子供部屋といえば、おもちゃが散乱していたりと、物がゴチャゴチャしているイメージが強いですよね。
この子供部屋は、子供が独り立ちしていく過程で、とても大事な場所です。
スッキリとした子供部屋になるような、そして、子供が自分でお片づけが出来る、したくなるようなクローゼット収納のアイデアをまとめていきます。
子供と一緒にクローゼット収納を作ろう!
まず第一に、おもちゃなどが、どこに何が入っているか子供が分かることが重要です。
そのために、子供と一緒にクローゼット収納を作ることから始めましょう。
小さな子供だとしても、子供部屋が自分の部屋であることを、子供は分かっています。
そこを一緒にクローゼット収納を作ることで、モノを収納する場所を決めることが出来ます。
このように同じ場所にモノをしまう習慣をつけるだけで、お片づけの意識も変えることが出来ます。
そして、子供は大きくなるに連れて、自分で服を選ぶようになります。
しかし、「どの洋服がどこに収納されているか」を把握していないと、服選びにも時間がかかってしまいます。
収納する場所がないからといって、大人の服も一緒に収納していたりすると、さらに、服選びに時間がかかってしまうことでしょう。
そのため、子供部屋のクローゼット収納には、子供のモノだけを収納するようにしましょう。
また、トップチェストなどを使用する場合は、「子供が見える位置」に「分かりやすいように」洋服の名前や、名前が分からない場合は、絵を書いて貼り付けておくのもおすすめです。
洋服を吊るすクローゼット収納の作り方
クローゼット収納には、たくさんの収納方法がありますが、使うのは子供部屋の主である子供ですよね。
しかし、小さな子供であれば、まだ服を畳むということが出来ません。
まずは、洋服を吊るすクローゼット収納の作り方をご紹介します。
クローゼットは大人に合わせて作られているため、「子供に合った高さ」になるように少し工夫をしましょう。
最初に、ハンガーを掛ける棒が付いている場合は、チェーン・リボン・S字フックなどをハンガーを掛ける棒に付けます。
そして、チェーンやリボンに、突っ張り棒などを吊り下げ、子供に合った高さのハンガー掛けの棒を作ってあげましょう。
これは、子供の成長に合わせて、高さを調節出来るのでとても便利です。
子供が自分で服を収納出来るように、工夫をするということがポイントです。
子供と一緒に、服の種類で吊るす場所を考えるといいですね。
そこで子供の目線に立って、収納方法を変えてみましょう。
また、自分で自分のことを準備出来るようになれば、お母さんの育児もとても楽になります。
洋服を平置きするクローゼット収納の作り方
子供が服を畳めるようになったら、Tシャツなどは平置き収納に切り替えるといいでしょう。
子供部屋のクローゼットに、平置きで綺麗に収納することができれば、子供がパッと見て、どの服がどこにあるのか分かりやすくなります。
また、子供は洋服を引っ張り出す時も一生懸命です。
平らに何枚も重ねると、取り出すときにグシャグシャになってしまうので少し工夫をしましょう。
そこで、洋服を平置きするクローゼット収納の作り方についてご紹介していきましょう。
トップス、ズボン&スカート、靴下やパンツなどで分けてあげると、子供が分かりやすく、場所も簡単に覚えられることが出来るでしょう。
靴下やパンツは、バラバラになったり、グシャグシャになったりしやすいので、パンツはパンツのカゴに、靴下は靴下のカゴに収納するのがおすすめです。
仕切り板を使って分けるのも分かりやすくていいですね。
この時もトップチェストなどに入れると、一番上は子供の背では少し届かないので、手探りで取り出すことになってしまいます。
オープン棚を使うなりして、子供の目線で取り出しが出来るようにしましょう。
また、オープン棚にすると、お母さんも収納が楽になりますよ。
子供部屋一番の問題、おもちゃもクローゼット収納で解決!
子供部屋に散らかる「おもちゃ」、これはお母さんが一番悩む問題だと思います。
そんなおもちゃも、クローゼット収納を利用して、子供が自分で片付けることが出来るようにしましょう。
子供がなかなかおもちゃを片付けなくて困っているお母さんは、多いはずです。
しかし、これは、子供が遊びにくいと感じているのと一緒なのです。
子供が「遊びやすい収納」にしてあげることで、子供が「片付けやすい収納」となります。
そのため、片付けやすい収納にすると、子供が自分で片付けをするようになるのです。
まずは、おもちゃの種類に分けて、おもちゃ箱を変えてあげましょう。
この時に、子供が持てるサイズの箱にすることがポイントです。
遊びたい時、すぐに目当てのおもちゃを取り出せることは、子供にとってもストレスフリーです。
これなら、「目当てのおもちゃがない」と、おもちゃ箱をひっくり返してしまうこともありません。
また、この時も、大人が決めつけて分けるのではなく、子供と一緒に分けるようにしてあげて下さい。
そうすることで、「このおもちゃはここ」と意識付けることが出来ます。
子供部屋に置きたいアイテム!
ぬいぐるみやミニカーなど、子供部屋にはたくさんのおもちゃがあります。
そこで、おもちゃの多い子供部屋におすすめの、クローゼット収納に使える様々なアイテムをご紹介します。
1,カラーボックス
収納する箱に合わせて、棚板の高さを調節出来るカラーボックスは、子供部屋には王道です。
無駄なスペースもなくなり、片付けやすくなるため人気のアイテムです。
2,階段式ラック
階段のようなラックは、大きさの異なる箱を置いて、様々なおもちゃをスッキリ収納することが出来ます。
また、オープンになっているので、子供でも使いやすいのが特徴です。
3,箱を組み合わせた収納ボックス
様々な箱を積み合わせた収納ボックスは、見た目もおしゃれでインテリアに最適です。
本などの収納に役立ちます。
4,キャスター付き収納ボックス
キャスターが付いているので移動が楽です。
模様替えも楽に出来るので、子供部屋には置いておきたいアイテムです。
5,ダンボールラック
ダンボール製のラックは軽くて安価です。
また、継ぎ足しをして増やせるので、子供部屋に最適なアイテムです。
子供部屋に最適なアイテムはたくさんあります!
子どもと一緒に片付けやすい子供部屋を作ってみましょう。
子供部屋は子供の成長に合わせて変える!
子供の成長はとても早いものです。
小学校、中学校に上がると、勉強道具や学校で使う道具も増えてきますよね。
そのため、子供の成長に応じて、子供部屋も変えていきましょう。
子供が大きくなってもクローゼット収納は、とても便利です。
成長に合わせてクローゼット収納の仕方を変えましょう。
そのやり方をご紹介します。
●中にあるものを一度すべて出す!
今まであった形をリセットして、気持ちもリセット出来るので、意欲向上にもつながります。
●洋服は種類別に!
大きくなると制服や、ジャージ、ニットなど服が増えます。
厳密に「これはここ」と決めるのではなく、子供に任せた分類で分けて整理整頓をしましょう。
●使わないものは高い位置!使うものは取り出しやすい位置に!
基本的には、使用頻度の少ないモノ(バッグやプール用具など)は、上の方に収納するといいです。
使用頻度の高いもの(愛用のバッグや習い事の用具など)は、中~下の位置だと簡単に取り出せて、片付けも簡単になります。
●同じ役割のものは同じ場所に!
同じ役割のものは同じ場所に置くようにしましょう。
これだけでもスペースに余裕が生まれます。
どこに何があるのかイメージしやすいので、勉強も効率よく出来るようになります。
子供の成長とともに変化する子供部屋
いかがでしたでしょうか。
子供の成長と一緒にクローゼット収納を変えていくと、子供が過ごしやすい子供部屋になります。
大事なのは「子供の目線になって考えること」です。
子供と一緒に、子供部屋について考えてみましょう。