生活感を消して、シンプルなお部屋づくりを目指す方には、モノトーンのインテリアスタイルがおすすめです。
さらに、ウッド調の家具を組み合わせることで、誰でも簡単に、洗練された空間が演出できますよ。
そこで今回は、お洒落な「モノトーン×ウッド」を基調とした、インテリアコーディネートについてお話しします。
シンプルなモノトーンスタイル!インテリアコーディネートのポイントは?
そもそも「モノトーン」には、「単色」や「ブラック×ホワイト」などの意味合いがありますが、そこに「グレー」や「シルバー」なども含めることがあります。
こうしたシンプルなカラーリングを基調とするモノトーンスタイルには、洗練された雰囲気や、モダンな印象を与えることができるため、今では定番のインテリアテイストになっています。
初心者でも比較的簡単に取り入れることが可能ですが、いくつかのポイントを押さえることで、よりスタイリッシュな空間になるでしょう。
<モノトーンスタイルの基本>
■メインカラーは「ホワイト」
インテリアのメインカラーをホワイトにすると、空間が広がるだけでなく、清潔感も演出することができます。
そこにアクセントとして、ブラックやグレーの小物をチョイスすることで、コーディネートにメリハリが出ます。
■整理整頓を心掛ける
シンプルなテイストだからこそ、お部屋の生活感が気になります。
収納を活用し、なるべく無駄な物は増やさないようにしましょう。
■ウッド調の家具をプラスする
モノトーンとウッドの相性は良く、さらに柔らかい雰囲気を出したい方には、観葉植物などのグリーンもおすすめです。
■モノトーンを柄で取り入れる
モノトーンは、「ストライプ」「ボーダー」「ドット」といった、柄で取り入れることもできます。
こういった柄は、カーテンやクッションなどのファブリックによく用いられます。
ソファが決め手!モノトーンカラーでリビングをコーディネート
ここからは、空間別のインテリアコーディネートについてお話ししていきます。
まずは、メインルームである「リビング」です。
前述したように、メインカラーはホワイトを基調とし、お部屋の広がりを見せつつも、大物の家具でアクセントを加えていくと良いでしょう。
リビングで大物の家具といえば、「ソファ」ですね。
ソファをブラックカラーにして、空間の引き締め効果を狙います。
あるいは、ホワイトのソファに、デザイン性の高いモノトーンカラーのクッションをいくつか並べるのもおすすめです。
もう少しナチュラルなテイストにしたい方は、ソファをグレーにすると柔らかい印象になります。
このとき、脚やひじ掛けの部分がウッド素材だと、より雰囲気が増すでしょう。
一方で、少しポップな要素を入れたい場合には、ピンクやイエローなどの、ビビットカラーを差し色にして、個性を演出しましょう。
こうした差し色は、明るく華やかなイメージを求める方におすすめです。
キッチンやダイニングにも!「モノトーン×ウッド」のインテリアコーディネート
続いては、キッチンとダイニングのインテリアコーディネートです。
キッチンは物が多いため、雑然とした雰囲気になりやすく、スタイリッシュな空間に仕上げることが難しいですよね。
そんなときには、収納にもモノトーンカラーを取り入れていきましょう。
例えば、目に付きやすい調味料入れは、ホワイトで統一し、ラベルはブラックにします。
そして、おたまやフライ返しなどのキッチン用品も、モノトーンカラーで揃えることで、一気にまとまりが出るでしょう。
さらに、洗剤などのラベルは剥がしてしまうことで、簡単に生活感を排除することができますよ。
次にダイニングですが、人が集まる空間なので、ウッドやグリーンを多く使い、爽やかで明るい雰囲気を演出していきましょう。
このとき、カウンターはウッド調にして、ブラックアイアンの椅子をチョイスすることで、お洒落なカフェ風スタイルになります。
壁には黒板があると、モノトーンスタイルにもぴったりです。
そして、天井からエアプランツなどのグリーンを吊り下げると、よりナチュラルなテイストに仕上げることができます。
寝室はトーンを落とす!シックなインテリアで落ち着ける空間に
次は、寝室のインテリアコーディネートです。
毎日の疲れを癒す寝室は、落ち着いた雰囲気にしたい方も多いでしょう。
そのため、インテリアはブラックカラーを基調とし、彩度を下げたシックなテイストがおすすめです。
まず、ベッドファブリックはモノトーンで統一し、お部屋のテイストを印象付けましょう。
このとき、カーテンもブラックにすると、よりシックなイメージになります。
しかしながら、全てがモノトーンカラーだと、無機質になりすぎて堅苦しさが出てしまい、コーディネートも単調になりがちです。
そこで、ベッドフレームやベッドサイドテーブルをウッド素材にすることで、安らげるポイントをプラスします。
さらに、背の高い観葉植物をレイアウトし、癒しの空間を演出するのも良いですね。
また、壁にはお気に入りのアートパネルを並べて、リラックスできる寝室になるように工夫してみましょう。
カラー畳とウッドを組み合わせ!「進化系和室」が人気!
ここでは、和室のインテリアコーディネートについてお話しします。
少々古くさいイメージの和室ですが、最新のアイテムを用いれば、洗練された空間を演出することができますよ。
「畳」と言えば、皆さんは従来の緑色をイメージするのではないでしょうか?
しかし、近年は「カラー畳」という、新しい畳が人気を集めています。
このカラー畳は、ダニやカビに強い新素材でできた高機能性と、豊富なカラーバリエーションが魅力です。
ブラックやホワイトのモノトーンカラーもあるので、これだけでスタイリッシュな和室が完成します。
また、お洒落なウッド素材の家具をポイントにレイアウトすれば、最新のモダンスタイルになります。
このとき、ウッドはダークなブラウンカラーにすれば、より洗練された印象になりますね。
さらに、照明にもこだわりましょう。
和の雰囲気に合うよう、竹や和紙の材質でできた、丸みのあるデザインだとぴったりです。
シーリング式だと、よりモダンで和の雰囲気が出ます。
壁紙をウッド調に!簡単に剥がせる優れものはいかが?
最後に、壁紙をウッド調にする優れもの「ウォールデコシート」をご紹介します。
このウォールデコシートは、壁紙を傷めることなく、そのまま貼れて簡単にはがせる、シールタイプの壁紙です。
そのため、初心者でも気軽にお部屋をDIYすることができますよ。
テイスト種類が豊富で、立体的な加工がしてるエンボスタイプは人気があります。
そして、木目柄においても、さまざまなバリエーションがあるので、サンプルを眺めているだけでもワクワクします。
中でも、今回ご紹介している、モノトーンのインテリアスタイルには、ホワイトベースの木目柄がおすすめです。
スタイリッシュな印象はそのままに、爽やかで居心地の良い空間を演出することができます。
「インテリアはバッチリなのに、お部屋がなんだかパッとしないな…」と感じたら、このように壁紙をチェンジしてみるのも良いかもしれませんね。
ウォールデコシートは、通販サイトで販売されていますので、気になる方は検索してみましょう。
「モノトーン×ウッド」で洗練されたスタイルにチャレンジ!
今回ご紹介したモノトーンのカラーリングは、シンプルで失敗することが少ないため、インテリアコーディネート初心者にもおすすめです。
さらにポイントとして、ナチュラルな雰囲気のウッド家具を組み合わせ、うまくバランスをとりましょう。
お部屋のインテリアにお悩みの方は、この記事を参考に、お洒落でスタイリッシュな空間づくりを目指してみてはいかがでしょうか?