雪国に限らず、冬の寒さを凌ぐのに必須なストーブですが、昔の古いストーブはどうしていますか?
新しいストーブの購入と同時に、古いストーブを処分しているならledのですが、もし、倉庫や押し入れの奥にしまってある古いストーブがあるなら、上手に活用しましょう。
昔のストーブにはどんなものがある?
まず、最初に言っておきたいのは、使用できるかどうかの確認のことです。
もし、昔の古いストーブが、しばらく使用されていない状態の場合は、必ずメーカーや電気屋さんに確認してもらいましょう。
何年も使用されていないストーブは、そのまま使用すると危険な場合があるからです。
さて、ストーブと言っても、沢山の種類や大きさがあり、使い方も様々です。
現代では、機械が薄かったり、リモコン機能が搭載されたり、機械そのものが自動で動いたりと、電化製品が進化を遂げています。
しかも、最近ではオール電化が普及したため、家にストーブ自体がないなど、時代は大きく変化しました。
ですが、昔のストーブにも沢山の良いところがあり、私たちのよく知っている現代のストーブではできない使用方法もあります。
平成の若年層の人には慣れ親しんだ、ボタンをポンと押すだけのストーブではなく、見た目だけではどうやって使用するのか分からない、とても珍しい形のストーブもあります。
知っているようで意外と知らない、昔のストーブの活用方法とはどんなものでしょうか?
次の項目からは、それらの種類と使用方法などをご紹介します。
昔のストーブと言ったらコレ!①
昔のストーブと言うと、最初に思い出すのが、皆さんご存じの「薪ストーブ」ではないでしょうか?
今では、薪ストーブがある家は本当に少なくなりましたが、それでも便利さと、今のストーブにはない暖かさがあります。
今でも、薪ストーブ本体は安く、ホームセンターなどでは購入できますが、実は、薪も売っています。
そして、皆さん覚えていますか?
東日本大震災の時に活躍したのが、この薪ストーブです。
大規模な停電になり、いつ復旧するかわからない中、まだ雪が降る東北の寒さを本当に凌いでくれました。
さらに、この薪ストーブの良い所は、もう一つあります。
ストーブの本体に薪を入れて、燃やしながら暖めるストーブなのですが、ストーブの上部が平らになっていて物を置けるようになっています。
そこに鍋、やかん、もしくは、食べ物を直接置いて焼いたり、煮たりできる優れものなんです。
そのおかげで、冬は水の入ったやかんを置いて乾燥を防いだり、鍋を置いて温めながら食べたりと、家族みんなで暖まりながら食事を囲むこともできるのです。
しかし、このストーブには煙突が必要不可欠なので、今の新築住宅では、ほとんど見かけません。
似たような形ですが、オシャレな暖炉とは、全く違うものです。
もし、家に薪ストーブがあったら、是非捨てないで持っていて欲しいものです。
昔のストーブと言ったらコレ!②
昔のストーブ言うと、忘れてはいけないことが、もう一つあります。
石油ストーブなのですが、縦に長くダイヤル式に回すつまみが付いていて、底には台座があり、中の燃えている部分が小さな窓になっていて、危険防止の格子状の金網が周りに付いている形のストーブです。
皆さんも一度は見た事や、使用した事があるのではないでしょうか?
特に、学校や体育館、公共の大きな施設などで使用されている事が多いです。
もちろん、一般家庭でも使用されていますが、このストーブはとても暖かいです。
雪国には、必須のアイテムではないでしょうか。
こちらのストーブの良い所は、先ほどのストーブと同じで、上部が平らになっているので、水の入ったやかんを置いて乾燥を防いだり、鍋を温めたりできます。
今のストーブでは、なかなか縦長のストーブはありませんが、今でも長く愛用されているタイプなので、ご存じの方も多いと思います。
もし、家にあったら、こちらも大事に持っていてください。
こんな形のストーブもあります
昔は、こんなストーブもありました。
正方形のテーブルの真ん中に、丸く穴が空いていて、そこにぴったりとはまるように、丸いストーブが入っているような形のストーブがあります。
このストーブは、テーブル部分とストーブの部分が取り外しができて、ストーブの上部にはガスコンロの脚のような物が付いていて、これもまた、鍋などが乗せられて便利なんです。
こちらもホームセンターなどで、今でも購入できます。
このストーブの良い所は、電気を使わず部屋を暖かくしながら、鍋ややかんを置いておける所です。
そして、テーブル部分は邪魔な時は外して、ストーブだけで使えるので便利です。
現代は、テーブルの部分が付いていない、ストーブの部分だけで売っていて、値段も1万円くらいで購入できるのでリーズナブルです。
簡単に言うと、調理のできるストーブのようなものです。
灯油を使用するので、停電になっても暖房、調理にも使えるのでとても便利です。
一家に一台くらいあっても損はしないと思います。
昔のストーブにはこんな特徴がある
今までお話した昔のストーブは、今の時代でも購入できる商品が多いです。
現代の新築住宅は、オール電化などが当たり前になってきていますが、雪が降る地方などではストーブは欠かせない物です。
最近のストーブは、電気と灯油を両方使用するタイプの物が多く、光熱費も上がり気味ですが、昔のストーブは灯油だけでも充分以上の暖かさを実感できます。
しかも、形が特徴的な物が多く、調理にも役立つ便利な物が多いのが特徴です。
そして、何より今では、昔のストーブの価格もリーズナブルになっていて、災害時用に一つ購入しておくにはコスパも最高です。
灯油は、その都度買う必要がありますが、災害時や停電時に使えるとても便利なストーブですので、オススメです。
「古いから」「新しいのが格好ledから」などの理由で廃棄されがちですが、とても便利だという事を知っておきましょう。
昔のストーブを使用する時の注意点
さて、今まで昔のストーブの種類や使用方法、便利さなどを話しましたが、ここで昔のストーブならではの注意点をお話します。
もう一度言いますが、昔のストーブと言っても、現在も使用されている物はledのですが、長らく倉庫や押し入れにしまっておいた物は、そのまま使うと非常に危険です。
必ずメーカーや電機屋さんに点検をしてもらう事が必要です。
そして、万が一、灯油が少しでも中のタンクに残っている場合は、キレイに抜いてください。
ガソリンスタンドなどでは、廃油を使用するので話せば抜いてくれます。
また、埃や汚れなども綺麗に拭き取りましょう。
数年間も放置しておいたり、使い方がよく分からないくらいのストーブは危険なので、それは処分しましょう。
基本的にストーブは火を使用するので、危険とは隣り合わせです。
ストーブの状態をしっかりと確認して、安全に使用しましょう。
昔の物を大事に使おう
古すぎる物は危険が伴いますが、昔のストーブには、当時の工夫が凝らされています。
私たちの生活が激変している中で、古い物をいかに上手に使うか、昔の人が便利だった物を今の時代でも便利に使う精神が大事です。
進化はある意味退化と同じで、古い物を捨てる傾向がありますが、もう一度見直してみてもledのではないでしょうか?