セレブな暮らしはインテリアで演出!リビングから始めよう

セレブな家の象徴とも言える、品格あるリビングに憧れたことはあるでしょうか。

広大な敷地に広い家、部屋の向こう側が遠く感じる広いリビング。
こんな贅沢な生活は雲の上の世界、と諦めてはいませんか?

庶民にとっては、広さを確保することは難しいですが、家が多少狭くても、高級感あるリビングにすることはできます。

インテリアにこだわって、セレブリティな暮らしをゲットしましょう。

セレブ感あるリビングは色使いや小物が大切

映画に出てくるような、セレブなリビングは多くの人が憧れているのではないでしょうか?
セレブなリビングの基本は、すっきりとしたデザインのインテリアアイテムがポイントになります。

オーソドックスなモダンスタイルでも、ちょっとスパイスを加えるだけで、オリジナリティ溢れるセレブなリビングに変身するのです。

まず、そのひとつとして、リビング全体の色を統一してみましょう。

清潔感ある「白」を使ったホワイトインテリアで統一感を出してみるといいでしょう。
白が多いと、ラグジュアリーな感じも出ます。

少しホテルのようなイメージもありますが、そこに別のスパイスのアクセントカラーを使えばぐっと空間が引き締まります。

そして、白をリビングのベースにし、質のよいレザー素材のインテリアで揃えることで、モダンなイメージも楽しむことができます。

また、レザー以外にフェイクファーなどでもよいので、ファー素材のソファ掛けやクッションを数個、置いてみてもオシャレです。

ゴージャス感を出すなら、ファーの色も白系統がおすすめです。

このように、インテリアの色によってセレブ感をつくりだすことができます。

では、セレブなリビングを演出してくれるインテリアには、どのようなものがあるのでしょうか。

セレブ風インテリア~リビングのメインになるソファ~

どっしりと部屋の真ん中に素敵なソファがあるのとないのとでは、数段の違いがあります。

大きさは、部屋の広さのバランスを考慮しつつ、大きめのソファを選びましょう。
モダンな色で、形もシンプルなものなら飽きがなく、長く使うことができます。

そして、ゆったり深く座った時に、座り心地がよいものを選びましょう。
座面の大きさは大きめで低反発、さらにひじ掛けなどがあるといいでしょう。

さらに、予算があるなら、本革の「レザー」をおすすめします。

中でもイタリアンレザーを使った総革張りのソファは、高級感があり、セレブなリビングにはぴったりのインテリアです。

値段の高いものは、クッションの背面に通気口がついているものもあり、長く使える工夫が施されているソファもあるようです。

また、レザー素材のソファの色は、黒だけではなく茶系にすることで、暖かみがある雰囲気に変えることができます。

ちなみに、白をベースにしたリビングに赤みのあるレザーソファを置くと、引き締まった北欧風の空間になります。

レザー素材の他には、「布張り」のソファーもよいでしょう。
選ぶ時には、織りのしっかりとした上質なもので、カバーが取り外しできるものがおすすめです。

それぞれリビング全体のバランスを考えて、1人用・2人用・3人用・オットマンを組み合わせてみるのもよいかもしれません。

ソファはリビングの主役になりますので慎重に選びましょう。

セレブ風インテリア~ラグでゴージャスに~

よいソファをリビングのメインにすることによってセレブなイメージになってきたところで、さらに、その他のインテリアを使ってセレブ感を高めていきましょう。

まずは、ラグを使って、高級感を出します。

シャギータイプのラグは、毛足が長ければ長いほど高級な、セレブなイメージが倍増します。

「ロングシャギー」の長さは、約18mmから50mmくらいまでありますが、毎日の掃除を考えると掃除機がかけやすい35mm程度のものがよいでしょう。

使いやすさを優先した18mmくらいのシャギーのラグは、掃除機も35mmの長さよりもかけやすく、お掃除ロボットにも対応できます。

逆に、毛足の長い50mmのロングシャギーは、ゴージャスさが魅力です。
毛足が長いので空気を含む量が増えて、冬は暖かく触りごこちがよいのが特徴です。

シャギータイプのラグを選ぶなら、自分のライフスタイルに合わせたものを選びましょう。

また、同じようなふんわり感で、ゴージャスな雰囲気を出してくれる「ムートン」素材もよいでしょう。
毛足の長い「ムートン」は、リビングのアクセントになり、存在感溢れるインテリアです。

さらに、「ムートン」は「天然のエアコン」と呼ばれていることもあり、吸湿性に優れています。

「ムートン」の繊維は、弾力性・撥水性・保湿性といった点も効果が高いので、高級感プラスαの活躍をしてくれます。

ラグは、リビング全体の色のボリュームを調整できる強い味方でもありますよ。

セレブ風インテリア~リビングの壁を飾る~

ラグでセレブ感あふれるリビングを演出できたら、次はリビングの壁を飾りましょう。

漠然と壁面が広がっていると、ただ殺風景な空間になりがちです。
ですので、空間に見せ場を作ることができる、絵や小物、ポスターを飾ってみましょう。

壁面のスペースの大きさに合わせて、個数や大きさを調整してバランスをとります。

また、額縁を飾るなら、シンプルなフレームを選びましょう。
モダンでセレブなインテリアとマッチします。

そして、ポスターや絵は印象派的なものではなく、高級感のあるモダンアートや文字中心のものを飾るとよいでしょう。

アートは、有名な画家の絵ではなくてもリビングのインテリアを格上げします。

また、複数の同じイメージのもので壁を埋め尽くすよりも、壁面の広さに合わせた大きめのものを1枚飾るのもありです。

この時も忘れてはいけないのは、リビング全体のバランスです。
夜、照明による微妙な影や光のバランスも計算しておくと、セレブ感が増してくるかもしれません。

その他に、実用性も兼ねた時計を壁面に設置してもよいでしょう。
その場合は、子どもっぽさや、にぎやかさがないシンプルなデザインで、色も控えめなものがいいですね。

セレブ感満載!?空間を活かす・窓からの景色を楽しむ

ゆったりとした空間があることで、高級感を感じることができます。

それは、くつろぐ空間・食事の空間・ゲストを招くための空間などの、ひとつひとつの時間のためのスペースがあるからです。

リビングも家族のためのリビングと、ゲスト用のリビングを分け、それぞれのスペースをつくるとイメージが変わります。

ですが、無理やりスペースをつくろうとすると不自然でバランスが悪くなってしまうので、l型ソファなどを利用して自然にスペースをつくりましょう。

また、セレブ感あるリビングには、自然を楽しむことも大切です。
リビングの窓から見える外の景色も、インテリアとして考えてみましょう。

マンションの上階なら街の景色を、一戸建てなら庭の景色を楽しめる位置に、ソファを配置するのもおすすめです。

外の景色を眺めて至福のひと時を過ごす空間ができれば、気分だけでもセレブです。

昼は自然の明るさで、夜は透明感のあるガラス素材の照明やダウンライト、フットライトを使ってみてもよいでしょう。

違った雰囲気のラグジュアリーな空間を昼夜共に楽しむことができます。

セレブ感ある部屋を保つための心がけ

一日中いても飽きのこないリラックスできるセレブなリビングにしても、汚い部屋では台無しですよね。

おしゃれなファッション雑誌が1冊、テーブルの上に置いてあるというならともかく、何冊も雑誌が積まれたリビングには、セレブ感はゼロです。

先にもお話しましたが、高級感のあるリビングには「空間」が必要なのです。

読んだ本や使ったものをすぐにしまえるような収納性のあるインテリアを置くことで、雑然としたリビングにならないように工夫しましょう。

例えば、リビングテーブルの下に引き出しが付いたものや、小さなサイドテーブルの付いたひとり掛けソファ、オットマンなどを置けば、不意のお客様が来てもすぐに片付けることができます。

また、突然の訪問客はもちろんですが、日常でもきれいなリビングにしておくことで、気持ちも落ち着きますよ。

そして、日頃から掃除はこまめにしておきましょう。

ちなみに、「セレブ」本来の言葉の意味は、「有名人・著名人」だということをご存知ですか?

現代では、「セレブ=有名人=高収入=お金持ち」で使われていますが、そもそも「セレブ」本来の意味は、「お金持ち」ではないんです。

ですから、「裕福」とは無関係なのです。

高級感にこだわるあまり、かえってチープなリビングになってしまうということはよくあることです。
センスのあるインテリアコーディネート術などを学んで、素敵なリビングをつくりましょう。

もし、インテリアのセンスが磨かれて多くの人に評価されるようになれば「有名人=セレブ」ですから、憧れの生活に近づけるかもしれませんね。

セレブ感あるリビングならモダン・シンプル!

「セレブ風のリビングをつくるにはコストがかかりそうだから…」と、なかなか思い切りがつかない人も多いでしょう。

しかし、配置・色・インテリアの選び方などアイデア次第で、ラグジュアリーなリビングはつくれるのです。

初心者が挑戦しやすいセレブ風なインテリアの基本は、モダン・シンプルです。

ライフスタイルに合った長く使い続けられる一生モノのインテリアを使い、オリジナリティ溢れるリビングをつくり、至福の時間を過ごしませんか?