突然ですが、勉強机の蛍光灯の取り方、ご存知ですか。
交換する機会もそうそうないので、「今まで勉強机の蛍光灯を取ったことなんて一度も無い!」という方も多いのではないでしょうか。
ですが、蛍光灯は前触れもなく突然切れてしまうもの。
いざ交換!と思っても、蛍光灯の扱いに慣れていない方にとっては、勉強机と一体化された蛍光灯は、取り外すことすら非常に厄介です。
そこで、今回は、意外と知らない勉強机の蛍光灯の取り方について、ご紹介していきたいと思います。
取り方のご説明の前に!注意事項ってあるの?
まずは、勉強机の蛍光灯を取る際の注意事項について確認していきましょう。
①電気を消す
蛍光灯を取る時は、まず、電気を消しましょう。
電気をつけたままの状態は、蛍光灯が通電されている状態なので非常に危険です。
また、電気を消した後もしばらくの間、蛍光灯は熱を持った状態なので、少し時間をおいてから蛍光灯を取る作業に取り掛かりましょう。
②濡れた手で触らない
濡れた手で蛍光灯に触ってしまうと、感電してしまう危険性があります。
安全性を考慮し、できれば素手ではなく、軍手などをして作業することが望ましいでしょう。
③蛍光灯を乱暴に扱わない
取り方がよくわからず、無理に取ろうとして蛍光灯を乱暴に扱ってしまうと、蛍光灯が割れてしまう危険性があります。
蛍光灯が割れてしまうと、破片が飛び散って怪我をしてしまうことも考えられます。
適切な方法で取れば無理なく取れるはずなので、焦らず慎重に取り扱うようにしましょう。
勉強机の蛍光灯の取り方!まずはカバーを確認しよう
注意事項が分かったところで、次に「取り方が知りたい」と思う方もいるかと思います。
しかし、勉強机の種類によっては、蛍光灯がカバーで覆われている場合があります。
そのカバーの種類によって、ついたままの状態で蛍光灯が取れる場合と、カバーを外さないと蛍光灯が取れない場合があります。
そこで、取り方をご説明する前に、カバーの種類について書いていきます。
①カバーの両端にシルバーの部分がある場合
カバーの両端にシルバーの部分がある場合には、シルバーの部分を中央に寄せるだけで、カバーごと蛍光灯を簡単に取ることができます。
②シルバーの部分が両端に無い場合
カバーの両端にシルバーの部分が無い場合には、蛍光灯を取る作業の邪魔になりますので、カバーを取り外す必要性があります。
うまく取り外せない場合は、無理やりはずそうとせず、まずはビス止めされていないか確認してください。
ビス止めされている場合には、ドライバーを使って、ビスを慎重に取り外してからカバーを外すようにしましょう。
勉強机の蛍光灯の取り方!2種類のタイプ
蛍光灯には、「直管型」蛍光灯と「丸型」蛍光灯がありますが、勉強机には、通常「直管型」蛍光灯が用いられています。
直管型蛍光灯の取り方には2種類あり「回転させて」取るか、あるいは「片側の端に押しつけて」取るかの、どちらかの方法で取ることができます。
①「回転させて」取るタイプ
蛍光灯を90度回転させることによって取ることができます。
回転させた後はそのまま真下に引き抜けば簡単に取れます。
②「片側の端に押し付けて」取るタイプ
蛍光灯を、電池を取り外すようなイメージで、どちらか一方の端に押し付けることで取ることができます。
蛍光灯が取れないよう、強力なバネで接続されているので、取り外しには、かなり強い力が必要です。
どちらの方法で取れるのかを、見た目で判断することはなかなかできません。
勉強机の蛍光灯は、「回転させて」取れる場合がほとんどなので、まずは「回転させて」みて、外れなかった場合には、「片側の端に押し付けて」みると良いでしょう。
勉強机の蛍光灯を新しくするときの注意点は?
うまく勉強机の蛍光灯を取ることができたら、今度は新しい蛍光灯を準備しましょう。
はめる方法は取り方と同じですが、交換する前に以下の点をよく確認しましょう。
①蛍光灯の長さが元の蛍光灯と同じか確認する
交換する蛍光灯が元の蛍光灯と同じ長さであるか、をしっかり確認してから交換しましょう。
長さが合っていないと、上手くはめこむことができません。
無理やりはめようとしてしまうと破損する危険がありますので注意しましょう。
②蛍光灯のワット数が元の蛍光灯と同じか確認する
交換する蛍光灯が元の蛍光灯と同じワット数であるか、をしっかり確認しましょう。
同じワット数でない場合、交換後に破裂したり、熱で溶け出したりすることがあって危険です。
また、異なるワット数の蛍光灯は絶対に取り付けないように注意してください。
迷った場合には、できるだけ元の蛍光灯と同じメーカー、同じ品番の蛍光灯に交換するのが無難です。
勉強机に最適な蛍光灯の明るさは?
蛍光灯の取り方は簡単ですが、いくつか注意点があるということを分かっていただけたでしょうか。
また、勉強机の蛍光灯を選ぶ時には、他にも注意していただきたいことがあります。
それは、明るさです。
せっかく、勉強机の蛍光灯を新しく交換するなら、最適な明るさの蛍光灯を選びたいですよね。
どのような明るさが勉強机には適しているのでしょうか。
デスクライトとしての蛍光灯の明るさは、日本工業規格では、暗すぎず、明るすぎない、500~750ルクス程度が推奨されています。
しかし、実は勉強に集中するために、勉強机に最適な蛍光灯の明るさは、750~1000ルクス程度が良いとも言われているのです。
また、室内だけの明かりだけで勉強すると考えた場合は、明るさが300ルクス程度となってしまうので、勉強するには明るさが足りないとも言われています。
明るさが足りないと、お子様の勉強に支障をきたすこともありますので、しっかりと明るさが確保できる蛍光灯を選ぶようにしましょう。
勉強机に最適な蛍光灯の色は?
勉強机の蛍光灯をせっかく交換するなら、明るさだけではなく、色も最適なものを選びたいですよね。
では、どのような色が勉強机に適しているのでしょうか。
蛍光灯の色は、一般的に、昼白色・昼光色・白色・温白色・電球色の5種類に分類できます。
・昼白色
脳を活性化させる、自然でパキッとした白色です。
・昼光色
文字などをしっかり認識するのに最適で、脳を覚醒させる昼白色より、さらに青白い色になります。
・白色
落ち着いた印象で、少し黄色味のある、温かみのある白色です。
・温白色
白色よりもさらに黄味が増した、自然な雰囲気の色になります。
・電球色
リラックス効果があり、集中力をアップさせる作用もある、温かみのあるオレンジ色です。
この中で、一番勉強机に適した色は、文字認識力の高い白光色といえるでしょう。
しかし、お子さまによっては光が眩しすぎると感じる場合があります。
そのような場合には、昼白色を選択してあげると良いでしょう。
ちなみに、白色は事務所や工場の証明として、温白色や電球色は、リビングや寝室など、家族団欒の場やリラックスする場での使用が効果的です。
もし、勉強机以外で蛍光灯の色が気になる部屋があれば、せっかく取り方を学んだので、最適な色の蛍光灯に交換してみるのも良いですね。
勉強机の蛍光灯の取り方はこれでバッチリ!
勉強机の蛍光灯が切れたままでは、お子さまの勉強に支障が出てしまいますし、目の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
早くなんとかする必要がありますよね。
この記事では、勉強机の蛍光灯の取り方について解説してきましたが、しっかり、ご理解いただけたでしょうか。
交換方法が分かれば、気軽に簡単に蛍光灯を取ることができます。
その際、注意事項にだけは、気を付けてください。
また、交換するときも明るさや色にこだわって、勉強机に最適な蛍光灯を選んでみてくださいね。
この記事を参考にして、さっそく、実践してみましょう。