高校生の勉強机を簡単に片付ける方法は?集中出来る机とは?

高校生の皆さん、勉強机は綺麗に片付いていますか?

高校生になると、持ちものはどんどん増えていくのに、毎日が忙しくて中々片付けがはかどらない、そんなこともありますよね。

そして、なぜかテスト前になってから汚いのが目について、勉強をよそに片付けに勤しむ。
このような経験をした方は多いのではないでしょうか?

今回は、高校生の勉強机の片付けについて、効果的な方法をご紹介していきます。

集中出来る勉強机が出来るように頑張りましょう。

高校生の勉強机ってどんな形?

勉強机といっても、使っている机は皆さん違いますよね。
小学生の頃から高校生まで同じ学習机を使っている方もいれば、買い替える方もいるでしょう。

また、部屋に勉強机自体がないという方もいるかもしれません。

それでは、高校生の皆さんが使っている勉強机には、どんなものがあるのでしょうか?

・学習机フルセット

机と椅子だけではなく、机の上に棚とライト、サイドには引き出しやワゴンが付いていたり、ものによってはベッドや収納ラックまで一体型になっていたりするものもあります。

フルセットだと、部屋の中に統一感がありますし、片付ける際も収納がたくさんあるため、とても便利です。

・収納のみ一体型となっている机と椅子

L字型の一辺が収納になっていて、もう一辺が机となっているものがあります。
机部分が壁付けではないので、明るく勉強が出来そうです。

他に、本棚や収納棚が付いているもの、2つの机が一体になっていて間が収納となっているものなどもあります。

・シンプルに机と椅子のみ

勉強机専用のものではなく、オフィス用のようなシンプルな机と、回転椅子などを設置する方もいますね。
収納を別に作らなければいけませんが、シンプルな分片付けがしやすいとも言えます。

では、どのタイプのものでも出来る片付け方を見ていきましょう。

高校生の勉強机、まずは処分するものを分類!

片付けの基本と言えば、まずは、増えすぎたものを処分するところから始めます。

高校生ともなると、昔のプリントなど、勉強机のどこかにしまったまま、存在を忘れてしまっているものがあるでしょう。

そのため、収納がいつもいっぱいで、新しいものが入る余地もなく、机の上に溢れているということが考えられます。

もしも、教科書が何年分もたまっていたら、とてもかさばりますよね。
要るものと要らないものを分けるために、一度机や棚に入っているものを全て出してしまいましょう。

そして、古い教科書やノートは要らなければ処分に、いずれ見返すことがあるならば、紐で縛って押し入れやクローゼットに入れます。

古いお知らせやテストなど、終わってしまったプリント類は処分します。

さらに、文房具も使っていないものが必ずあるはずです。
長く使用していないと書けないものもあるでしょうから、一本一本確認をして要らないものは処分しましょう。

また、勉強机になんとなく入れて置いた手紙やはがき、写真などは後で分類するため、一旦分けて置いておきましょう。

勉強机には勉強のものだけを片付けよう

さて、一旦空っぽになった勉強机や収納棚ですが、ここには、勉強に必要なものだけを片付けるようにします。

もしも、趣味のものなどが入っている場合には、他のところに片付けるようにします。
高校生になると、勉強のものよりも雑貨や本など、趣味のものの方が多くなっている場合がありますよね。

勉強机に引き出しがある場合には、一番上に文房具を入れて、下の引き出しにはプリントやノート、教科書など学校で使うものを入れていきます。

プリント類などの整理方法は、後程ご説明しましょう。

話しは戻りますが、ここで引き出しを開けておくのは無駄だからと、無理にいっぱいにする必要はありません。

分類しておくことが必要なので、スペースが余っているからといって、全く違うものを入れてしまうと、後で場所が分らなくなってしまうことがあります。

机の上や、サイドに本棚がある場合には、辞書のように勉強中に必要なものを置きます。
スペースが広いのなら、引き出しではなく、ここに教科書やノートを置いても良いでしょう。

ただし、こちらもスペースがあるからと、あえていっぱいに置く必要はありません。
いっぱいに詰められた本棚や、収納は案外使いにくいものです。

余った場所には、小さな観葉植物やアロマオイル、アロマライトなどを置くのも良いですね。
緑を置くことでリラックス出来て、アロマの香りで集中力がアップする効果があります。

ただし、アロマキャンドルのように火を使うものは、紙の多い勉強机では使用しない方が良いでしょう。

片付けの基本①プリント類はファイルにまとめよう

ここで、引き出しや収納棚の中身の片付け方を見ていきましょう。

高校生の勉強机で、特に増えて困るものと言えば紙類です。
学校で貰ったプリントや、返却されたテストなどは、増える一方ですよね。

先に述べた通り、要らないものは処分するのですが、残ったものはどう片付ければ良いでしょうか。

・クリアブックにまとめてインデックスを付ける

最初は少々手間がかかりますが、一番見やすく、まとまりがあるのはこの方法です。

アルバムのように、透明のポケットが付いているクリアブックは、プリントが汚れずに保管出来ますし、付箋を貼ることも出来ます。

・クリアファイルに入れて、書類ホルダーへ入れる

クリアブックにまとめるほどではないという場合は、クリアファイルにサッと挟んで、そのまま収納ホルダーに入れると良いでしょう。

クリアファイルに教科などを書いたインデックスを貼っておくと、後で見やすく、まとまりがあります。

・近い内に処分するものはフラットファイルやパイプファイルで

しばらく保管するだけと分かっているものならば、まとめて穴を開けて、フラットファイルやパイプファイルへどんどん重ねてしまいましょう。

古いものから処分するものならば、少々お値段が高いけれど、パイプファイルがおすすめです。
厚さもあり、1冊あれば多くのプリントが保管出来ます。

収納ホルダーやパイプファイル以外のファイルは、100円均一でも売っておりますので、揃えやすくて良いですね。

片付けの基本②かごや箱を上手に利用して片付けよう

紙以外で勉強机にたまるものと言えば、文具や小物類でしょう。

高校生にもなると、自分で購入することも多いでしょうから、おしゃれな文具や小物がたくさん増えていきます。

文具は、鉛筆や消しゴム、色ペンなど分類別にトレーに入れると使いやすいですね。
中でも、普段必ず使用するものならば、机の上にペン立てを置いても使いやすいです。

家でもペンケースを使うならば、あえてペン立てなどを購入しなくても良いですよね。
何より、机に物を増やさなくて済みます。

細かいクリップや付箋、インデックスなどは、小さな箱に入れてから、引き出しや収納棚に入れると取り出しやすくまとまりがあります。

先ほど、勉強机には、勉強に必要な物だけを入れると書きましたが、文具に関しては例外と思って良いでしょう。

可愛い形のクリップや、動物の付箋など、今の文房具は面白味に溢れています。

文房具は、部屋の中でバラバラに置いていたら、かえって散らかりやすいので、勉強机にまとめておくと良いですね。

また、レターセットや手帳なども、同じように引き出しに入れておくと、分かりやすいでしょう。

学習机であれば、箱に入れて引き出しにしまっていけば良いのですが、シンプルな机を使っている方は、おしゃれなかごを利用して片付けると、部屋の景観を損ないませんよね。

机の上に、小さな書類ホルダーの引き出しを設置するのも良いですね。

そして、先ほど分けておいた手紙やはがき、写真などもそれぞれ分類し、箱やかごに入れて、勉強机から離れたところに収納すると良いですね。

このような箱やかごも、100円均一で揃えられますから、簡単に購入出来てすぐに片付けが始められますよ。

高校生の勉強机は机にものを置かない!

こうして勉強机の片付けを進めていくと、思ったより必要なものが少ないことに気が付きます。
今まで、机に雑貨などをしまい込んでいた方も、片付けると、スペースが大きく余ったのではないでしょうか。

勉強の大切な高校生が、勉強に集中するためには、勉強机の上に物を置かないことが一番の方法です。

また、ごちゃごちゃと飾ってしまうと、物がひとつふたつと増えても気にしなくなり、気付くと机の上が物置になってしまいます。

ライトやペン立て、本棚などは除外出来ますが、それ以外は載せずに、必ず棚や引き出しにしまうようにしましょう。

そして、散らかした場合には、必ずその日の内に片付けをしましょう。

一日分だけならすぐに片付けることが出来ますし、一日の終わりに片付ける習慣を付けてしまえば、苦にはならなくなります。

テスト前に慌てることの無いよう、綺麗な机を保つことが出来るようにしましょう。

勉強机はあくまでも勉強用に

いかがでしたか?

勉強机は部屋の中でもスペースを取りますし、収納が多いと、つい勉強以外のものを置いてしまうことはありますよね。

しかし、本棚があるからと関係のない本を置くと、勉強が嫌になった時に手が伸びてしまいますし、アルバムを置いておけば、つい開いてしまうこともあるでしょう。

雑貨も手に取って遊んでしまうかもしれません。

勉強机はあくまで勉強用としておきましょう。

そうすると、そもそも散らかりにくくなるものです。

勉強机が散らかってしまい、片付けが出来ないと悩んでいる方は、試しにでも結構ですので、実践してみてくださいね。