数あるインテリアテイストの中でも、注目度の高い「昭和レトロ」。
どこか懐かしく、温かみの感じられる昭和レトロな雰囲気に、憧れている人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はそんな憧れの部屋づくりのポイントを、人気ブログをヒントに検証していきます。
昭和レトロな部屋に欠かせない!ブログでも人気のアイテム「畳」
多くの人気ブログで取り入れられていた、昭和レトロなアイテムは「畳」です。
現代の家の床の大半はフローリングが占めていますが、面積の大きい床材に畳を取り入れることで、部屋全体の昭和レトロ感が一気に高まります。
ブログでは、部屋全体に畳を敷き詰める大掛かりな方法から、「ユニット畳」や「い草マット」などを取り入れたお手軽な方法まで、様々なアイデアが紹介されています。
その中でもおすすめの、ユニット畳を使った一例をご紹介します。
家族がよく集まるリビングなどを選び、ユニット畳を置き、部屋の一角に畳のスペースを作ります。
そうしてできた畳のスペースはキッズスペースとしても大活躍です。
裸足で気持ちよく過ごしたり、時には寝転んだり、また、適度に弾力のある畳は活動的なお子様をケガからも守ってくれます。
ユニット畳は豊富な色のバリエーションやサイズだけでなく、柄の入ったモダンなタイプや水洗いができるタイプなど、幅広く展開されています。
部屋に合わせておしゃれに柔軟に選ぶことができ、なおかつ手軽に取り入れられる点がブログ内でも高評価です。
昭和レトロな暮らしを楽しむ!ブログ登場率の高い座卓
続いては、ブログ内でも人気だっだ昭和レトロな家具をご紹介します。
昭和の暮らしがどのような暮らしであったのか、想像してみて下さい。
家族がちゃぶ台を囲み、食事や団らんを楽しく過ごす姿が浮かびませんか?
このちゃぶ台こそが、おすすめしたい家具なのです。
先にご紹介したユニット畳との相性も抜群です。
すでにダイニングテーブルをお持ちの方も、食後の団らんやティータイム用に、畳の上のちゃぶ台を取り入れてみませんか。
ちゃぶ台はサイズもコンパクトで、部屋の一角に置くにはピッタリです。
部屋の雰囲気で昭和レトロ感を味わうことができます。
また、角型タイプのちゃぶ台を選べばメンズライクな昭和レトロな部屋にも合いますし、高めのちゃぶ台を選べばソファと一緒に使うことも可能です。
その他には、小ぶりの豆ちゃぶ台にグリーンやお気に入りの雑貨を置き飾り台として使う、といったアイデアもブログで紹介されています。
小ぶりなちゃぶ台は、大きな家具に比べて手軽に取り入れることができるのもメリットですね。
ブログから見る昭和レトロなファブリックの色や柄の選び方
では次に、昭和レトロに合う、カーテンやラグ、ソファ、クッションといったファブリック製品の選び方についてご紹介していきましょう。
昭和レトロの雰囲気を醸し出すために重要なものは、色使いです。
ベースは白い壁、濃い木の茶色、といったナチュラルな色です。
そこに、昭和レトロ特有のアクセントカラーが入ります。
具体的には、モスグリーンや紺色など深みのある色です。
また、昭和のおもちゃに使われているような、オレンジ、黄色、赤などのポップな色合いもアクセントになります。
そして、色使いと同じくらい重要なのが、柄選びです。
昭和感溢れる花柄やダマスク柄、市松模様などが代表的です。
お気に入りの手ぬぐいをフレームに入れて飾ったり、テーブルクロスにするといったアイデアも、ブログで紹介されています。
以上の点を意識しながら、ファブリックを選んでいくと、昭和レトロな部屋の雰囲気を盛り上げていくことができます。
昭和レトロな部屋を光で演出
次に、窓周りを検証してみましょう。
どのようにして、昭和レトロ感を出していくのかブログを参考にアイデアをご紹介します。
ご存知の通り窓には、室内に光を取り入れるという機能があります。
この光を使って、ノスタルジックな昭和レトロな雰囲気を室内に取り入れる、という方法があります。
昭和時代に人気のあった揺らぎのあるガラスを、誰でも一度は目にしたことがあるでしょう。
昭和レトロな部屋づくりにガラスを取り入れて、光によって昭和のロマンある雰囲気を再現する、というアイデアです。
このアイデアを行うのに、ガラスそのものを入れ替えることもできますが、もっと簡単にガラスの質感を変える方法があります。
それは、ガラスシートを活用する方法です。
身近な100円ショップにも、すりガラス風のものやアンティークな柄のものなど、レトロ感のあるガラスシートが多数揃っています。
こういったものは、既存の窓に貼るだけのタイプなので、労力は最低限で済みながらも、その効果はとても大きく、おすすめのアイデアです。
昭和レトロガラス風の窓ごしに差し込む光は柔らかく、味わい深い趣が室内に生まれます。
昭和レトロな部屋の雑貨!ブログで人気・ベースはナチュラル
続いては、雑貨の選び方について人気ブログからヒントを探っていきましょう。
多くのブログでは、すべての雑貨を昭和レトロなもので固める、といった点よりも、ベースはナチュラルなもの、ポイントに古道具やレトロでポップな雑貨を飾る、といった部屋が多く見られます。
と言うことで、まずはベーシックな雑貨を配置し、統一感を出していきましょう。
昭和レトロな雰囲気を醸し出す、古い柱や鴨居を想像してみて下さい。
使い込まれた木の質感に味わいが増し、部屋の雰囲気を効果的に演出しています。
そういったことを意識しながら、ベースとなる雑貨や家具は木の素材のものを取り入れてみましょう。
特におすすめの色合いは深いブラウンです。
使い込んだような飴色のブラウンはナチュラルな中にも、どこかノスタルジックな雰囲気を持ち合わせています。
また、木の素材以外にも、かご、ほうき、白色のタイル、ブリキなど、昭和の時代によく使われていた素材を選んでいくのもポイントです。
「ベースの雑貨」ということですので、この段階では色味は抑えたものを選んでいきましょう。
昭和レトロな部屋のアクセント雑貨
最後に、昭和レトロな部屋のアクセントとなる雑貨について、ブログをヒントに検証していきます。
前に挙げた部屋に馴染む昭和レトロ感のある雑貨とは対照的に、存在感のある雑貨を選んでいきます。
数はそれほど必要ないので、お気に入りのものをじっくり探しながら、楽しみながら、一つずつ増やしていきましょう。
多くのブログに共通していることは、ポップな色合いと、古道具や骨董品などの1点ものの配置です。
まず、ポップな色合いについてです。
先ほどもご紹介しましたが、昭和レトロの色合いは深緑、ターコイズ、紫などの濃く深い色、オレンジ、赤、黄などの鮮やかな色が主流です。
雑貨を選ぶ際の参考にしながら、花柄のテーブルクロスや、昔のポスターカード、レトロな缶やパッケージなどの雑貨を飾っていくと、レトロ感もよりアップします。
次に、古道具や骨董品についてです。
昔のタンスなどを取り入れると、一瞬にして雰囲気を変えることができますが、少し大がかりですよね。
ブログでは、レトロなヤカンやホーローの保存容器など、現代のもので昭和レトロ感を意識して作られた、日頃から使える小さなアイテムを取り入れています。
そういったものに加えて、古道具屋さんにあるような、昭和時代の雑貨、小さめの収納家具などを効果的に配置していきましょう。
イメージをしっかり持つことが大切!
昭和レトロな部屋づくりで失敗しないポイントは、テイストを統一することです。
一歩間違えると、ごちゃごちゃしたうるさいだけの部屋になりがちだからです。
たとえば、昭和レトロと言っても、モダンよりなのかポップよりなのかによっても、選ぶ雑貨は大きく異なります。
その他、ロマンやアンティークなど、多くのテイストがありますので、お気に入りのテイストをしっかりとイメージしながら、部屋づくりを進めていきましょう。