カーテンレールを天井に!カーテンを吊り下げる理由と方法!

皆さんは、カーテンが天井から吊り下げられているお部屋を見たことはありますか?

カーテンが天井から吊り下げられているお部屋は、空間が広々と見えて、とてもオシャレです。

カーテンの役割には機能性と装飾性の二面性があります。

今回は、カーテンレールを天井に取り付けてカーテンを吊り下げる理由とその方法、またカーテンレールを取り付ける際の注意点についてご紹介します。

カーテンレールの種類と機能について

カーテンを吊り下げるために、天井にカーテンレールと呼ばれるものが付けられています。
カーテンレールには、機能カーテンレールや装飾カーテンレール、曲げ加工レールなど、いくつかの種類があります。

機能カーテンレールとは、ごく普通のカーテンレールのことであり、「ランナー」というコマがレールの中に入ってます。
このランナーにカーテンを吊り下げています。

一般的なカーテンレールと言えば、このタイプが当てはまるのではないでしょうか。
機能カーテンレールと言われるぐらいなので機能性が高いのが特徴であり、金額もリーズナブルです。

取り付けも簡単で、窓木枠に直接取り付けます。
窓枠の尺にそのまま取り付けることができますし、伸縮性の良いタイプのものは、おおよそのサイズで取り付けることができます。

コストパフォーマンスの良いカーテンレールなので、普段使わないような部屋に取り付けるカーテンレールには、機能カーテンレールがおすすめです。

天井付けなどの装飾カーテンレール

天井に取り付ける機能カーテンレールをご紹介しましたが、機能カーテンレールよりも装飾性に優れている、装飾カーテンレールというものもあります。

機能カーテンレールは、カーテンを吊り下げると見えなくなってしまうことが多いですが、装飾カーテンレールは見えるようになっていることが多いです。

そのため、「カーテンレールもデザインにこだわりたい!」と考えている人におすすめしたいカーテンレールです。

決して機能性に問題があるわけではなく、機能性と装飾性を兼ね備えているタイプが多くなっています。
木製やメタリック製が多く、基本的には装飾が施されていますが、ランナーが付いているタイプもあります。

出窓など特殊な窓に対応してくれるタイプのカーテンレールは、曲げ加工レールと言います。
簡単に工具などで曲げることができるタイプのカーテンレールなので、特殊な窓に取り付けるのに調整が可能です。

曲げ加工レールやカーブレールと呼ばれますが、自分好みにコーディネートができ、使い勝手が良いカーテンレールです。

天井にカーテンレールがあり、カーテンを吊り下げる理由

カーテンはなぜ、天井から吊り下げるのでしょうか。
それは見た目と機能面、共にメリットがあるからです。

まずは、見た目なのですが、窓と天井の間にある壁を隠すと縦のラインになるため、天井が高く広い部屋に見えるのです。

このタイプのカーテンレールを取り付ける部屋は、部屋が広く見えるようにインテリア設計が配慮された部屋になっています。

もう一つの機能面では、遮光性機能の向上が挙げられます。

特に交通量の多い道路沿いの部屋などは、寝ている時間でも光が煩わしかったりします。
しかし、天井から吊り下げるカーテンであれば、窓の上の部分から光が入ってくることがありません。

もし、窓の上部に隙間があったら、隙間から光が入ってきてしまいます。

また、機能面では冷暖房の効率もアップします。
特に冬はコールドドラフト現象がないので、保温効果がアップします。

部屋を良い空間にするために、家具や照明をこだわって揃えても、カーテンがしっかりしていなければ台無しになってしまいます。
上質な空間のために、カーテンにもこだわってください。

カーテンレールを取り付ける際の注意点!

カーテンを吊り下げるカーテンレールは、安易に選んではいけません。

まずは、しっかりと長さを測りましょう。

薄手のカーテンを吊り下げるのか、厚手のカーテンを吊り下げるのかによっても長さが違ってきます。
取り付けるシーンによって、使い分けが必要になりますので、気をつけてください。

取り付ける際の注意としては、しっかりと下地の部分に取り付けるようにしましょう。
ほとんどの場合、カーテンレールを取り付ける用にサッシの上の部分に下地が設けられています。

壁や天井に下地を補強するというケースもあるのですが、基本的にカーテンレールは下地のあるところに取り付けます。

そして、窓に近くにエアコンがある場合には特に注意が必要で、絶対にエアコンに触れないように取り付けなければいけません。
そのため、エアコンのすぐ近くに取り付けるのも避けたほうがいいです。

最悪の場合は、一度取り付けたカーテンレールも取り外さなくてはいけません。
新たにカーテンレールを取り付けるときには、業者に見てもらったほうが無難かもしれませんね。

寝室のカーテンを天井から吊り下げるものに変更!天井への取り付け方

安眠のためにも、寝室のカーテンは天井から吊り下げるタイプがおすすめです。

カーテンを天井からぶら下げるには、まずカーテンレールを取り付けるための下地探しをしなければいけません。

ビニールクロス貼りの天井であれば、「BOLL スーパープッシュ 下地探し」という道具を使うことがおすすめです。
カーテンレールと取り付けたい場所の50cmぐらいの範囲で、縦横は4cmぐらいの間隔で刺せば下地が見つかります。

1ヶ所下地が見つけられたならば、そこから45cmの間隔で下地があります。
天井がジプトンまたはベニヤの場合は、釘が刺さっているところが下地です。

下地さえ見つけることができれば、取り付けは難しいことではありませんが、天井の材質が問題です。

天井にレールを止める木があるなら、それに固定すればいいだけなのですが、木がないようでしたら先に板を止めないといけません。

板のサイズは横幅50mmから100mmぐらいのもので大丈夫です。
この板を止めないと、カーテンレールを取り付けてもグラグラになってしまいますので、気をつけてください。

カーテンを吊り下げタイプに変更後は寝室に適したカーテンの色を選ぼう

カーテンレールの取り付けが終わったら、次はカーテン選びです。

せっかく天井から吊り下げるカーテンにしたのなら、色やデザインにもこだわりたくなります。

寝室に適した色となるとリラックスできる色がおすすめで、赤や黄色、オレンジなどの色は神経を興奮させる効果があるため、寝室のカーテンには不向きな色です。

また、あまりに柄が強いようなカーテンは落ち着かないので、柄の強いものも寝室には選ばないほうが良いでしょう。

それではどのような色がいいのでしょうか。

リラックス効果が高い色としては、青や緑などが挙げられます。
ベージュ色もリラックス効果が高いと言われていますね。
青や緑、ベージュがあると、心が落ち着いてリラックスできますので、これらの色が寝室にあると安眠できます。

ベースとなる色はベージュがおすすめです。
ベージュにプラスして、濃いめのブラウンなどを差し色に使うと、リラックスできる空間になることでしょう。

一色のカーテンよりも、ベージュに色柄が入っているカーテンがおすすめです。

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