洋服と同じように、インテリアもオシャレに見せたいものですよね。
インテリアがオシャレだと気分も上がります。
ここでは、インテリアをランクアップさせるコツや、オシャレ度を急上昇させる椅子のデザインについて触れていきます。
インテリアもファッションと同じ!?
プライベートな時間を過ごす自宅。
その自宅のインテリアを自分好みにすることは、癒しの時間を快適に過ごすために必要なことともいえるでしょう。
もともとインテリアにこだわりがある方であれば、常に変化を求めていろいろな工夫をほどこしているかもしれませんね。
しかし、そこまでインテリアにこだわりがない方でも、今よりランクアップさせてみたくはありませんか。
そもそも、インテリアにいくらでもお金をかけられるということであれば何も悩むことはありません。
お金に糸目を付けなければ、インテリアをオシャレなもので揃えることは難なくできることでしょう。
しかし、ほとんどの人はそうもいきませんよね。
そこで、どこにお金をかけてどこを節約するのか、自分なりにメリハリをつけることが重要なのです。
例えば、ファッションだと「洋服はお値打ちのものでもバッグだけはいいものにする」というふうに、自分なりにメリハリをつけていませんか?
インテリアもそれと同じことなのです。
つまり、椅子のデザインにこだわりたいから椅子にはお金をかけて、テーブルはそんなにお金をかけなくてもいいなどどいうことです。
インテリアをランクアップ!そのコツとは?
インテリアをランクアップさせるには、椅子などの家具のデザインだけではなく照明にもこだわってみてください。
照明には、蛍光灯のように白く見えるものや、白熱灯のようにオレンジに見えるものがあります。
この色が変わることによって、がらりと部屋の中の印象が変わってくるのです。
また、間接照明を駆使することで雰囲気が出て、それだけでオシャレ空間になるのです。
さらに、絵画を飾るなどアートを取り入れてみることをおすすめします。
アートは、興味がない方であればお金の無駄遣いとも思うかもしれませんね。
しかし、アートがあることによってその部屋の印象は一気に変化します。
最初はどのようなアートを選んでいいか難しいかもしれませんが、そこは素直に「自分のすきなもの」でいいのです。
アートは想像以上にインテリアをランクアップさせるものです。
毎日自分の好きなアートを目にすれば、癒し効果アップも期待できそうですよね。
ダイニングの椅子はデザイン重視?
インテリアをランクアップさせるには、ダイニングの椅子にも注目をしていただきたいです。
ほとんどの場合、ダイニングの椅子は同じデザインのものであることが多いですよね。
しかし、そこにこだわらないでほしいのです。
オシャレなカフェを思い出してみてください。
案外、椅子のデザインが揃っていないというところも多くないでしょうか。
椅子は、有名なデザイナーのものであればかなり高価です。
ダイニングの椅子をすべてデザイナーのものにするのは、出費がかさみますよね。
そこで、一脚だけ憧れのデザイナーの椅子にして、他はもう少しお手頃な椅子でというように使いわけをするのです。
あえてダイニングの椅子すべてをお揃いにするよりも、全部異なるデザインの椅子にする方が垢抜けた感じになります。
どんな椅子のデザインがおすすめ?①
オシャレなインテリアにするためには、どのようなデザインの椅子がいいのでしょうか。
人の好みはそれぞれですが、ここではおすすめのオシャレな椅子を、いくつかご紹介していきます。
まずは、「イームズシェルチェア」です。
イームズは誰もが耳にされたことがあるのではないでしょうか。
イームズシェルチェアはたくさんの色から選ぶことができ、デザインもシンプルなのでどんな部屋のイメージにも対応しやすい椅子でしょう。
ただし、少々価格が高めということが難点ともいえます。
イームズシェルチェアとデザインが似ている「セブンチェア」も洗練された印象でオシャレなデザインです。
セブンチェアは1955年にデザインされて以来ずっと人気ですが、イームズシェルチェアと同様、価格が高めのためなかなか購入しにくいという点もあります。
しかし、イームズシェルチェアやセブンチェアにはリプロダクト品が販売されているので、同じようなデザインの椅子をお手頃に買うことができます。
(リプロダクト品とは、意匠権が切れてしまった製品を同じようなデザインで復刻することです。)
どんな椅子のデザインがおすすめ?②
前項では、海外の名作と呼ばれる椅子をご紹介しました。
しかし、日本にも名作と呼ばれる椅子は多くあるのです。
例えば、徳島県にある宮崎椅子製作所の「bo」は日本人デザイナーがデザインした椅子です。
boは見た目は華奢なものの、いったん座ると体が包み込まれるような座り心地の良い椅子です。
同じく、宮崎椅子製作所の別の日本人デザイナーがデザインした「PePe chair」もおすすめです。
PePe chairは全体的に滑らかな曲線で作られているので見た目に優しく、座り心地ももちろんいいです。
また、座るという椅子の役割だけではなく、インテリアの一部として大きな存在感を出すような椅子です。
他には、山形県に本社をおく天童木工の「バタフライスツール」も有名です。
バタフライスツールも日本人デザイナーがデザインした名作と呼ばれる椅子です。
リビングの一角にこのスツールを置いているだけで、一気に部屋の雰囲気が変わるような椅子です。
椅子としてだけではなく、スツールの上にオシャレな小物を置いてみるのもいいですよ。
最後に、マルニ木工の「HIROSHIMA」をご紹介しましょう。
HIROSHIMAシリーズも日本人デザインのもので、椅子のみならずテーブルやサイドボートなどのランナップもあります。
HIROSHIMAの代表でもある「アームチェア」は座面が板張りのものと布張りのものがあるので、自分の好みに合わせられます。
こちらも価格は少々高いですが、一脚だけでも部屋の中にあると今のインテリアより数段ランクアップするはずですよ。
インテリアランクアップにはベンチもあり!
前項までは、椅子についてお話をしてきました。
どのような椅子を選び、どのように配置するかによってがらりとインテリアの印象は変わります。
椅子に近いもので、「ベンチ」もインテリアをランクアップさせるものの一つです。
ベンチは「座るだけのものではない」と、とらえるのです。
つまり、ベンチにオシャレな本を重ねて飾ったり、カゴに雑多なものを収納してベンチの下に置いておいたりと工夫次第でいろいろな使い方ができるのです。
また、ベンチは座る人数が決まっていないので、来客があったときに本来の椅子として使用することができる、便利なものでもあります。
ベンチは単純な構造なので自分で作ってしまうこともできます。
自分で作ると、好きなデザインにもできるので楽しいでしょう。
DIYは最近のブームでもありますから、一度挑戦してみるのもおすすめですよ。
インテリアにこだわってみよう
インテリアは、いわば洋服と同じようなものです。
毎日過ごす部屋を自分好みのインテリアにすることで、モチベーションも変わってきます。
インテリアの中でもデザイナーが生み出すオシャレな椅子は、一つあるだけでインテリアの雰囲気が一気に変わります。
椅子は高価なものも多いですが、取捨選択して一脚でも取り入れてみてはいかがでしょうか。