汚部屋からの脱却!部屋をきれいにしたら変わる5つのこと

部屋をきれいにしたいと思っていても、片付け方がわからなかったり、掃除してもすぐに汚くなる、という経験から、次第に部屋を片付ける意欲は薄れてしまいます。

部屋をきれいにする収納術や掃除方法の情報は多く出回っていますが、なかなか掃除に踏み切れない人は、まず、掃除する意欲を出す必要があります。

掃除をする意欲を出すために、部屋をきれいにしたら生じるいいことについて考えてみましょう。

部屋をきれいにしたら忘れ物が減る

まず、部屋をきれいにしたら、物の置き場所が分かりやすくなるので、忘れ物が減ります。

繁雑に物があると、必要な物と不要な物がごちゃ混ぜになっているので、探すことから始まります。
しかし、掃除をして必要な物だけにしたら、探す時間もなくなります。

つまり、時間も効率的に使うことができるようになります。

そのためには、必要な物をふさわしい場所に収納することが大切になります。
物によって、あるべき場所は決まっているんです。

例えば、トイレの掃除道具を廊下の収納に入れていては、場所を間違えています。

トイレの掃除道具はトイレで使うのだから、トイレの中の収納に収めましょう。
もし、トイレの掃除道具がトイレの収納に入らないと言うなら、入る掃除道具を買いましょう。

入らない掃除道具は、その家にとって、そもそも不要な物だったのです。

それぞれの物にとってふさわしい場所を与えてあげることで、自分の部屋の状況を部屋にいなくても分かるようになります。

そうすると、出掛けるときすぐに物の在りかが分かるので、忘れ物が減ります。

部屋をきれいにしたら余分な物が減る

2つ目に、部屋をきれいにしたら、その部屋にとって余分な物が減ります。

ただ掃除するだけではなく、必要な物をふさわしい場所に収納して、不要な物を排除することで、余分な物がなくなります。

さらに、自分の部屋にとって必要な物とは何かが分かるようになるので、余分な物を買わなくなります。

買い物に出たときに、なんとなく必要な気がして買ってしまうことあると思います。
なんとなく買ってしまうときの理由は、安売りをしていたからという理由が一番多いです。

しかし、安売りに惑わされず、必要かどうかで判断するようにしましょう。

また、安売りの物は大抵の場合、不要な物が多いと思っておいた方がいいです。

安物を漁っている時間が勿体無いということに気付きましょう。

繁雑に物がある部屋は、今買おうとしている物が、その部屋にとって本当に必要な物なのかを考えることができません。

しかし、きれいな部屋なら本当に必要かどうか考えることができるようになります。

部屋にいなくても、普段見ている景色を思い出すことができるからです。

部屋をきれいにしたら気持ちがすっきりする

3つ目に、部屋をきれいにしたら、部屋がすっきりして、気持ちもすっきりさせることができます。

繁雑に物が散らばっている部屋よりも、すっきり片付いている部屋の方が、見ていて気持ちがすっきりとします。

なぜなら、情報量が限られるからです。

物が多く、多岐にわたっていると、見ているだけで、たくさんの情報が飛び込んできます。
その情報量に脳が追いついていけないので、不快な感情を抱いてしまいます。

しかし、部屋がすっきり整っていると、不要な情報が入り込まないので、すっきりとした気持ちになることができます。

さらに、気持ちがすっきりしていると、頭も冴えてきます。

考える力が湧いてくるので、必要な物と不要な物の見極めができるようになり、部屋を見直すことができるのです。

また、むしゃくしゃしたときに、部屋を片付けると落ち着く人もいると思います。
部屋が片付くことで、気持ちがすっきりして落ち着くことができるのです。

きれいな部屋はダイエット効果あり!?

4つ目に、部屋がきれいだと、ダイエットがしやすい環境を作ることができます。
逆に言うと、部屋が汚い人はダイエットをしようと思っても続かない傾向があります。

なぜなら、そもそも太るのは、カロリーの摂取量が多く、消費量が少ないことが原因です。
お菓子やご飯をいっぱい食べるのに、運動をしないので太ります。

汚い部屋では、お菓子なども収納されずに置いてあるので、お菓子がすぐ目に付く場所に置いてあります。
すぐ目に付く位置にお菓子があると、ついつい手が伸びてしまい、ダイエットになりづらいです。

また、汚い部屋では、部屋の中で筋トレやストレッチをするスペースがありません。

他にも、椅子に座るスペースもないので、部屋の中では全身の力の抜けた体勢で過ごしています。

そもそも、掃除をする行為や、物を片付ける行為をしているだけでも、ある程度のカロリーの消費になります。

汚い部屋で過ごしている方は、この行為をしないため、普段からカロリーを消費できるのにせず、とても勿体無いことをしているのです。

部屋をきれいにしたら、部屋も、心も身体も減量できる可能性があると言えます。
なので、ダイエットが長く続かない人は、まず部屋を片付けることから始めてみましょう。

きれいな部屋は明日への準備!

最後に、部屋がきれいな状態で一日を終えることは、明日への準備になります。
つまり、部屋をきれいにしたら、次の日、素敵な朝を迎えることができるということです。

朝起きて部屋が汚いと、準備もそこそこに出掛けてしまいます。
そこを部屋をきれいにしていると、今日も頑張ろうという気持ちになります。

朝、少し早い時間に起きて、コーヒーを飲み、朝食を食べ、好きな服を選んで出掛ける。
それだけでも、その日のモチベーションが変わってきます。

つまり、夜寝る前に部屋を片付けることは、明日の自分のためにしていると考えることができます。

自分の部屋が汚くても誰も困らないと思うかもしれませんが、実は明日の自分に迷惑を掛けているんです。

明日の自分のために、夜睡眠を取るのと同じように、明日の自分のために部屋を掃除しましょう。

きれいを持続させる方法

きれいな状態を持続させるには、まず、物の帰る場所をしっかりと作ってあげることが大切です。

部屋を掃除しても、物の帰る場所が決まっていないと、また部屋が散らかってしまいます。
物を使ったら決めた場所に返す習慣を付けましょう。

また、物の帰る場所は、トイレの掃除道具はトイレの収納に収めるのと同様に、適切な場所にするように注意してください。

不適切な場所を選ぶと習慣化がしにくくなってしまうからです。

また、きれいな状態を持続させる他の方法として、収納などの利用率は8割に収めることを心がけてください。
収納を8割に収めていると、新しい物を買い足したときに、とりあえず収納する場所があるからです。

そして、その後に不要と感じた物を減らして、再度8割の状態に戻すようにしましょう。

しかし、何よりもきれいを持続させるには、汚くなったらまた掃除することが一番大切です。
何度も掃除と片付けを繰り返すことで、自分なりの方法を模索して、定着させることが大切だと言えます。

さまざまな掃除方法を教えてもらっても、自分に合っていないと続けることはできません。

再び汚くなってしまったときに、諦めるのではなく、部屋をきれいにしたら生じるいいことについて考え、何度も繰り返して掃除をしてください。

物を減らして心も軽くしよう

まずは思い切って、部屋に溜まっている使っていない物を、不要な物として捨ててみてください。

掃除のできない人の多くは、物を捨てられない人が多いです。
物を捨てられない人は、もったいないという精神が強く、不要な物が分からなくなっています。

そんなときは、はっきりと意見を言ってくれる人に協力してもらいましょう。

その人に不要かどうか聞いてみてください。
きっとズバッと不要な物だと教えてくれると思います。