賃貸物件でキッチンが狭いけど、安いからという理由で住んでいるという方もいますよね。
今回は、その「狭さ」に悩んでいる方々に向けて、解決のヒントを詳しく解説します。
たった200円で出来るアイデアもあるので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか!
賃貸住宅のキッチンに不満あり!狭いだけで難点が続出?!
賃貸住宅に住んでいると、さまざまな不満が出てきます。
今回注目するのは、キッチンです。
キッチンは、自炊するという方は、毎日のように使うスペースなので、多くの不満が出てくるようですね。
そんなキッチンの不満でありがちなのが、「狭い」という点です。
狭いとなると、収納棚を置くスペースも限られてくるので、食器を置けなかったり、モノが溢れていて使いづらいという声もあります。
その他には、予備の食材をしまっておくスペースがないから買い足せない…などなど。
このように「狭い」というだけで、さまざまな難点が出てくるのです。
そこで今回は、そんなキッチンの「狭い」から生まれる不満を解消すべく、さまざまな解決方法や工夫方法をご紹介しましょう。
はじめに、キッチンに狭さを出来るだけ解消するために、肝心なポイントを把握しておくことが大切です。
キッチンは、リフォームをしない限りレイアウトを変えることは出来ません。
なので、「空いている空間を最大限に利用すること」・「上手に収納すること」が重要なポイントとなります。
賃貸物件のキッチン下収納の空間を最大限に活用しよう!
先ほどは、賃貸住宅のキッチンが狭くて難点がたくさんあり、それを解消するためには「空いている空間の利用」・「上手に収納すること」が重要なポイントだとお話ししました。
例えば、キッチンのシンクの下には収納があることが多いですよね。
しかし、排水パイプが邪魔をしていて上手くものが入れられない、ということも多いでしょう。
その下の方のパイプ周りに、背の低いモノを入れている場合は、その上の空間が無駄になっていますよね。
この場合は、さまざまなグッズを使うことで、狭いながらも空間を最大限に利用することが出来ます。
そういったグッズは、イマドキは100円ショップでも多く取り扱いがされているので、とても安い金額で済ますことが出来るでしょう。
中には、さまざまなものがありますが、すべてがキッチンなどで使用することを目的とした商品という訳ではあません。
例を挙げると、オフィスなどで使用するファイルボックスです。
この商品は、名の通りファイルを入れるものとして使用するものですが、コンロ下などの収納に入れることでフライパン収納として活躍します。
フライパンは、持ち手が取れるものは重ねることが出来ますが、そういったものでない場合は、上手く重ねることが出来ませんよね。
なので、ファイルボックスを活用して、立てて収納してしまおうというアイデアです。
賃貸物件のキッチンが狭いなら小物を綺麗に収納しよう!
先ほどからお話ししているように、賃貸物件のキッチンは狭いことが多いですよね。
そんなキッチンをさらに狭くさせる要因として、「モノがごちゃついている」ということが挙げられます。
特にごちゃごちゃしやすいものとしては、スーパーなどで使用したビニール袋です。
使用済みのビニール袋は、捨ててしまうという方もいるかもしれませんが、主婦の方は何かと利用出来るので重宝しているという方も多いでしょう。
使用頻度も高いので、すぐに使えるように引き出しに「ポイッ!」なんて方もいるのではないでしょうか。
しかし、使用済みのビニール袋は、意外とボリュームがあるのでスペースを取ります。
その他に、ストックのスポンジや、排水溝ネットなどを適当に引き出しに入れているなんてこともありませんか?
また、ラップやアルミホイルの収納場所に困ってるという方が多く、適当に棚などに置いているということもあるようですね。
しかし、それらの行為は、収納出来る範囲を小さくさせてしまい、結果的にモノが入り切らず、キッチンを余計狭く感じさせる要因になりかねません。
なので、先ほどお話しように、上手くグッズを利用活用し収納することが大切です。
このような場合、小さなケースを収納に入れて、その中にモノ別で入れましょう。
仕切りを作ることによって、スッキリした印象になるだけでなく、空間を最大限に利用することが出来ます。
使用済みのビニール袋に関しては、「ここに入り切るだけ」と決めましょう。
このように、無駄なモノを手放すことも大切です。
狭いキッチン対策!無駄なモノを手放そう!
先ほどの章の最後で、無駄なモノを手放すことも大切だとお話ししました。
ここでは、その無駄なモノを手放すことについて詳しく触れていきましょう。
まず、賃貸物件のキッチンが狭いという場合、それをさらに加速させる原因として収納不足が挙げられます。
そこで、キッチンに収納しているモノを一度全部出してみましょう。
収納されているものは、長い間目に触れないモノもありますよね。
そのような期間に賞味期限が切れてしまった調味料や、レトルト食品、明らかに使用出来ないもの、などがありませんか?
これらは、ほとんどの場合、この先で役に立つことはありませんよね。
また、食器などは使用頻度が低いものがある場合は、一度「この先何度も使うか」を考えてください。
役に立つものだけ、残すことが大切です。
そして、先ほどお話ししたストックですが、ビニール袋に限らず、必ず入り切る量までとして最小限に抑えましょう。
収納スペースが足りないという場合は、収納するモノを減らすということも必要なのです。
突っ張り棒でキッチンの収納を工夫しよう
では、ここからは100円ショップのグッズを活用した、具体的な収納法をいくつかご紹介します。
まず、空いている空間として代表的なのが、背の低いモノを入れた時の上のスペースです。
それぞれケースやカゴに入れて重ねるのもいいですが、モノによってはサッと取り出せる方がいいモノもありますよね。
そのようなときに活躍するのが、「突っ張り棒」です。
使い方は簡単で、上の開いているスペースに横に2本設置するだけで完了です。
その上にモノを置くことが出来ます。
もし、小物なども置きたい場合は、軽い板を乗せて、その上に置くのもいいでしょう。
しかし、耐えられる重さも決まっているので、その点には注意してください。
このように、100円ショップの突っ張り棒を活用するだけで、賃貸物件の狭いキッチンでも、最大限に収納を利用することが出来るのです。
狭いキッチン対策のポイントは水切り!
ここまで、賃貸物件のキッチン収納についてお話しました。
そして、この問題と同じくらい悩みを抱えている方が多いのが、「水切りラック」です。
食器を洗った後に、濡れている食器を置く「水切りラック」ですが、これを設置すると作業台が狭くなるなどといった声があります。
そこで、最後に狭いキッチンでも、作業台を確保できる水切りラックの選び方をご紹介します。
まず、一人暮らしという方は、奥行きがスリムな一段タイプのモノを選びましょう。
幅が大きいモノだと、やはり場所を取ってしまいます。
そして、二人暮らしの方はスリムタイプの2段、4人家族の方は3段がおすすめです。
また、カゴタイプではなく、クルクルと畳むことが出来るモノもあり、ちょっとしたモノを洗った時に出して使うと便利です。
どうしても作業台には、水切りラックを置きたくないといった方は、吊戸棚の底板に設置するタイプのモノもいいでしょう。
他には、シンクを跨ぐように設置するモノもあるようです。
最終手段として、カゴを設置せずに食器を洗ったらタオルの上に置き、すぐ拭いて、食器棚にしまうという選択もあります。
便利グッズでキッチンスペースを有効活用!
今回は、賃貸物件の狭いキッチンの狭さを解消するコツや、グッズなどをご紹介しました。
賃貸物件は、手を加えるのが難しい面もありますが、グッズや工夫次第でその狭さを多少なりとも解消することが出来ます。
キッチンで過ごす時間を楽しくするためにも、今回ご紹介したことを一度試してみてはいかがでしょうか。