実家にある普段使ってるもの、使ってないもの、手入れしづらいもの…
掃除しようと思ってもどうしていいかわからないもの、しようと思っても中々思い切りがつかないものなどありませんか?
「メンテナンスすれば使えるもの」、「普段使っていてもお手入れしてあげた方がいいもの」があっても、掃除の方法が中々わからない!
そういったお悩みのために今回はそんなちょっとした掃除のコツお伝えします!
想いがこもった腕時計のメンテナンスのコツ
手入れされづらいものとして、よくあるものとして腕時計があげられるのではないでしょうか。
自分の何かの記念に買ったものや、親のちょっと高級な腕時計がどこかで眠っているのではないでしょうか。
この時計が少し古びている、などと思っている方には、よい掃除のコツがあります。
掃除のコツを知るだけで、また日々使えるようになります。
そこで、掃除のコツをお教えします。
<金属製ブレスベルト>
○用意するもの
・ブレスベルト用の洗浄液
・毛先の細いブラシ
・エアダスター
・メガネ用などのケミカルクロス
●作業手順
1)ブレスベルト専用洗浄液をベルトにスプレーする
(防水機能のない場合はフェイス面にかからないよう注意する)
2)一分ほど放置する
3)放置した後、汚れが浮き上がったらコマとコマの間にブラシの毛先が入るようにして、小さな前後運動で汚れを掻きだす
4)コマとコマの間を折り曲げて開きながら、隙間に溜まった汚れをさらにブラシで落とす
5)バックル部分も汚れが溜まりやすいので、丁寧にブラシをかける
6)ダイヤル部分など、細部の水分もエアーダスターなどなら容易に除去が可能である
7)仕上げにケミカルクロスで、全体的に拭き取る
8)完全に水分を飛ばすために、風通しの良い場所で一日放置する
金属製のブレスベルトは、コマと呼ばれる金属パーツの組み合わせで出来ています。
そのため、汚れがとても溜まりやすいです。
しっかりと落としていきましょう。
金属以外の腕時計のベルト掃除のコツ
腕時計は、金属製のものだけではありません。
他にもレザーベルトやラバーベルトがあります。
実家に隠れている腕時計が金属製のベルトとは限りませんので、こちらの掃除のコツもお教えします。
<レザーベルト>
○用意するもの
・毛先の細いブラシ
・爪楊枝
・レザーベルト用の洗浄&消臭液
・メガネ用などのケミカルクロス
・エアダスター
・やわらかい布
●作業手順
1)ベルトの付け根やダイヤルなど、埃や汚れが溜まりやすい部分を中心に丁寧にブラシをかける
2)細かい隙間に溜まった埃は、爪楊枝で掻きだし、その後再度ブラシをかける
3)ベルトの裏側は汗などが染み込み、臭いや劣化の素になるため、レザーベルト用の洗浄&消臭液をスプレーする
(数センチ離れた所からムラなく均等に)
4)柔らかい布で、洗浄&消臭液をすぐに拭き取る
5)エアダスターが用意できれば、ここで細部の汚れや洗浄&消臭液の水分を飛ばす
6)きれいなケミカルクロスで、全体的に拭きあげる(ない場合は省略してよい)
7)フェイス面は埃が付着したまま拭くと傷の素になるので、さっと拭いてからしっかりと拭きなおす
<ラバー(ゴム製)ベルト>
○用意するもの
・毛先の細かいブラシ
・水または台所用中性洗剤
・やわらかい布
・ドライヤー
●作業手順
1)ラバーベルトは水にも洗剤にも強いので、まずは水分を含ませたブラシで汚れを掻きだす。
2)頑固な汚れには、台所用中性洗剤を水で薄めたものをブラシにつけて洗浄する。
3)水で濡らして硬く絞った布で、汚れや水分をしっかり拭き取る。
4)その後、ドライヤーで一分ほど当てて乾かす。
腕時計の見た目はベルトの汚れ、くすみで左右されます。
今回は3つのタイプにわけて、ご紹介させていただきました。
それぞれ汚れが溜まりやすい場所があります。
それを、しっかりと見極めて汚れを落としていきましょう。
貰うけど放置しがちな実家のぬいぐるみ
子どものころや、何かのお祝いごとにもらいやすいぬいぐるみ。
実家になると大人になっても飾っておくか、どこか奥底にしまっておくかということになるのではないでしょうか。
このようにして、手入れをしないという方もいるでしょう。
たまに掃除をちょっとしてあげるだけで、また飾れるようになります。
ぜひ、そのコツを覚えて眠っているぬいぐるみを、綺麗にしてあげましょう。
○用意するもの
・水
・タオル
・ペット用ブラシ
●作業手順
1)きれいなタオルを水で濡らし、固く絞り拭き取る。
※ぬいぐるみによっては、洗えない素材ということもあるため、まずは洗えるかを確認しましょう。
2)ペット用のワイヤーブラシで逆毛を立てるように毛並みとは逆方向に全体をブラッシングし埃を落とす。
3)ペット用のワイヤーブラシで小刻みに動かして、毛並のほつれをとかすようにブラッシングする。
ぬいぐるみの汚れは、埃が中心が衣類と違って繊維に染み込んでいるわけではないので、意外と水拭きだけで綺麗になります。
しかし、落ちない汚れもあります。
べトつきなどは、専門のクリーニング店に出した方がいいでしょう。
ぬいぐるみは、見た目はかわいくてもハウスダストアレルギーなどの原因になるとも言われています。
しっかりと、きれいにしてあげて、かわいさと綺麗をキープしましょう。
意外とされない?DVD、ブルーレイプレイヤーの掃除方法
実家も流行に乗って、DVD、ブルーレイプレイヤーを使用していませんか。
実は2週間に1回はメンテナンスはしてほしい代物。
そこで、めんどくさくない掃除のコツを教えます。
○用意するもの
・DVD用/ブルーレイ用レンズクリーナー
※DVDとブルーレイでは、ビックアップレンズとディスクとの距離が異なるため、それぞれ専用のクリーナーを用意します。
※プレーヤーのリモコンは、年に一度は電池交換をしてください。
液漏れすると、リモコン本体の故障の原因になってしまいます。
長期間使用しない場合は、電池を抜いておくとよいでしょう。
●作業手順
1)CDの裏面に刷毛が付いているレンズクリーナーをセットして、再生ボタンを押す。
2)指定時間(数十秒)たったら取り出す。
3)プレーヤーの裏の通気口に埃が溜まったら、掃除機で吸い取る。
4)ケーブル周りも、ハタキをかけるか、乾拭きをする。
専用のクリーナーを使うことで簡単に掃除ができるだけでなく、日常的に掃除をする日を決めることもできます。
また、その際にプレイヤー周りの埃を気を付けてみることで故障の原因を避けることもできるので、ぜひ気にしてみてください。
ちょっとした気配りが、大きな損失を防げます。
実家だからこそ放置されやすいDVD、ブルーレイディスクの掃除のコツ
実家のプレイヤーを掃除の仕方についてはわかりましたが、DVD、ブルーレイディスクも掃除が必要になってきます。
DVD、ブルーレイディスクは、どのくらいの頻度で、掃除をしていますか。
掃除をしないと、音飛びの原因になったりします。
そこで、簡単な掃除のコツをお伝えします。
○用意するもの
・やわらかい布または専用クロス
※DVD、またはブルーレイのレンズクリーナーにディスクを拭く、専用クロスが付いたキットもあります。
●作業手順
1)ディスクの読み取り部分をやわらかい布(または専用クロス)で力を入れず汚れを落とす。
※中心部から外側に向かって拭いていくのがポイント。
※指紋がべったりついたからといって、シンナーや洗剤をつけるのは厳禁です。
ディスクを傷つける原因になるので、気を付けましょう。
そういった場合は、水で少し湿らせたやわらかい布で軽く拭き取り、その後乾拭きしましょう。
好きな映像が入っているディスクだからこそ、大切にしたいものです。
間違った手入れをしないよう気を付けて、丁寧に手入れをした上で、また映像を皆で楽しみましょう。
実家の調理を簡単に守る掃除方法
いつも色々なものを温めてくれる実家の電子レンジやオーブンレンジ。
拭き掃除ぐらいはするけれど、しっかりした手入れは中々しないのではないでしょうか。
故障をしない長持ちさせる掃除のコツをここで覚えておきましょう。
○用意するもの
・拭き掃除用の布または電子レンジ用シート
・台所用洗剤
・お湯
●作業手順
1)庫内をお湯で濡らした拭き掃除用の布で拭く。
2)汚れが酷い場合は、台所用洗剤を熱いお湯で薄めたものでタオルをしぼり、汚れを浮かせてから拭き取る。
※電磁波が出る場所は、濡らすと故障の原因になるので避けましょう。
3)ターンテーブルは取り外して、漬け置き洗い。
4)電子レンジの裏の汚れ、埃も落とす。
※電子レンジ、オーブンレンジのパワーダウンに繋がるため、しっかり掃除をします。
■スチーム付きオーブンレンジの活用
活用方法1)スチームを使って調理した後、庫内に残っている水分で拭き掃除が可能。
活用方法2)機種によっては、「庫内クリーン」機能付きのものがあり、臭いが気になる時などこれを押したあと拭き取りをするだけでよい。
活用方法3)スチーム機能で調理する際は、下の天板にアルミホイルを敷いて調理すると肉の脂などがつかず掃除が楽である。
同じ拭くでも、汚れの落とし方を知っておくだけで、ちょっとした手間が省けます。
もしも、「いまだ頑固な汚れが落とせてないままだ!」という方がいたら、実践してみてはいかがでしょうか。
あまりにも古い汚れでなければ、ある程度は落ちるはずです。
実家の味が詰まった宝の箱の掃除のコツ
実家に限らないことですが、冷蔵庫は様々なものを冷やしてくれています。
この冷蔵庫、さっと掃除しないと、冷やしているものも温くなってしまいますよね。
また、食材もあるので、あまり洗剤などは使いたくありません。
そういった悩みを解決した掃除のコツを、今回はお伝えしていきます。
○用意するもの
・イオン水
・布
・新聞紙
●作業手順
1)野菜室などの棚は、取り外しが可能のため、一段づつ取り出す。
2)取り出せない部分を洗浄・除菌効果のあるイオン水で拭き取る。
3)取り外せる部分は、水洗いをする。
4)戻す際に底に新聞紙を敷いて置くと、次回の掃除が楽になる。
5)パッキンが痛んでいると扉が閉まりにくく冷気が逃げてしまうので、汚れたところは水拭きを行う。
口に入れても安心なイオン水を使うことで、安全な手入れを行いましょう。
一段づつ行うため時間はかかってしまいますが、逆に確実な手入れが可能です。
野菜室などには新聞紙を敷いておくのが、おすすめです。
次回の掃除のことも考えて、お手入れをしていきましょう。
お手入れひとつで変わる
いかがだったでしょうか?
ちょっとしたコツを掴めば、掃除も比較的簡単にできます。
難しいんじゃ…と謙遜していたものも、実は簡単だったのがわかったのならば、ぜひ実践してみてください。
こまめなメンテナンスが物を長持ちさせる秘訣です。