30代になって、ストレスに敏感になってきたと感じるなら、お部屋の模様替えをしてスッキリするのがおすすめです。
大人っぽく落ち着いたインテリアにすれば、気持ちに余裕が生まれ、いい出会いも引き寄せるかもしれません。
この記事では、暮らしにもっとこだわりたい30代女性におすすめなインテリアについてご紹介しています。
30代からのインテリア!シンプルな部屋を意識
20代までは、キャラクターグッズを飾ったり、ピンクやレースで小悪魔風インテリアを楽しんでも若々しくていいのですが、30代になると、落ち着きのあるインテリアを目指したくなるかもしれません。
「好きなものに囲まれて生活したい」というのは、多くの方が望むことではあります。
しかし、あまりにもちぐはぐな家具や小物を見境なく買ってお部屋に置いていくと、雑然とした印象になってしまいます。
安らげる癒しの空間造りを目指してお部屋を大改造すれば、仕事や恋にも前向きに向き合えるかもしれません。
友達を呼んだときにも「おしゃれになった!」と思われると、気分がいいですよね。
どんなインテリアが人気なのか、ということをご紹介する前に、インテリアに対する考え方が、年齢と共にどのように変化していくのかを調べました。
あるアンケートでは、20代から30代になるにしたがって下記のような変化がある、という結果が出ています。
・テイストを揃えたシンプルなインテリアにしたい
・無駄なものを置かないようにしたい
・うまく収納したい
・好きな物にこだわりたい
30代になると持ち物が増えていきますから、それをどう片付けてスッキリと見せるかがポイントになってくるのですね。
また、経済的にも余裕が出てきて、一つ一つの物にこだわるようになる方も多いです。
どんな部屋が人気?30代女性の遊び心を表現する北欧風インテリア
30代女性が好きなインテリアの傾向として挙げられるのは、なんといっても「北欧風」です。
30代向けのファッション雑誌の付録にも、北欧風グッズがよく付いてきますよね。
北欧インテリアはデザイン性に優れ、ほっこりした雰囲気で癒される空間になります。
明るい色味の木製家具、色彩豊かなファブリック、独特なかわいらしい柄など、お部屋全体を北欧風に統一すれば、かなり女子力の高い雰囲気になります。
ただ「北欧風」といっても、柄と柄を掛け合わせて造り出す、にぎやかなインテリアから、シンプルで清潔感のあるインテリアまで様々です。
しかし、共通して言えるのは、あたたかみがあるということでしょう。
優しく包まれるようなあたたかな雰囲気のインテリアは、女性らしさを演出してくれます。
スタンドライトやキャンドル、スツールなどを効果的に配置して、大人かわいいお部屋にしたいですよね。
和室とも馴染む!アジアンリゾート風インテリア
30代女性におすすめなインテリアとして次にご紹介するのは、「アジアンリゾート風」です。
落ち着いた色味のラタン、アジアンテイストなファブリック、トロピカルな観葉植物などでお部屋をコーディネートすると、まるでアジアのリゾートのような素敵な雰囲気になります。
エスニックなカフェやレストランなどが参考になりますね。
シルクやカラフルな小物を取り入れればタイ風に、ゴールドカラーを取り入れればインド風に、落ち着いた色味やオレンジ系の間接照明でバリ風にというように、想像力次第で自在に変化をつけられます。
和室にもおすすめで、狭いアパートやマンションでもおしゃれなインテリアにすることができます。
エスニックなラグを敷いて、ラタンの家具でまとめ、丸みのある間接照明を吊るすだけでもムード満点ですよ。
100均ショップにもアジアン雑貨は売っていますので、安く揃えたいなら足を運んでみてもいいかもしれません。
一味違うインテリア!30代のセンスの見せ所
次は、「モロッコ風」インテリアのご紹介です。
アフリカのあたたかみのある伝統的な雰囲気と、フランスのハイセンスな雰囲気を掛け合わせたようなインテリアで、やや上級者向けと言えるでしょう。
一例ですが、澄みきった海の色を思わせるブルーの壁、ところどころに置かれたグリーン、使い込まれた印象のホワイト家具、カラフルなガラス小物などをイメージしてみてください。
それから、革製の小物やバブーシュ、プフ風の丸型クッション、味わい深い模様のラグなど、雑貨屋さんでも見かけるのではないでしょうか。
国は違いますが、ディズニープリンセスの大人女子代表、ジャスミンがいたら様になりそうなお部屋になります。
うまくまとめればエキゾチックなムードになりますが、一歩間違えると下品だったり清潔感の無い印象になってしまい、難易度は高いです。
また、「シャビーシック」というキーワードもよく耳にします。
シャビーは、「使い込まれて古くなった」という意味で、それをどうシックにまとめるかで楽しめるインテリアです。
塗りたてではなく剥げたようなペンキ、錆びたようなワイヤーなど、一歩間違えればみすぼらしい家具や小物を上品に仕上げるのが腕の見せ所です。
レトロやヴィンテージとは違い、女性らしい柔らかさが大切なインテリアです。
「ただカワイイだけ」からは卒業したい30代女性におすすめですよ。
インテリアは視覚的に学ぼう
30代女性におすすめなインテリアのことを書いていますが、どんなインテリアにするにしても、ポイントとなるのは「シンプルさ」だったり「中性的な雰囲気」です。
シンプルというのは、「ただ物を少なくしていけばいい」というわけではありません。
テイストを揃えて生活感のある物を置かないことや、余白の使い方を意識することなどが挙げられます。
同じ家具を同じ狭さのお部屋に置くにしても、レイアウトにはセンスが問われます。
こうしたバランス感覚は、言葉で説明してもなかなか伝わりにくく、視覚的に学んでいったほうがいいでしょう。
お気に入りのインテリアをインスタやネットから見つけたら保存してじっくり研究したり、可能であれば、そっくり真似してみるのもおすすめです。
だんだんコツがつかめてくれば、自分好みにアレンジしても様になるでしょう。
デザイン性の高い小物や家具を置くなら、それを目立たせるように色味やごちゃつきを抑え、間接照明を使ってライトアップするなど、参考にしたい情報がネットにはあふれています。
特別な部屋にしたい!アートやデザイナーズ家具
ベースがシンプルなインテリアにすれば、アートを飾ってもひき立ちます。
お気に入りのアートは空間のアクセントになり、個性を演出してくれます。
高価なものでなくてもかまいません。
それこそ自分で造ったり描いたりしても素敵です。
また、リプロダクト家具を取り入れるのもおすすめです。
リプロダクト家具とは、ジェネリック家具とも言われるもので、有名デザイナーが造った家具を低価格で手に入れられるコスパの良さが魅力です。
人気デザイナーの作品には意匠権がありますが、それには期限があります。
その期限が切れたデザインを真似して製造されている商品なので、「ホンモノ」が欲しい方には物足りないかもしれませんが、時代の変化に合わせてアレンジされている場合もあります。
つまり「ホンモノ」より、おしゃれさや便利さが高い場合もあるわけです。
もちろんその逆で、品質が良くないものもあるので、実際に触れて納得した上で買うようにしてください。
30代以上になっても「プチプラ」は注目のキーワードですが、誰もが持っているような物ではなく、一癖ある物を取り入れて自分だけの空間にすることで、よりお部屋に愛着がわくと思いますよ。
心が荒れたら部屋をおしゃれにしてみよう
30代30代と繰り返してきましたが、筆者も30代になって数年が経ちます。
姪っ子や甥っ子にオバサンと呼ばれることにも慣れ、仕事では怖がられないように気を使い、「イタイ」と思われないように細心の注意を払います。
外の世界で戦ってきたら、せめてお部屋では癒されたいですよね。
今回ご紹介したインテリアを参考に、自分好みのお部屋造りをしてみてください。