壁に穴開けないでタペストリーやポスターを飾る方法

皆さんのお部屋には、タペストリーがありますか?

タペストリーは、お部屋のインテリアとしてとても重要なアイテムですよね。

賃貸でも、壁に穴開けないできれいに飾れる方法をご紹介します。

また、布ポスターの貼り方・飾り方についてもご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

タペストリーは壁に穴開けないで飾った方がいい?

気に入ったポスターやタペストリーを手に入れても、賃貸だから壁に穴開けないようにしたいと言う方は多いと思います。

もちろんそういった物に限らず、どの程度までなら原状回復の時に自己負担が発生しないのかは確認しておくべきでしょう。

国が定めたガイドラインによると、部屋を借りた人が通常の使い方をしていても自然発生すると考えられる物については、借主側の負担にならないとしています。

例えば冷蔵庫やテレビを長年置いていると裏側に電気焼けという黒ずみが出来ますが、これなどは大家さん側の負担ということになります。

日焼けなどによる壁紙の変色や、エアコン設置による壁の穴なども自己負担で直す必要はないということです。

ただし、ポスターやタペストリーはエアコンなどの電化製品ほど生活において必要性がないため、穴やフックの跡はどうなるか微妙なところです。

また、一方で借りた側が故意に壊したり、汚したりしたものは当然借りた側の負担で、元に戻さなくてはなりません。

汚す気がなかったとしても、台所の油汚れや、たばこのヤニ、カビなどは掃除を小まめにしていれば防げたものと判断され、自己負担にされるケースも多いです。

壁に穴開けないでタペストリーを飾る方法①

賃貸住宅に限らず、なるべく壁に穴開けないでポスターやタペストリーを飾れたら嬉しいところでしょう。
そんな方法をいくつかご紹介します。

「コマンドフック」というアイテムがあります。
このアイテムは、フックの裏が強力な粘着テープになっているので、穴を開けることなく壁にフックを付けられます。

コマンドフックは、100円ショップやホームセンターに売っています。

タペストリーやポスターは軽いので、耐久度は100円ショップのもので十分でしょう。

ただし、最初はこの場所が良いと思って貼り付けても、変えたくなったりするのが人の常ですから、出来るだけ簡単に取り外せるタイプの物を選ぶことをおすすめします。

そういった高機能タイプの物でも400~500円程度で購入できるので、どうしても100円でということでなければ、こちらをおすすめします。

また、寝ている時に目に入るのが良いという事で、天井に貼りたい方もいらっしゃると思います。
気にしなくていいならネジやホチキスで止めれば良いですが、そうもいかない場合はやはり粘着テープが良いです。

コマンドフック同様の粘着力を持つものがありますので、そのようなテープを使用しましょう。

壁に穴開けないでタペストリーを飾る方法②

また、壁に直接打つにしても、クギまで行くと後々面倒かもしれませんが、画びょう程度の小さい穴なら、うるさく言わない貸主さんも多いです。

今は画びょうの穴ほどで壁に打てるフックも結構多いので、それを使う手もあります。

そのフックに軽めのコルクボードを掛ければ、タペストリーを貼る場所もより多くなり、必要以上に穴開けないで済むので一石二鳥です。

また、貸主さんとの相談が必要ですが、ピクチャーレールを取り付けてしまう方法もあります。

1本レールを付けてしまえばたくさん穴開けないで済みますし、もちろん自分で付けられます。

分譲マンションなどでは最初から付いてるのが当たり前なくらいですし、退去する時にそのままにしておきますと言えば、大家さんも認めてくれる事が多いでしょう。

更には上から貼ってはがせる壁紙を使う手もあります。
そこまでする必要があるかは少し疑問ですが、これも驚くほど安い価格ですし、自分で貼れます。

ただし、あまりに強い粘着力があると、はがす時に元の壁紙まで一緒にはがれてしまうので、注意が必要です。

ポスターも壁に穴開けないで飾りたい!

レールがあってフックに引っかけるタイプのタペストリーと違って、壁に直接貼り付けるポスターはもっと気を使う必要があります。

先ほども言ったように、画びょうの穴程度で目くじらを立てる貸主さんは少ないと思いますが、無闇に壁に穴開けないのに越した事はありません。

まずは両面テープを活用する方法です。

一般的な両面テープでも十分とは思いますが、今は壁紙の材質に対応したテープも多数出ているのでそちらを使ってみましょう。
ただし、両面テープは粘着力が強いので、はがす時にポスターが破れる可能性は否定できません。

また、ねりけしのような粘着剤を使う事も出来ます。
適当にちぎってポスターの裏に張り付ければ、壁に貼れます。

はがしても跡が残らないのでおすすめですが、壁紙との相性ではがれやすかったりする物もあります。

更には大切な物であれば、額に入れて飾る手もあります。
それ相応の出費はありますが、見た目は想像するだけで素敵でしょう。

ただし、これは額を壁に引っかけるフックを取り付ける必要があるので、二度手間になる可能性があります。

壁に「布ポスター」を飾る方法

また、最近は素材が紙ではなく、布地のポスターもあります。
特にアニメやアイドルグッズに多いようです。

タペストリーと違い紐が付いていないので、やはり壁に直接貼り付けるのが前提になります。
ただし、布ポスターの場合は、紙製以上に気を使って、穴開けないように大切にしたいものでしょうから、工夫して飾りたいところです。

そこで先ほども登場したコマンドフックを使います。

まず、フックに掛けるクリップを布の両端に取り付けます。(跡が付くのが嫌なら当て布をしましょう)

なお、ポスターが大きいと両端だけではポスターがたわんでしまうので、真ん中にもクリップを付けると良いでしょう。

あとは壁にコマンドフックを張り付けて、布ポスターをかければ完成です。

また、クリップにリングを通せば、ピクチャーレーンにも対応できますし、ツッパリ棒のようなもので柱と柱の間に飾る事も出来ます。

これなら左右にスライドさせられるので位置も自由に決められます。
いずれにしてもこれならば壁もほとんど傷を付けずに済みます。

寝室にもタペストリーを飾ってみよう!

タペストリーはインテリアの一部ですから、上手く飾っておしゃれにしたり、癒しの空間を演出したいものです。

例えば寝室に星空のタペストリーを飾ってみたり、森林をイメージしたものなら内に居ながらマイナスイオンを浴びているような感覚になるかもしれません。

また、窓全体をカーテンで覆う必要がない場所や、開け閉めしない場所なら、タペストリーをカーテン代わりにしてもおしゃれで良いです。
もちろん、壁に穴開けないで飾れますし、大きな空の写真などを選べば、窓付近にはピッタリです。

また、タペストリーについている棒を使えば、自分なりのタペストリーを作る事も可能です。
お気に入りの柄のタオルや手ぬぐいをタペストリー棒に引っかけるだけで、もうそれは立派なインテリアになります。

更に子供部屋には、日本や世界の地図をあしらったタペストリーはいかがでしょうか。
インテリアとしても全く違和感はないですし、勉強の一環として常に地図が目に入る環境はとても良いでしょう。

タペストリーでお部屋の雰囲気を変えて、おしゃれを楽しもう!

タペストリー、やポスターについて、壁に大きな穴を開けずに飾る方法をご紹介してきました。

フックを使ったり、額に入れたりと様々なやり方があるので、気に入った方法で飾って、お部屋のイメージを変えて楽しんでみてください。

寝室の天井にお気に入りのタペストリーを貼ったら、よく眠れそうですね。

良い夢をみられそうなものを選んでみると面白いと思います。