玄関ホールをオシャレに!玄関のインテリアアイテム特集

「玄関は家の顔」と言われていますよね。

玄関ホールの雰囲気で、その家全体の雰囲気が決まってしまうと言っても過言ではないでしょう。

来訪者が感心するような、オシャレな玄関ホールにしたくはありませんか。

そこで今回は、玄関ホールをオシャレに変身させるための、インテリアの数々をご紹介します。

玄関ホールは来訪者が最初に目にする重要な場所

来訪者が必ず通る場所は玄関ホールです。

来訪者が一番最初に、そして必ず目にする場所だからこそ、オシャレなインテリアで演出してお出迎えしたいですよね。

日本の文化では、靴を脱いで家に上がります。

日本人の住居は、横穴式住居→竪穴式住居→高床式住居へと変わってきました。

平安時代にはすでに靴を脱ぐ習慣が生まれていたそうなので、歴史は古いですね。

昔から家の中は一段高く、大切な場所だと考えられていました。

そこに招待されるのは特別な人のみで、そんな大切な場所に靴を履いたまま上がるのは失礼にあたるので、靴を脱ぐ習慣が生まれたとも言われています。

その為、日本の住宅は「玄関には下駄箱が必須」という考え方があります。

新築する際にも、まずは下駄箱の置き場を決めて、空いた場所に植物や花を飾る人も多いでしょう。

居間のように個性的に演出するという発想は、あまりしませんよね。

しかし、日本とは反対に欧米には、玄関で靴を脱ぐ習慣がありません。

当然、玄関に下駄箱はありません。

ですから欧米の家々の玄関ホールには、インテリアにこだわったオシャレな演出がされているのです。

ここからは、日本の玄関ホールでも使えるインテリアをご紹介します。

空いたスペースをうまく活用して、素敵な玄関を演出してみましょう。

玄関ホールのインテリアアイテムとしてかかせないものとは?

風水の考え方によると、玄関は良い気の入り口と考えられています。

良い気を吸収するためには、特に重要な場所なのです。

そして、それは特に人間関係に強い影響を与えるそうです。

人間関係は、仕事や学校など、生きていくためには必ず関わらなければいけないことです。

ですから、家中のどの場所よりも、玄関の環境を一番に整えるべきなのです。

玄関ホール作りのポイントは、「清潔」と「明るさ」です。

玄関ホールを清潔に、そして明るく保つことで、良い気が入ってきやすくなります。

玄関の運気を上げるためには、

・掃除を頻繁にする

・靴は下駄箱にしまう

・玄関マットを使う

・明るい照明を使う

・絵や生花を飾る

・観葉植物や鏡を置く

特に、玄関の観葉植物には、気の流れを良好にしてくれる働きがあります。

観葉植物がもたらす安心感やリラックス感は、訪れる人の警戒心を解く効果も期待できます。

ですから、玄関ホールのインテリアアイテムとして、かかせないものなのです。

植木鉢は、白色か明るいパステルカラーのものを使用すると良いでしょう。

玄関ホールにおすすめな観葉植物は、青年の樹(ユッカ)、サンスベリア、幸福の木、モンステラ、ワイヤープランツ、パキラとなります。

玄関ホールの必須アイテム!観賞植物がイキイキ育つ環境とは

前項で、観葉植物が玄関ホールのインテリアアイテムとして、かかせないものだとお話ししました。

ここでは、観葉植物が育ちやすい環境についてお話しします。

なぜならば、玄関は家ごとに設計されている方角が違います。

ゆえに、日当たりが良好で明るい玄関、日当たりが悪く暗い玄関もあるのです。

その明度によって、おすすめな観葉植物の種類は違います。

自分の家の玄関はどのくらいの明度なのか、思い出してみましょう。

<日当たりが良好>

日当たりが良い環境は、観葉植物が最も生長しやすいです。

たいていの観葉植物は、元気にイキイキと生長してくれるはずです。

<明るい日陰>

直接日光が当たらなくても、レースのカーテン越し程度の明るさでも元気に生長するでしょう。

<日陰>

玄関の方角によっては日光が当たらず、蛍光灯の明るさだけのみの場合があります。

日陰に強い種類の観葉植物であれば、元気に生長可能でしょう。

日陰への耐性がない観葉植物の場合は、週に3~4日くらいは、日光の当たる場所へ移動してあげなければいけません。

1回につき、5時間以上は日光浴をさせてあげてください。

<暗い日陰>

暗い日陰では、いくら日陰に耐性がある観葉植物だとしても、残念ながら長く育成することは難しいでしょう。

少しでも長生きさせるためにも、日陰の場合と同じように日光浴をさせましょう。

インテリアにぴったり!日陰の玄関ホールでも育てやすい植物

玄関ホールにインテリアとして、観葉植物をオシャレに飾りたい人は多いですよね。

しかし、よくありがちなのが、玄関が日陰という場合です。

人間も、日光に当たらな過ぎは身体によくありません。

それと同じように、日当たりが良くないと観葉植物の生長にも良くないはず!だと考えますよね。

どんな観葉植物を玄関ホールに置くべきか、悩んでいる人もいるでしょう。

そこで、ここでは、蛍光灯のみの日陰に適した観葉植物をいくつかご紹介します。

●ケンチャヤシ

日陰・乾燥・寒さ・病害虫にも強い、完全無敵な観葉植物です。

丈夫で育てやすいですよ。

●テーブルヤシ

本来は明るい場所を好みます。

しかし、光が届かない暗い日陰でも元気に生長します。

●アスプレニューム

葉が放射状に広がっています。

耐陰性に優れているので、日陰でも元気に生長します。

命の逞しさがあり、丈夫です。

水やりなどの世話が、ちゃんとできるか不安な人にもおすすめです。

●ぺぺロミア

葉に黄色の模様が入った鮮やかなぺぺロミアは、耐陰性があり、乾燥にも強いです。

玄関ホールをオシャレにしてくれるインテリアアイテム①

ここからは、玄関ホールをオシャレにしてくれるインテリアアイテムをご紹介します。

●ソファ・ベンチ・チェア

他の部屋と比較して、「ただでさえも狭めの玄関に、そんな家具は必要ない!」と思うかもしれませんね。

確かにそれらは場所を取るので、一見無駄に見えるかもしれません。

しかし、立派なオシャレインテリアなのです。

それだけではなく、ソファなどに座ってゆっくりと靴を履けるので、実用性もバッチリです。

よろけて転倒する危険性を極めて減らすことができるので安心ですね。

特に、冬場のブーツの脱ぎ履き時には重宝します。

●ホワイエ・テーブル

玄関ホールは、英語で「foyer」と言います。

広くはない玄関のちょっとした空間に置けるのが、ホワイエ・テーブルです。

テーブルと言っても、そこで食事をしたりする訳ではありません。

ですから、見栄えや通路スペースを優先させ、奥行きが細い物を選びましょう。

造りが細長い廊下に活用すれば、空間を実際よりも長く見せてくれますよ。

ホワイエ・テーブルの上に陶器を飾ると、温かみのある空間を作ることもできます。

玄関ホールをオシャレにしてくれるインテリアアイテム②

●鏡

売れている芸能人の住むような豪邸ではない限り、一般家庭の玄関ホールは狭めです。

しかし、広めに見せることができる魔法のインテリアがあります。

それは鏡です。

ウォールミラーなどのデザイン性の高い鏡も色々と販売されているので、玄関ホールに合ったものを探してみましょう。

鏡はお出かけ前のチェックにも便利なので、インテリア性と実用性の両面からも欠かせないアイテムです。

●玄関ニッチ

「ニッチ」とは、掘り込み式の飾り棚のことです。

生花やインテリア小物をディスプレイして楽しめます。

●ワイヤーバスケット

来訪者が使用するスリッパは、サッと用意できる所に収納しておきたいですね。

おすすめなのが、ワイヤーバスケットやナチュラルなカゴです。

玄関のインテリアとして、オシャレに使うことができますよ。

●良い香りの芳香剤

玄関ドアを開けると良い香りがする玄関は、訪れた人の心の緊張を和らげてくれます。

玄関ホールに、見た目にもオシャレな芳香剤を置いて、いつも良い香りを漂わせておきましょう。

玄関ホールをオシャレで心地良い空間にしよう

玄関は来訪者を迎える、おもてなしの最初の場所です。

お客様が一番最初に見る場所だからこそ、インテリアにもこだわってみませんか。

少しの工夫で、オシャレに変身させることができますよ。

住人と来訪者、双方にとって、玄関ホールがオシャレで心地良い空間になるといいですね。