マンション購入を検討する際、一番気になるのが間取りですよね。
そして、マンション選びで一番わくわくするのが、間取りを見ながら住まい計画を立てる時ではないでしょうか。
また、間取りを決めてから住みはじめると、寝室のインテリアが気になりますよね。
今回は失敗しないマンションの間取り選びの方法と、寝室のインテリアのコツをご紹介します。
マンションの間取り選びのポイントPart1
マンションの間取り選びは、快適かつおしゃれな生活を営むのに必須です。
そこで今回は、マンションの間取り、それに即したインテリアについてご紹介していきます。
間取り選びのポイントは以下の7点です。
①ベランダの向き
②部屋の独立性
③収納の機能性
④家族構成
⑤ライフスタイル
⑥家族間の使い分け
⑦生活動線
④家族構成以降は、同居人に合わせて必要となってくる選び方です。
①ベランダの向きについては、いわずもがなですが、ベランダの日当たりの面で考えて南向きがおすすめです。
もっとも、日中に家にいない人は、部屋の費用が安く抑えられるので、北向きもおすすめです。
次に②部屋の独立性については、プライバシー保護の観点から、部屋の独立性は維持したいところです。
部屋が区画されているだけではなく、壁の厚さや遮音性なども確認しましょう。
素人目にはわからないので、不動産会社などに確認するのがベターです。
③収納の機能性についても優れていないと、整頓されていない汚い部屋になってします。
収納機能は部屋全体の1割程度が目安とされていますが、居住形態・家族構成によって大きく変化します。
マンションの間取り選びのポイントPart2
ここでは、マンションの間取り、それに即したインテリアについての続きをご紹介していきます。
④家族構成については、家族構成から間取りを決めていきます。
たとえば、ディンクスと呼ばれる共働きかつ子供を持たない夫婦の場合には、LDKなどのコンパクトな住まいがおすすめです。
2人の距離を縮めることもできますし、機能的なので忙しい二人にぴったりです。
また、子供がいる夫婦の場合に関しては、子供部屋をLDKの隣にすることで、子供の様子を常に確認することができるので、おすすめです。
子供の情緒にも良いです。
また、二世帯家族の場合、近すぎず遠すぎず、絶妙な距離感が必要となります。
この場合、LDKを挟んで部屋を分けると便利です。
⑤ライフスタイルについては、子供の成長や家族の仕事など、人生のステージに応じて決定していきます。
趣味のためのサンルームを設けたりすることも、生活を豊かにしてくれます。
⑥家族間の使い分け、空間の使い分けについては、帰宅後子供の顔を見たいことを考える方もいると思います。
このように子供の顔を見ることを考えると、リビングの横を子供部屋にするという間取りを検討することができます。
最後は⑦生活動線についてです。
この生活導線を失っては、住みにくい家になってしまいます。
家族の動きを想定して、動線をしっかり組み立てましょう。
広さ別、寝室の間取りとインテリアのポイント:4.5帖・6帖
マンションでは、間取りやそれに応じたインテリアをしっかりと検討することが大切になってきます。
まず、4.5帖程度の寝室の大きさは、お布団を2枚敷いてしまうとギリギリになってしまう大きさになります。
そのため、ベッドを置く場合は壁に接着させることになります。
しかしこれでは、2人でベッドを使用する場合、足元からベッドに入るという動きになり、動線が機能しません。
なるべき避けた方がいいでしょう。
また、部屋のドアは使用面積を広くとるため、引き戸にするのがおすすめです。
6帖の寝室の場合は、ダブルベッドを置くことも可能です。
更にベッド脇の通路も確保できます。
このことから、2人で眠る場合を想定するなら、少なくとも6帖はほしいところです。
また、ベッドの足元部分にスペースをもたせるようにしておくと、動きやすくなります。
このように通路部分を広げておくことで、クローゼットの利用や家事も楽になります。
更にお互いのいずれかが眠っていても、起こさずベッドに入ることが容易になるため、ベッドの足元にスペースを空けておくことはおすすめです。
広さ別、寝室の間取りとインテリアのポイント:8帖・10帖
マンションを借りる際に間取りとインテリアのこと考えると思いますが、ここでは8帖と10帖の寝室の間取りについてご紹介していきます。
先程は、6帖までの大きさをご紹介しましたが、8帖の寝室ともなると、とても広々でゆったりした寝室になります。
ベッド以外に鏡台などの家具を置くことも可能です。
家の大きさが全体として35坪を超えるならば、寝室は8帖程度がベストであると言えます。
8帖あると、インテリア家具を置くにも個性を出しやすいですね。。
また、10帖となれば、まるでホテルのマスタールームのような、ちょっとしたリビングと同程度の広さになります。
ゆったり利用したい方にはおすすめです。
10帖もあると、室内にバーカウンターを作ったり、ソファーを置くということも可能になってきます。
寝室にいる時間は、入眠準備を含めれば一番過ごす時間が長い場所になります。
しかし、寝室は眠るだけだからと機能性・デザインを後回しにしてしまう方が多い傾向にあります。
それでは、ストレスが溜まってしまうことがあります。
その理由は、気に入らない寝室だからです。
寝室は、癒し・リラックスを求める空間でもあります。
寝室をこだわり、自分好みの空間にすることで、穏やかで質の高い生活ができるのです。
マンションの間取りによっても変わってくる
マンションでは、間取りやインテリアにこだわることが生活の質の面でとても大切になってきます。
ここまでは寝室の広さについてご紹介してきましたが、同じ面積でも、寝室の構造、つまり長方形か正方形か、といった形によって使いやすさが変わってきます。
また、部屋にゆったりした印象を持たせるならば、奥行きをしっかりと出せる正方形がおすすめです。
幅も出すことができるので、くつろぎの空間を作ることができます。
もう一方の長方形の寝室に関しては、机を置くなど書斎としての機能を持たせたり、寝具以外の物を置くことを予定しているならばおすすめです。
スペースを区切ることで落ち着きを出すことができます。
また、広々とした寝室にしたいならば、大切なことなのが通路部分です。
狭い通路を通って、寝室とリビングを行ったり来たりすることになると、開放感とは逆の狭い感覚のするベッドルームになってしまいます。
そのため、通路はしっかりと確保しましょう。
また、入居して家具を購入すると不都合が発生することがあります。
そのようなことが起こらないように、あらかじめ図面などにしっかり目を通した上で、インテリアをコーデネートするようにしましょう。
一人暮らしの、ベッド周りのインテリアのコツ
マンションや家屋で快適な暮らしの実現には、間取りやそれに応じたインテリアにこだわることが大切です。
生活の資本となると言えば、睡眠です。
睡眠をとる上で、影響を与える寝室において、ベッドまわりのインテリアはどのようにするのが良いのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
寝室にソファもベッドも置きたいと考えている方もいると思います。
しかし、当然のことながらソファとベッドを両方置くとなると狭くなります。
そういった要望を叶えるのが、ソファベッドです。
ソファとベッドのどちらの役割も果たしながらコンパクトに置けるので、寝室としての機能を阻害せず、癒しの空間をつくることができます。
しかし、デメリットとしては、本来のベッドに比べて、硬さなどの点で通常のベッドよりも劣ってしまう場合があるということです。
そのため、眠るときだけ使うベッドや、来客用に備えたり、また友人などが来た場合に座るスペースを確保したい、という一人暮らしの学生さんなどにおすすめです。
また、固定されて置かれているわけではないので、ベッド下の収納などを作ることができない、というデメリットもあります。
もっとも、通常のベッドのように重さもないので、移動も簡単ですし、掃除も容易です。
そのため、衛生面に関しては安心です。
広さ、インテリア共に重要な寝室
いかがでしたか?
寝室の広さからレイアウト、インテリアにいたるまで、注意しておきたいポイントは色々あります。
寝室は一日で一番長く使う場所です。
寝室を作るときのポイントを頭に入れながら、オシャレなインテリアを導入すると良いでしょう。