賃貸に住む場合、ワンルームのお部屋だと、ベッドルームというものがありません。
ですが、「ワンルームでも、ベッドスペースが欲しい」と思っている人は、多いのではありませんか?
また、今回は、「ワンルームでも生活感を隠すことが出来れば…」と思っている人にも効果的な方法を、まとめました。
是非、参考にしてみてくださいね。
ワンルームでベッドを隠すメリットとは
賃貸などでお部屋を借りている人の中には、ワンルームに住んでいる人もいることでしょう。。
ワンルームのお部屋にベッドを置いてしまうと、「寝るスペース」と「普段起きている時に行動するスペース」をどうやって区切るか分からない、という人もいらっしゃいますよね。
では、なぜ、皆さんベッドとベッド以外のスペースを区切るのでしょうか?
それは、お部屋を区切るメリットに、
・ベッドを隠すことでメリハリが生まれる
・プライベートな空間を隠すことが出来る
・生活感を隠すことが出来る
ということがあるからです。
また、ワンルームのお部屋でも、「生活感を無くしたい」「プライベート空間を見せたくない」という人も、ベッドを隠すと良いですね。
では、それにはどういう方法があるのか、次から見ていきましょう。
ゾーニングを知ってワンルームのベッドを隠す方法!
ワンルームのお部屋に住んでいる人は、「ベッドを隠したい」「生活感を隠したい」と思っている人が多いと思うのですが、「どのように隠していいか分からない」という人が、ほとんどではないでしょうか。
では、ワンルームのレイアウトをどのようにすれば、ベッドを隠すことが出来るのでしょうか。
ベッドを隠すレイアウトのポイントは、「ゾーニングをする」ということです。
ゾーニングというのは、「どこで何をするか」を区切ることで、くつろぐ場所、作業をする場所と分けることが出来ます。
場所を分けることで、普段の生活にメリハリを出すことができ、また、プライベートな空間、生活感を隠すことが出来ます。
そして、そのゾーニングには、
・距離を作って区切る
・家具を使って区切る
・目隠しを使って区切る
・視線をずらすように区切る
・使う時間帯で区切る
という5つの方法があります。
次の章からは、この5つの方法をどのように活用するのかを、方法ごとに見ていきます。
ゾーニングレイアウト!カーテンを使ってベッドを隠す
では、ゾーニング方法を使って、ベッドや生活感を隠すレイアウトをご紹介します。
はじめに使うアイテムは、「カーテン」です。
ベッドを壁に寄せている場合、カーテンで区切ることが出来ます。
カーテンは安価で、簡単に購入することが出来ますよね。
カーテンにも様々な種類があり、透けのあるレースカーテンなどを使えば、適度に視線を抜くことが出来ますし、開放感をそのまま維持することが出来ます。
また、ファブリックで圧迫感を感じさせることもありませんし、スペースにゆとりを持たせることも出来ます。
その他には「アクセントクロスを使いたいけれど賃貸だから難しい」というワンルームのお部屋でも、柄物のカーテンなどを使うことで、アクセントクロスの代りとして活用することが出来ます。
そして、カーテンの最大のメリットは、収納付きベッドであった場合でも、簡単に引き出しを開けることが出来るという点です。
基本的に収納付きのベッドの場合は、収納を開けるスペースを作る必要があります。
ですが、カーテンは遮るものとしては柔らかいため、ベッドを隠しつつもカーテンを気にせずに開けることが出来ます。
また、天井にカーテンレールを設置すれば、カーテンの開け閉めも楽にすることが出来ます。
もし空間が狭い場合は、カーテンレールでなく、突っ張り棒などを使っても良いですね。
ワンルームでなくても「寝室が狭く、クローゼットとベッドの間を区切りたい」という人にも、おすすめの方法です。
ゾーニングレイアウト!家具を置いてベッドを隠そう
カーテン以外にも、カラーボックスなどの家具を置くことで、ベッドや生活感を隠すことが出来ます。
ベッドを壁際に設置している場合、サイドにカラーボックスや家具を設置すれば、横からベッドが見えなくなるので、隔離された空間を作ることが出来ます。
また、この時に設置する家具を選ぶポイントは、「背の低い家具」を選ぶことです。
背の高い家具を設置してしまうと、存在感が大きすぎてしまい、どうしても圧迫感が出てしまうので、お部屋が狭く感じてしまう可能性があります。
背の高い家具でなくても、「この辺りから区切っている」ということが認識出来れば良いので、背の低い家具でも問題はありません。
また、カラーボックスや家具以外に、観葉植物などもおすすめです。
観葉植物は、お部屋の雰囲気を柔らかくしてくれる他に、ボリュームのある物を使っても、圧迫感を感じることがないというメリットがあります。
ですので、エアプランツを使用すれば、緑のカーテンでベッドを隠すことも可能です。
「ワンルームに観葉植物を置くと、お部屋が狭くなるのでは?」と思う人もいるでしょうが、ゾーニングによる置き方をすれば、それほど気になりません。
様々なゾーニング方法でワンルームのお部屋を区切ろう
生活感を隠すゾーニングには、先ほどご紹介したもの以外にも、様々な方法があります。
自分のお部屋の雰囲気や、お部屋のサイズ、作りによってやり方を変えてみましょう。
・高さを変える
賃貸のワンルームでは少し難しいかもしれませんが、ベッドを遮らずとも、床の高さを変えるだけでも効果があります。
小さな段差であっても、「空間が違う」と認識することが出来るはずです。
また、天井に余裕があるお部屋であれば、床の高さを大きく変化させることで、更に効果があります。
この床の高さを変える際に、ベッド下にスペースを作るようにすると、収納にも使うことが出来ます。
生活感の出るものは、ベッド下のスペースに収納すると、生活感を隠すことが出来ますね。
・背板がないオープンラックを使う
背板がないオープンラックで区切る方法です。
背板がないオープンラックであれば、背が高くても後ろが見えるので、圧迫感を感じることがありません。
また、リビングとベッドの間に設置すれば、リビングでもベッドでも、テレビを観ることが出来ますし、どちらからでも物を取ることが出来ます。
オープンラックであれば、圧迫感もそんなにありませんし、見通しが悪くなるのが嫌だという人は、オープンラックに物を置かないようにすることで、すっきりとした区切りにすることが出来ます。
他にも様々な方法がありますので、自分に合った方法を探してみてくださいね。
ワンルームの寝室づくり!ベッドを隠すレイアウト
ここまで、ワンルームのお部屋でベッドを隠す方法を、ご紹介しました。
ベッドは疲れを癒やす場所なので、安らげる空間を作りたいですよね。
また、海外では、日本とはまた違ったレイアウトがあります。
最後に、海外で行われているベッドを隠すレイアウトを、少しご紹介します。
・天井が低く場所をベッドスペースに
少し天井が低い場所をベッドスペースにすれば、カーテンも取り付けやすくスペースを取りすぎません。
カーテンで区切ってしまえば、素敵なベッドルームになりますね。
・ウォークインクローゼットをベッドスペースに
クローゼットの扉で区切ることが出来るレイアウトです。
ベッドスペースを作ることが出来る上、ベッドを隠すことが出来ます。
この他にも、素敵なアイデアはたくさんあります。
是非、自分の雰囲気に合わせたアイデアを見つけてみてください。
区切ることでベッドスペースがゆとりの空間に
いかがでしたでしょうか?
ベッドを隠すだけで、お部屋からは生活感をなくすことが出来、リビングと分けることで、ベッドスペースを安らぎの空間にすることが出来ます。
狭いワンルームのお部屋でも、簡単に区切ることが出来るので、是非、実践してみてください。
また、海外のアイデアも参考にしてみると良いですよ。