白×黒を使ったモノトーンコーディネートされたお部屋ってかっこいいですよね。
生活感がなくて都会的な印象のモノトーン。
少し上級者向けのコーディネートのように感じますが、白と黒のバランスに気をつければ、そんなに難しくありませんよ。
ここでは、モノトーンで統一したお部屋の作り方をご紹介します。
男性の部屋に多い、黒いインテリアのメリット・デメリット
黒は、クール・上質・冷酷といった印象が思い浮かびます。
心理効果としても自己主張が強くなったり、権威を感じさせたりするなどの男性的になる作用があります。
ちょっと近寄りづらい陰のある人になりたいのならば、黒で部屋のインテリアを統一させてみてはどうでしょうか。
(メリット)
・高級感が増す
あっという間に部屋の高級感がアップします。
そして、映画や音楽が好きな人にとっては、外部からの光などをシャットアウトする事にもなります。
何かに集中する、生活感をなくして高級感を出したい、という時に黒は大活躍します。
・恋愛にも効き目あり?
黒は自分に自信を持たす暗示効果もあります。
不安な気持ちを断ち切ることができるので、優柔不断な人には適しているでしょう。
(デメリット)
・部屋を狭く感じる
黒は収縮色のため、狭い部屋に使用すると圧迫感を感じてしまいます。
心理的にも閉鎖感を感じるので、寂しがり屋な人には向いていないでしょう。
1人が好きという人にとっては最高な色になります。
黒には白をプラス!モノトーンで統一された部屋を作るには?
部屋を黒と白のモノトーンで統一するモノトーンインテリアは、格好良くみせることができるインテリアでしょう。
そのモノトーンインテリアとは、白と黒を基本としたシンプルな配色のインテリアのことです。
インテリアの世界ではとても人気がある、定番のインテリアスタイルになります。
白と黒という単純な構成なので、組み合わせは簡単そうに見えますが、お洒落なモノトーンインテリアにするのは思っているより難しいです。
白と黒のバランス、アクセントになる差し色、雑貨など小物の選択など、工夫によって個性的なモノトーンインテリアにすることが可能です。
白と黒のバランスは難しく、例えば下記の部屋を想像してみてください。
A.ほとんど黒いインテリアの中に少しだけ白いインテリアがある
B.ほとんど白いインテリアの中に少しだけ黒いインテリアがある
同じようなモノトーン配色のインテリアですが、印象は全く違います。
Aは、黒が多くなっているので、重厚感が出て少し大人な雰囲気を醸すことができます。
一方で、黒が多いことが圧迫感に繋がり、部屋を狭く感じることになります。
Bは、白が多くなっているので、清潔感があり開放的な空間のように感じます。
一方で、モノトーンインテリアとしては、少し寂しい感じになります。
このように、白と黒のバランスにより受ける印象は大分変ってきます。
モノトーンインテリアにする時は、バランスに注意してコーディネートしましょう。
白×黒モノトーンで統一された部屋にグレーをプラス
部屋をモノトーンインテリアで統一する時は、白と黒のバランスが重要だという事がわかりったかと思います。
黒と白のバランスを整えるのが難しいろ感じるときは、白でも黒でもない中間のグレーを使用してみましょう。
ラグやクッションをグレーにすることで、バランスのとれたモノトーンインテリアに変身します。
壁や床が基本的に白く、物足りないなと思った時はグレーでカラーバランスを整えてください。
フローリングの部屋の時は、ラグにグレーを使用すると引き締まった感じになります。
白と黒だけだった少し寂しい感じがしたインテリアにグレーを足すだけで、洗練された雰囲気が醸し出されます。
そして、モノトーンインテリアの基本はシンプルということです。
余分なものを置いたりせずに、必要最低限の家具を置くようにすることが大切です。
部屋に鮮やかな色の小物が置いてあるとモノトーンインテリアの良さが減少してしまうことになります。
そんなときはボックスなどに片付けてしまいましょう。
白×黒モノトーンで統一された部屋だと物足りない時は、雑貨を活用!
男性の部屋には多い白と黒で統一されたモノトーンコーディネートですが、女性もモノトーンの感じが好きな方がいることでしょう。
それでは、ちょっとだけ女性らしい部屋にするために、モノトーンインテリアに雑貨を足してみたらどうでしょうか。
写真立てや小箱を飾ったりして、ワンランク上のインテリアを目指しましょう。
他には可愛らしいドット柄のボックスやモノトーンでも可愛い雑貨を飾ってみるだけでも、一気に女性らしさを醸し出すことができます。
雑貨はどこか一ヶ所にまとめて飾る方が良いでしょう。
あとは、白いシンプルな壁でどこか寂しい印象を受ける場合は、ウォールステッカーを飾ってみましょう。
シンプルだった壁が一気にお洒落に変身します。
賃貸マンションだとしても、傷つけることなく壁をお洒落に変えることが可能です。
誰でも簡単にすぐ貼れるので、シンプルだった白い壁はアートな壁にあっと言う間に変身させることができます。
白い壁に飽きたらモノトーンインテリアのアクセントとして使用してみてはどうでしょうか。
キッチンだって白×黒モノトーンで統一
一人暮らしの部屋の場合は、キッチンも油断できません。
友達が遊びに来た時に、キッチンまで丸見えということは多々あると思います。
せっかく、お洒落な白と黒のモノトーンインテリアで統一させていたとしても、キッチンが片付いていないと全てが台無しになってしまいます。
キッチン周辺もモノトーンに仕上げるように注意しましょう。
先程、ご紹介したウォールステッカーを使用して、キッチンをモノトーンにしてみましょう。
調理器具を可能な限り白や黒で揃えるようにします。
ステンレス製のアイテムだとしてもモノトーンインテリアとは相性が良いです。
あと、瓶もお洒落なキッチンには大切です。
調味料はそのまま置いて置かず、お洒落な入れ物に移し替えてから置くことで、お洒落に変身します。
拘るのなら食器も白と黒で統一すると、更にお洒落になる事でしょう。
このように、一人暮らしの部屋の場合はキッチン周辺も油断しないで徹底的にモノトーンに統一させてみるのも面白いでしょう。
白・黒・グレーに差し色を足して、おしゃれな部屋に!
ここまで紹介してきましたようにモノトーンインテリアで部屋を統一する場合は、白・黒・グレーの組み合わせによって成り立ちます。
しかし、白・黒・グレーだけだと何か物足りない、と思う人もいるのではないでしょうか。
そんな人におすすめするのが“差し色”を使用してアクセントをつけるということです。
モノトーンに赤の差し色を入れるだけでアクセントが付いてお洒落感がアップしたインテリアに変身します。
ここまでになると、モノトーンインテリアの上級者と言えるでしょう。
全体的なモノトーンの感じを壊すことなくアクセントをつけてみましょう。
そして、更にお洒落なモノトーンインテリアに挑みたいという方は、“モダンインテリア”を取り入れてみてはどうでしょうか。
モダンインテリアとは、無機質素材の家具や直線的な家具を取り入れたインテリアのことです。
ガラステーブルやライトは無機質素材を使用して、テーブルやソファも直線的な家具を使用してみましょう。
これらのインテリアをモノトーンに組み合わせることでお洒落感は格段とアップするはずです。
モノトーンはバランスに注意
お部屋をモノトーンで統一する時は、白を多くするのか、黒を多くするのかによって、お部屋の印象が変わります。
バランスに気をつけて、あなたの作りたいイメージに近づけましょう。
白×黒だけでは物足りない時は、中間色のグレーをプラスするといいですよ。
他には、アクセントとして赤などの差し色を追加すると、ぐんとオシャレ度が上がります。
ぜひ、コーディネートを楽しんで、素敵なお部屋を作りましょう。