インテリアは、住まいの空間をより豊かにするために欠かせないものです。
インテリアの定番として、植物のグリーンを取り入れる方法があります。
しかし、植物は意外にも手がかかるものであり、育てるのが難しいものもあります。
ここでおすすめするのは、光触媒の観葉植物です。
では、光触媒の観葉植物とはどんなものなのでしょうか。
グリーンのある生活を求めるなら!光触媒の人工観葉植物がおすすめ
植物のグリーンは、目の疲れを軽減したり、人をリラックス状態にする効果があるといわれており、インテリアとしてもよく取り入れられています。
しかし、観葉植物は水やりや日光に当てたりと意外にも手間がかかるものです。
何日も管理しなかったことで、「枯らしてしまった」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、おすすめしたいのが光触媒(ひかりしょくばい)の人工観葉植物を取り入れることです。
光触媒とは、光を吸収することによって空気中の有害物質に化学反応を引き起こし、分解する働きを持つ物質のことです。
そして、その加工が施された観葉植物が存在します。
最近の人工観葉植物は、見た目も非常にリアルに作られており、本物と見違えるほどです。
光触媒の観葉植物は、本物の観葉植物のように管理をする必要もないので、これまで管理が大変に感じていた方には大変おすすめできるものです。
観葉植物などのグリーンインテリアは、1つ部屋におくだけでガラリと印象が変わり、とてもおしゃれな雰囲気になります。
ここでは光触媒の観葉植物に注目して、そのメリットやインテリアの仕方などを解説していきましょう。
光触媒の観葉植物のメリット
先ほどお話したように、光触媒は空気中の有害物質を分解する働きがあります。
その分解するものは以下のものがあります。
・ウイルスや細菌
・ホルムアルデヒド
・タバコのニオイ
・ペットのニオイ
・カビ
・アンモニア臭
光触媒の観葉植物を置いておくだけで有害物質を分解してくれるため、空気清浄機のような効果があります。
空気清浄効果の作用は、人工観葉植物の大きさによって異なりますが、大体の目安は20cmで1畳、50cmで3畳、100~120cmで6畳、170cmで10畳となっています。
また、なんといっても人工観葉植物は手間がかからないことがメリットです。
植物に手間がかかる水やりや土の入れ替えなども不要で、さらに植物ではないので虫がつく心配もありません。
また、場所を選ばないこともメリットです。
人工の観葉植物は温室管理が必要ないため、どの場所にも置くことができます。
インテリアとして考えた場合、場所を選ばず手軽にグリーンを取り入れられるというのは、大変大きなメリットとなります。
光触媒の人工観葉植物のデメリット
手軽に部屋にグリーンを取り入れることができ、本物の植物のように手間もなく空気清浄効果もある光触媒ですが、実はデメリットもいくつか存在します。
ここでは光触媒のデメリットについて解説していきます。
まず、1番のデメリットといえるのが、価格が高いことです。
光触媒の観葉植物をメインとして扱っているお店では、1mほどのもので10.000円~15.000円程で販売しています。
さらに、2m近くにもなると、30.000円~60.000円程にもなるのです。
同じ条件で本物の観葉植物を購入した場合、数万円ほどの差額が出るものもあり、非常に高価なものであることが分かります。
また、当たり前ですが人工観葉植物は成長しません。
インテリアとしての雰囲気は作ることができますが、成長していく変化を見る楽しみは感じることができないでしょう。
そのため、植物を育てて楽しむことを実感したいという方には、不向きかもしれません。
また、本物に比べると種類が少ないことも挙げられます。
そのため、部屋のインテリアとしてピッタリなものが見つからない可能性もあります。
人工観葉植物でグリーンをプラスしたインテリア
では、光触媒の観葉植物を使ったインテリアをご紹介していきます。
光触媒の観葉植物の種類は少ないといっても、年々増えてきており、「パキラ・モンステラ・オリーブ・シーグレープ・ポトス・ベンジャミン・ウンべラータ」などたくさんの種類があります。
1mや2mほどの高さのあるものをインテリアとして置く場合は、空間の余白になっている場所に飾るとよいでしょう。
大き目の観葉植物は、グリーンの景色を作り出します。
部屋の隅や、テレビの横など空いたスペースを有効活用しておしゃれに演出してみましょう。
卓上サイズや、小さめの人工観葉植物をインテリアするときは、サイドボードや、出窓、対面キッチンのカウンターなどに置くのがおすすめです。
また、観葉植物だけでなく造花もありますので、お部屋に華やかさが欲しいという方にはこちらもおすすめです。
造花といっても、胡蝶蘭やバラ、カサブランカやラベンダーなど様々な種類があります。
また、様々な造花を組み合わせたアレンジフラワーもありますので、お好きなものを選んでみましょう。
植物のグリーンと鉢もトータルでインテリアと考える
センスのよい部屋を作りたいのであれば、部屋に合った鉢カバーを選ぶことも大切です。
鉢カバーには、陶器やプラスチック、バスケット素材など様々なものがあります。
ナチュラルなお部屋で洗礼されたシンプルな部屋なら、無難な白、またベージュや淡いグリーンなど自然を思わせる色味のものもよく合うでしょう。
シンプルモダンのような無機質なイメージの部屋の場合は、白やグレー、黒の鉢がよく合います。
シックに仕上げたいのなら、鉢は濃いブラウンや黒などがおすすめです。
重厚感があり、引き締まってまとまります。
和のイメージのお部屋でしたら、茶色やグリーン、ワインなどの色味が和の雰囲気によく合うでしょう。
また、和のテイストには焼き物の鉢がとてもマッチします。
アジアンテイストなら、ラタンなどのバスケット素材がおすすめです。
光触媒の人工植物も、南国系のものを選ぶとよりマッチさせることができ、インテリアとしてもまとまります。
光触媒の観葉植物をインテリアするときの注意点
最初でもお話したように、光触媒は光に当たることで空気清浄効果が発揮します。
そのため、人工観葉植物でもなるべく光に当たる場所にインテリアとして配置しましょう。
また、生きているわけではないので、水やりは必要ありませんが掃除は必要です。
掃除をしないと葉の上にほこりがつもり、光触媒の効果が薄れてしまいます。
掃除をするときは、柔らかいブラシでほこり拭き取るか、水で濡らしたタオルなどでやさしく拭き取るとよいでしょう。
本物のような管理は必要ありませんが、人工観葉植物もある程度の管理は必要です。
光触媒の効果を保つためにも、定期的にお手入れしてあげましょう。
また、人工観葉植物は火の気があるそばに置かないことも大切です。
人工観葉植物は、通常の植物と違い大変燃えやすくなっています。
キャンドルのそばにインテリアとして置くと、暖かみのある光とグリーンが映え非常におしゃれに見えるのですが、火が燃え移る危険性もありますので、避けるようにしてください。
同様に、ストーブやファンヒーターなどの熱源となるもののそばに置くのも避けるようにしましょう。
手間のかからない人工観葉植物インテリア
人工観葉植物のメリットは、なんといっても手間がかからないことでしょう。
また、インテリアとして非常に重宝します。
今回ご紹介してきた、光触媒の観葉植物は空気清浄機のような効果もあります。
値段は張りますが、一度購入してしまえば枯れることもなく、効果も半永久に続くといわれていますので、おすすめです。