体型の分別ゴミ箱はすっきりとしている分、洗う時に手間が掛かってしまいますので、個別に分かれているゴミ箱が衛生的にはおすすめですよ。
価格は12800円~19800円(段数による)となっています。
キッチンでは使い勝手が一番!やっぱり便利なゴミ箱がおすすめ!
キッチンで使うゴミ箱は、やはり使い勝手の良いものが一番だと考える方もたくさんいらっしゃいますよね。
キッチンでは、料理をしていたり洗い物をしていたりで、ゴミ箱には触れない状況が数多くあります。
そのため、手を使わずに開けることができるペダル式のゴミ箱は、とても使い勝手の良いものです。
今回おすすめしたいのは、タンスのゲンの「ペダル式ゴミ箱スチールスクエア Trash can Kaco」です。
蓋もペダルも付いていることはもちろん、左右に取っ手が付いているので持ち運びも楽々です。
さらに、ゴミ箱内部のバケツが外れることから、簡単に洗えるのもとても便利ですよね。
価格は4000円前後ですので、比較的手に入れやすい金額と言えます。
特徴的なのが素材とカラーで、スチール製で硬質な感じなのに、そこへピンクベージュやミルキーホワイトなどのやさしい色味を合わせているので、とても可愛らしい印象を与えてくれます。
手を使わないゴミ箱と言えばセンサー付きのものもあり、とても便利です。
しかし、電池をたくさん必要とすることと、水回りでの使用のために故障の可能性もあることから、今回はペダル式をおすすめします。
生ゴミも捨てたい!悪臭をしっかりカットできるゴミ箱は?
「キッチンでゴミ箱に求めるものは断然臭いカットだ」と考える方も、決して少なくはないです。
防臭効果の高いゴミ箱ならば、アスベルの「密閉プッシュペール20L エバン」をおすすめします。
蓋と本体にパッキンが装着されているため、密閉されることで臭いを外へ漏らすことがありません。
袋留め部分が金属製なのも、壊れにくくて安心です。
ワンプッシュ構造のため、密閉されていても簡単に開けられるのが良いですよね。
価格が1500円前後なので、気軽に購入することができそうです。
もうひとつ、同じアスベルで「ペール11L 中バケツ付き」という商品もあります。
ゴミ出しまでの間、可燃物と生ゴミを分別しているような場合、生ゴミだけ入れるのなら11Lでも十分かもしれませんね。
こちらもダブルパッキンとなっていて密閉性は高いものですし、中バケツ付きのため汚れ対策や、臭い軽減のために頻繁に洗えるのも嬉しい商品です。
どちらもシンプルな外見で、サイズもキッチン用のゴミ箱としては比較的小さなものですので、置く場所を選ばないこともおすすめできるポイントとなります。
キッチンをおしゃれに見せるおすすめのゴミ箱はこれ!
キッチンのゴミ箱を選ぶのなら臭い対策や利便性も欲しいけど、「やっぱり目に付く場所だからおしゃれなものを選びたい」という気持ちにもなりますよね。
一方で「ゴミ箱自体を目立たせたくない」という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時には、カントリー調のダストボックスがおすすめです。
様々なメーカーから出ていますが、家具調の木製ダストボックスなので一見してゴミ箱とは分かりにくく、可愛らしい外見となっています。
価格は10000~50000円前後と幅広いのですが、ヴィンテージ調の商品もあって北欧系のインテリアとも合わせやすいでしょう。
また、全く違うタイプですが、DULTON(ダルトン)の「プラスチックトラッシュカン18L」もおすすめしたい一品です。
アメリカで見かけるような形のゴミ箱で、なんともおしゃれな外見と絶妙な位置のキャスターが特徴的です。
片側に付いているキャスターは、通常時は固定されているのにもかかわらず、傾けるとコロコロと移動することができて、そのまま重いゴミを集積所まで持っていくことが可能になります。
室内で使いやすいサイズとして18Lをおすすめしますが、他に45L~240Lのものまで、サイズ展開とカラーバリエーションが豊富なので、ゴミのタイプで分けてみるのも楽しいですね。
鮮やかな色がキッチンのアクセントにもなってくれるでしょう。
価格は18Lのものが4000円前後と、こちらも比較的求めやすい金額となっています。
ちょっと変わったこんなゴミ箱も便利で楽しい!
ここまで、キッチンにおすすめのゴミ箱をご紹介してきましたが、少し変わったこのようなゴミ箱はいかがでしょうか?
山崎実業の「分別ゴミ袋ホルダー」は、ゴミ箱ではありませんが、45Lのゴミ袋をそのまま使用できる蓋付きのホルダーです。
中がよく見えますし、地区別のゴミ袋を使用する場合でも45Lなのでそのままセットできる、非常にシンプルで機能的な商品です。
同じメーカーからは「レジ袋ハンガータワー」や「分別ダストワゴン」もすっきりとしたデザインで気軽に使えるのでおすすめしたいですね。
また、撥水加工の施されたダンボールでできたダストボックスというものもあります。
ダンボールなので、通常のゴミ箱と比べたら耐久性や防臭効果は劣りますが、汚れたらゴミとして簡単に処分できるのが非常に便利な商品となります。
キッチンで使うゴミ箱は、気を付けていても臭い移りがしたり、汚れが付着して衛生的に悩む方もいらっしゃいますよね。
価格も数百円から購入できるため、気軽に購入できるのもダンボール商品の強みと言えます。
ダンボール商品と言えどカラー展開が豊富なものもありますから、様々なカラーを購入して季節や気分によって使い分けるのも楽しいですよ。
重要なアイテムだからこそじっくり選ぼう!
キッチンで作業をする時には、セットでゴミ箱を使用することがほとんどです。
また、一般的なゴミよりも臭いや水漏れなど、注意すべきことがたくさんありますよね。
キッチンにおいて、ゴミ箱は非常に重要なアイテムだと言えます。
自分の目的に適った最高のゴミ箱を、じっくりと選んでみてくださいね。