お部屋を可愛く!フレンチポップなインテリアコーディネート

フランスの上品なインテリアをベースに、ポップなカラーを取り入れた「フレンチポップ」というスタイルは、女性を中心に人気があります。

お部屋をフレンチポップスタイルに仕上げるためには、いくつかのポイントと注意点があります。

そこで、今回はお部屋をフレンチポップスタイルに仕上げる方法について詳しく解説します。

フレンチポップとはどんなインテリアスタイル?

まず、最初にご紹介したいのが、フレンチポップなインテリアコーディネートの特徴です。

フレンチポップとは、白を基調としたフレンチスタイルをベースに、彩りのあるインテリアや小物などをアクセントとしてプラスし、ポップに仕上げるスタイルです。

ポップなインテリアスタイルでは、さまざまな色を積極的に取り入れますが、フレンチポップテイストなインテリアコーディネートでは、色を使いすぎず上品に仕上げるのが一つのポイントになります。

イメージとしては、フランスのカフェのような雰囲気のインテリアスタイルです。

アクセントとしてプラスするのは、アートな雑貨や小物などを選びましょう。

注意点としては、こうしたポップなインテリアを取り入れたインテリアスタイルでは、組み合わせにより雑然とした印象になる恐れがあります。

そうならないためには、ベースカラーとなる白との対比や調和を考慮しながら、インテリアに彩りをプラスするイメージで、ポップに仕上げると良いです。

こうすることで、まとまりのある印象に仕上がります。

ビビットなカラーをプラス!フレンチポップなスタイル

この章では、赤をアクセントカラーとしてプラスしたフレンチポップなインテリアスタイルのコーディネートについてご紹介します。

アクセントカラーとは、日本語で強調ということであり、インテリアとしてはクッションや小物などの割合が最も少ない色のことです。

比率としては、5パーセント程度を占めます。

お部屋全体のインテリアの引き締め役となる色で、ベースカラーとの対比がはっきりとした色合いを選ぶと効果的です。

ちなみに、ベースカラーとは、部屋の壁や天井、床などの多くの部分を占める色です。

比率としては、部屋全体のインテリアのおよそ70パーセントを占める色となるでしょう。

そこで、赤をアクセントカラーとしたフレンチポップなインテリアスタイルのコーディネートでは、ベースカラーを白にすると良いです。

白はフレンチスタイルの定番色で、そこに赤をプラスすることで対比が綺麗で、非常にマッチします。

また、前述したように、フレンチポップスタイルでは色を使いすぎないことがポイントになるので、ベースカラーとアクセントカラー、メインカラーの3色程度に抑えると良いです。

メインカラーは、ソファや家具類などの大きめのものに使われる色のことです。

比率としては、部屋全体のおよそ30パーセントを占める色です。

そこで、この場合のコーディネートでは、メインカラーに淡いグレーを取り入れるのがおすすめです。

床や壁、天井などを白で統一し、照明やクッションなどを赤に、そしてカーテンやソファなどをグレーにすると、コンセプトに合ったおしゃれな仕上がりになります。

ダイニングをフレンチポップに!趣味に合うインテリアをプラス

キッチンと続くダイニングをフレンチポップに仕上げるには、キッチンとの統一感を持たせたコーディネートにするのがポイントです。

統一感を持たせる方法としては、壁紙を揃えると良いでしょう。

例えば、シャビ―シックなフレンチテイストの中に、ポップなインテリアをプラスしたコーディネートの場合は、白い木目調の壁紙が合います。

特に、少し色あせたようなデザインの木目調の壁紙を合わせると、シャビ―シックな印象に近づきます。

そして、ダイニングのコーディネートでは、白に近い色合いの木製のテーブルやいすを取り入れると良いです。

また、アレンジとして、いすを全て同じもので統一するのではなく、「木製のいすと白い塗装が施されているいすを組み合わせる」といったコーディネートにするとおしゃれです。

そして、アクセントには、棚に本やレコードなどを、ジャケットを表に向けてディスプレイすると、ポップな印象に仕上げることができます。

加えて、棚をメインカラーとして、水色やグリーンといった配色にすると、よりポップでおしゃれな印象になります。

趣味のものを効果的に取り入れてポップに仕上げるのがポイントです。

可愛さを全面に押し出したフレンチポップなインテリア!

お姫様のお部屋のような雰囲気を感じさせるフレンチポップなインテリアのコーディネートにしたい場合は、インテリアのディティールにこだわって選ぶと良いです。

例えば、猫脚の白いドレッサーやベッドなどはフレンチテイストに良く合い、お部屋がエレガントな印象になります。

そこへ赤やピンクなどのアクセントカラーを取り入れると、ポップな印象を与えることができます。

アクセントカラーの取り入れ方として、ドレッサーの場合は、赤やピンクの花のモチーフを鏡の周りに取り付けると、キュートな印象になります。

また、ドレッサーの上に一輪挿しを置き、造花を生けて飾るのも良いでしょう。

花をアクセントとして加えることで、女性らしい雰囲気になります。

そして、白い猫脚のベッドにポップなアクセントを加えるには、鮮やかな色の寝具を取り入れると良いです。

特に、単色ではなくメインカラーとアクセントカラーを組み合わた配色の寝具がおすすめです。

例えば、カーテンなどのメインカラーがグリーンで、アクセントカラーがピンクの場合は、ピンクのギンガムチェックにグリーンのラインが入ったデザインの寝具などが合います。

フレンチポップな空間には丸みのあるインテリアが合う!

フレンチポップなコーディネートでは、前述した猫脚のインテリアのような曲線があるものや、丸いシルエットのアイテムが合います。

例えばリビングには、丸い天板に脚が3つのテーブルなどを置くと良いでしょう。

そこに組み合わせるのは、背もたれが丸いシルエットのいすや丸みのあるファブリック製のソファなどがおすすめです。

メインのインテリアを丸みのあるものにすることで、フレンチポップなカフェのような雰囲気になります。

また、小物類も丸いシルエットのものを取り入れると、よりおしゃれです。

例えば、テーブルの上に花を飾る場合には、茎を短く切って、丸い陶器製のマグカップなどに生けると可愛いです。

加えて、テーブルの上に敷くランチョンマットも、ファブリック製の丸い形のものを取り入れるとおしゃれです。

このとき、マグカップやランチョンマットは色調を統一して、アクセントカラーとして加えると良いでしょう。

フレンチポップな柄のインテリアシールを貼る簡単コーデ!

最後にご紹介するのは、インテリアシールを使ったフレンチポップなインテリアコーディネートです。

インテリアシールとは、棚などのインテリアに貼って簡単に剥がすことができる、おしゃれなシールのことを指します。

カラーボックスや衣装ケースなどの、生活感が出てしまうインテリアに貼るのがおすすめです。

インテリアシールは、フレンチポップなインテリアスタイルにマッチする柄も豊富に販売されているのでチェックしてみましょう。

インテリアシールを衣装ケースなどのお部屋の中の一部分のインテリアに貼る場合には、柄物を取り入れるとおしゃれです。

メインカラーやアクセントカラーが入った鮮やかな柄がおすすめで、メインカラーがグリーンでアクセントカラーが赤の場合は、グリーンの下地に赤い花柄がプリントされたインテリアシールなどがマッチします。

フレンチポップなインテリアコーデはまとまりを大切に!

これまで、フレンチポップなインテリアコーディネートのポイントについてご紹介してきましたが、参考になりましたか?

鮮やかな色を取り入れるコーディネートでは、雑然とした印象にならないよう、まとまりを意識することが大切です。

取り入れる色を3色程度に抑えて、お部屋をおしゃれにコーディネートしてください。