高さ調節が可能な椅子が便利で生活に役立つと人気です。
姿勢を直すことにも繋がり、子供から大人まで幅広い世代に支持を得ていますよね。
自宅はもちろん、オフィスなどでも活躍するでしょう。
このタイプの椅子は、油圧式とガス圧式にわかれるのです。
それらの違いや特徴は、どのようなものでしょうか。
また、インテリアにもおすすめな商品についてもご紹介します。
高さ調節が可能な椅子とは!?直すことも可能?
椅子の様々な構造のなかでも、油圧式とガス圧式があると述べました。
共に、高さ調節が可能なため人気ですよね。
この2種類の主な特徴をみていきましょう。
●油圧式椅子
なんといっても、寿命の長さが魅力でしょう。
その寿命を半永久的にする方法があります。
・雑に座るなど椅子の各パーツに負荷をかけない
・背もたれに過度な重力を与えない
・足をバタバタと動かし椅子を過度に揺らさない
これらの行動に注意することで、より油圧式の椅子を長く愛用することができるでしょう。
●ガス圧式椅子
比較的安価で、購入しやすいのが特徴でしょう。
また、故障した際には直すことも可能です。
きちんとした知識があれば、自分で直すのもよいでしょう。
ちなみに、直すことが必要な状態を見極める方法があります。
ガス圧式椅子は、高さ調節をする際に不具合が生じる場合がありますよね。
それが、直すことが必要なサインです。
ガス圧の低下によりこの症状は表れます。
またそれ以外にもガス圧式椅子は、危険性を伴う場合もあるのです。
次項でご説明しましょう。
おすすめは直す必要がない油圧式椅子
前項では、油圧式椅子とガス圧式椅子について詳しくご説明しました。
先述した通り、両者とも高さ調節が可能なため、便利ですよね。
購入する際には、特にどちらがおすすめなのでしょうか。
まずガス圧式椅子に不具合が生じた場合、直す前に早急な使用の中止が原則なのです。
そのわけは、爆発の可能性があるためです。
普段丁寧に使用していれば、爆発することはほぼないでしょう。
ですが、暖房器具のそばに長時間置くなどによりその可能性は高まるのです。
冬場などの、ガス圧式椅子の置き場には注意が必要ですね。
また極端に安価なものは、高圧のガスを使用している場合が多いです。
その点も、爆発に繋がりやすいといえるでしょう。
一方油圧式椅子は、安全性の高さが特徴です。
もちろん、爆発などの危険性もありません。
ガス圧式に比べ高価ですが、それは購入時に限ってのことですよね。
油圧式椅子は、基本的に不具合が生じた場合、直すという概念のもの作られていません。
この点は、逆に考えればメリットになります。
長い目で見れば、コストパフォーマンスにも長けているといえますよね。
これらを考慮すると、ガス圧式椅子より油圧式椅子のほうがおすすめといえるでしょう。
油圧式椅子の仕組み
様々な魅力を兼ね備えた油圧式椅子ですが、仕組みについても気になるところです。
まず、構造上なぜ油を使用するのかという点も重要でしょう。
例えば水など、他の物質でも代用可能なのではとの考えも浮かびます。
各パーツが金属の場合、当然さびなどが発生しますよね。
また、水特有の粘度の低さも懸念されます。
それにより、水漏れなどにも影響するでしょう。
直すなどの対策をとっても、粘度の低さゆえ、また水漏れを繰り返す可能性もあります。
油がいかに適しているかがわかりますね。
次に、それらを踏まえて仕組みをみていきましょう。
油圧式椅子は、椅子の下部にあるレバーで操作しますよね。
油圧ジャッキレバーとポンプを上げる重要なパーツでしょう。
それにより、タンク内の油がポンプへ送られるのです。
その油を適度に吸ったら、内部のピストンが上がり油を放出します。
放出した油は、その後シリンダー内へ送られるのです。
その際の圧力で、椅子を高くすることが可能になります。
反対に、椅子を低くする場合はレバーを逆に操作する構造です。
シリンダー内の油がタンク内へ逆流するため、圧力がない状態になります。
直すことが不可能な油圧式椅子の寿命の見極め方
先述した通り、油圧式椅子は寿命の長さが魅力ですよね。
ですがどんなに高機能なアイテムも、いつかは寿命がくるものです。
その際の見極め方をご紹介しましょう。
主な見極め方として、油漏れが挙げられます。
先述した通り、基本的に油漏れなどの症状が現れた場合でも、直すことは不可能です。
だからといって、油漏れを放置するのはよくありません。
油が流れ、床を傷めることにも繋がります。
また、油は滑りやすいため危険ですよね。
そのため、油漏れの際は応急処置がおすすめです。
まず、布などで油の出口を塞ぎましょう。
輪ゴムやガムテープなどで固定すれば、油が流れるのを食い止めることができます。
ですが、この状態で長期間放置することは避けてください。
塞いだ部分から油が染み出すこともあるでしょう。
ちなみに油圧式椅子の寿命の目安は、一般的に10年くらいといわれています。
ですが、年に一度くらいは定期的に不具合をチェックするのもよいでしょう。
姿勢が気になる方必見!椅子の高さ調節は姿勢も直す!
油圧式椅子を使用する際、椅子の高さ調節方法も重要でしょう。
ちなみに、椅子の高さは人により適正が異なります。
実際、自分の身体に合っていない高さで椅子を使用している方も多いものです。
順を追って、椅子の高さ調節方法をご説明します。
①座面の高さ調節する
椅子の正面に立ってください。
このときの椅子の座面の高さがポイントです。
膝と垂直な位置に調節しましょう。
②微調整をする
実際に座って高さを確認しましょう。
座面の高さ調節をしても、思ったよりしっくりこないという場合もあるでしょう。
微調整のポイントは、座った際に足の裏が床につくかどうかという点です。
足の裏が床から遠いと、足の血行不良を引き起こす場合もあります。
また、ひざ裏と座面の距離も重要です。
約5㎝ほど距離があるとよいでしょう。
それにより、太ももの血行不良を防ぐことが可能です。
このように、高さ調節は足への様々な負担を減らすことにも繋がるでしょう。
また、姿勢を直すことにも役立つのです。
また、椅子と同じく重要なのが机の高さでしょう。
目安としては、座った際に机の高さ肘と同じ位置です。
この高さが合わない場合は、フットレストを使用して直すのもよいでしょう。
フットレストが初めから装備されている商品もありますので、おすすめです。
こどもから大人まで使用可能!?インテリアにもなる油圧式椅子
油圧式椅子の魅力は、高機能だけではありません。
最近では、様々なタイプのインテリアに合う商品が出回っています。
なかでもおすすめの商品をご紹介しましょう。
【Martin Chair】
曲木を使用した珍しい商品です。
その質感は、柔らかい印象を与えます。
デザインはシンプルで、北欧インテリアとも相性がよいでしょう。
ブラックカラーを選べば、モダンな雰囲気を演出してくれます。
油圧式により、ワンタッチで高さを直すことが可能です。
高さは、40㎝~50.5㎝と調節範囲が幅広いのもうれしいですね。
子供から大人まで使用可能です。
ですが、大人が使用した後に子供が使用する場合は注意が必要です。
椅子の高さが子供の身体に合うよう直すことを忘れないようにしましょう。
【360°回転ラウンジチェア VA 】
カラーはホワイトとブラックの2色展開です。
クールなインテリアのおすすめでしょう。
オフィスでの使用もよいですね。
繊細な造形美が目を引きます。
デザイン性の高さとともに、座り心地のよさも魅力です。
その名の通り、360℃回転可能な点もポイントでしょう。
身体の向きを手軽に直すことにも役立ちます。
高機能な椅子はインテリアとしての役割も果たす
高さ調節が可能な椅子は、私たちの生活のなかで大きく役立ちます。
高さは、自分の身体に合った位置が重要です。
高さが合っていないと、様々な足への負担を引き起こします。
その際は、高さを直すようにしましょう。
椅子は長時間使用することも多いため、注意が必要です。
また、このタイプの椅子はおしゃれなものも多く、インテリアとしてもよいです。
そのため高機能はもちろん、空間を演出するアイテムとしても役立つでしょう。