長い期間使用していて愛着が湧いて捨てられない、デザインは古いけど便利だからまだ使っていたい、趣味が変わって気に入らなくなった家具・・皆さんはどうしていますか?
新しい物に買い換えるのは簡単ですが、そんなに安い代物でもないし、古い家具の処分代もかかってしまいますよね。
そんな時は、家具を自分で塗装してみましょう!
清潔感などを演出してくれる白色はいかがでしょうか?
今回は、古い家具の塗装方法をご紹介します。
白色が与える色の効果
白色のイメージと言えば、清潔感がある、清楚な感じ、信頼感などのクリーンな印象で好感度もあります。
また、白の持つ効果は、柔軟色、軽量色、膨張色、進出色などで、物の重さを軽く感じさせたり、空間を広く感じさせたりする効果もあります。
部屋を広く見せたい時は、壁を白く塗装したり、床を白系のフローリングにしたり、白っぽい家具やカーペットを敷くと良いです。
白は、物事の始まりやスタート、出発などを感じさせるイメージもあります。
また、白は、黒やグレーと同様に無彩色ですし、光の反射率も高いのが白色です。
白からイメージする有形なものは、雲、砂糖、ミルク、甘酒、バニラアイス、医者、雪、ウエディングドレス、白鳥、白馬、豆腐などです。
また、白からイメージする無形なものは、清潔、純粋、潔癖、無垢、清純、正義、無、冬、威厳、明るい、新しい、浄化、冷たい、完璧主義、緊張感などがあります。
更に白が好きな人の性格は、清潔感がある、素直、純粋、潔癖、嘘が嫌い、真面目、正義、理想主義、意思が固い、シンプルが好き、無駄が嫌いなどの傾向があります。
白には、このようなイメージや効果があるんです。
白色の持つイメージや効果を参考にして、普段の生活に上手に取り入れてみるのも良いでしょう。
家具を白色などに塗装するペンキの種類と準備しておく道具
実際に家具を白く塗り直してみましょう。
準備する物は、まずは塗装に使うペンキです。
ペンキは、使う種類によって仕上がりが違います。
ペンキの種類をご説明します。
1.油性のペンキ
このペンキは、木に染み込むことで色が付くので、すでに濃い色の家具を他の色に塗り替えるのには不向きと言えます。
しかし、防腐効果があるので家具が傷付きにくくなりますし、色の付いていない無垢材の家具に色を付けるのには良いです。
また、家具に木目が付いているものがありますが、オイル性ペンキにはその木目を生かして色を付けたい場合にも使えます。
2.水性ペンキ
ペンキと言えば、水性ペンキをイメージする人も多いと思いますが、どのような色にも上塗りができますし、濃い色(黒やこげ茶など)の家具を他の色に塗り替えることもできて、特殊加工(ユーズド加工など)もできます。
ただし、注意したいことは、上手に塗らないと色がムラになってしまって、見た目が汚くなります。
どちらもメリットがありますので、ご自身の思う塗装方法に合わせて選びましょう。
また、ペンキの他に用意するものは、軍手やビニールの手袋、トレイ、刷毛、ローラーが必要になります。
更にあると便利なものは、新聞、マスキングテープ、床や地面を汚さないためのビニールシートなどです。
家具を白色に塗装してみよう!ペンキの塗り方
必要なものを用意しましたら、ペンキを塗る手順に進んで行きます。
1.ペンキを塗るのにベストな日は、晴れた日の午前中です。
雨の日や湿度の高い日、ペンキが乾きにくい気温の低すぎる日は、ペンキを塗るのには不向きです。
2.家具のサビやカビを落として、ゴミや手垢などをきれいにふき取ります。
もし、濡れていたら乾かします。
ペンキを付けたくない部分は、マスキングテープや新聞紙で養生(覆う)しましょう。
3.ペンキを塗り始めますが、ペンキの缶を軽く振ってから、トレーに適量出します。
ペンキを塗る範囲が大きい場合は、ローラーで塗ります。
段差になっているトレーを使用の場合は、ローラーを段差のところで転がして、余分なペンキを落とすとムラを防げます。
リズムを一定にしてコロコロと塗るのがコツで、広い面積の壁などを塗る時は、上から下へ、上から下へ(一定の方向)の繰り返しできれいに塗装できます。
一度塗りで色(特に白など)が薄い場合は、乾かしてから二度塗りしましょう。
細かいところには刷毛を使いますが、ローラーと同じように、余分なペンキをトレーの段差部分で落としてから塗ります。
刷毛の動きは一定の動きで均一に、上から下へ、左から右へと広げて塗ります。
4.ペンキ塗りは通気のよくない部屋で行うと、ペンキの匂いが部屋にこもるので注意しましょう。
ペンキを塗ったものは風通しの良い場所で乾かし、乾いたら完了です。
マスキングテープや新聞紙で養生した場合は、乾く前にはがしておきます。
家具を塗装する際の注意点と塗料の使い方
実際に塗る時のために、塗装する時の注意点を知っておきましょう。
1.ペンキ塗りは、天気の良い日や湿気のない日に、風通しのよいところで行いましょう。
雨の日や気温が低すぎる日はペンキの渇きも良くないので、仕上がりも悪くなりますし、風が強い日には、塗装面にホコリやゴミが着きやすく、ペンキを塗る日には向いていません。
床も汚れ防止のためにビニールシートなどを引きましょう。
新聞紙や広告などは、塗装した家具のペンキに紙が貼り付いて取れなくなるので、ビニールシートやレジャーシートが良いです。
2.塗料は缶を開けて、割り箸などで良くかき混ぜます。
水性ペンキは少し水で薄めて使います。
水性ペンキは、溶剤は水なので、ペンキを別容器に移してから少量の水で薄めて、良く混ぜます。
その時に、ペンキの缶に直接水を入れてしまうと、保存中に水が腐ってしまい、長期間保存できませんので、別の容器に必ず取り分けましょう。
専用の容器も販売されていますが、豆腐やイチゴ、ブドウなどのパックを利用しても良いでしょう。
また、ペンキは一度に厚く塗るのではなく、薄く何度も塗り重ねることがきれいに仕上げるコツです。
特に白や薄い色の場合は丁寧に塗りましょう。
風水的に寝室で使用する寝具などに黒色は適していないの?
風水では寝室はとても重要な場所です。
人は寝ている間に運気を整えたり、補ったりします。
良い運気がほしいなら、寝室を見直してみてはいかがでしょうか。
風水的に良くない寝室は、掃除をしていない寝室です。
「清潔で明るいところに良い運気はやってくる」とされているので、ゴミをためず、換気を良くして、まめに掃除をしましょう。
風水ではベッドも重要で、ベッドの素材や色にも注意が必要です。
スチールベッドや黒い色のベッドの場合、スチール製のベッドは寝ている間に自分が吸収したい運気を燃やしてしまいます。
買い替えるのが良いのですが、買い替えが無理なら、布などでスチールの部分をしっかりと巻きましょう。
ベッドの素材で良いのは木製で、普通の木製ベッドで良いのですが、塗装の色に気をつけましょう。
黒いベッドは、自分の持ってる運気を削り取ってしまうので、取り替えるほうが良いです。
また、寝室のコーディネートでも、黒やグレーの家具類やカーテン、寝具などは良くありません。
陰の気が強く運気が落ちるので、できれば早く取り替えることをおすすめします。
買い替えが難しい場合は、物にもよりますが、塗装やカッティングシートも良いです。
家具やカーテン、寝具類は明るい色が良く、女性なら、白やピンク系、花柄などにしたり、柄物のカーテンならば、寝具類は無地にするのが良く、この逆パターンもあります。
尚、寝具類はまめに洗濯をして清潔に使いましょう。
白色以外に何色がおすすめ?風水からみた素敵な寝室作りのポイント
白色の特徴などはご説明しましたので、ここでは白色以外で風水で良いとされる理想の寝室の色をご紹介していきます。
人は一日に6~8時間は寝室で過ごします。
毎日の疲れを取り、良い睡眠のためには、良い寝室が重要になります。
寝室造りのポイント
1.寝室は明るい色でまとめましょう。
具体的には、淡い暖色系が良く、ベージュや淡いオレンジ、淡い黄色、淡いオレンジなど安心感を与える色がおすすめです。
また、良く眠れない人は、リラックス効果があるラベンダー色が良いでしょう。
これらの色を家具や寝具類、カーテン、カーペット、ラグなどに取り入れて、寝室を上手にコーディネートすると良いです。
また、今使っている家具などの色を変えたい場合は、自分で塗装することもできます。
2.ベッドの位置は、壁にヘッドボード(ベッドの上部)をつけるようにして配置し、頭の辺りの気を安定させます。
3.リビングなどでも同じですが、寝室でも足元を冷やさないことが大切です。
床に足をついた時のひんやり感をなくすため、朝起きて立ち上がる時の足を着く床に、暖かなラグを敷いたり、ルームシューズやスリッパを履いても良いでしょう。
冷たい感じから嫌な感じになり、ストレスや不快感の影響で幸運を逃してしまうので、快適に過ごせる寝室を心がけましょう。
4.ベッドの枕元には、電磁波の強い時計や携帯の充電器、ラジカセなどを置くのは避けましょう。
寝ている時は無防備で、直にいろいろな影響を受けてしまうので、良い眠りを妨げてしまいます。
できる限りで、ベッドの周りに不快感を与えるものは置かないようにしましょう。
家具を塗装するなら暖色系がおすすめ
今まで、ペンキを使った家具の塗装は、なかなか経験することはなかったと思います。
でも、家具を塗装をすることでオシャレに変身させたり、耐久性を高めたり、風化や劣化を防ぐことができます。
家具を塗装するなら風水的にも暖色系がおすすめです。
是非、チャレンジしてみて下さい。