住んでいるマンションの日当たりが良すぎて、夏は暑くてしょうがないとお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方に、マンションのベランダに植物で作るグリーンカーテンが日陰を作れるのでおすすめです。
失敗しないグリーンカーテンの作り方をご紹介します!
夏を涼しく過ごしたい方、この記事を読んでグリーンカーテン作りに挑戦してみませんか?
マンションのベランダでも出来るグリーンカーテンの作り方と注意点
マンションのタイプによっては、ベランダにネットのフックを引っかること手すりがないことがあります。
しかし、グリーンカーテンを作るには、基本的にバルコニーなどの手すりにネットのフックを引っかけて作ります。
もし、手すりがない場合は、ネットの上側はサッシに固定します。
グリーンカーテン用のサッシに取り付けるフックは、購入可能です。
植物は、マンションなのでプランターに植えます。
コンクリートのベランダでは、脚付きのプランターか、レンガなどを使用したプランターの下を空けて使ってください。
支柱は、ベランダに面する窓にグリーンカーテンを作るなら、出入りの場所を作るために斜めに取り付けましょう。
あとは、植物を育ててネットに絡みつかせるとグリーンカーテンの出来上がりです。
また、ベランダ用のグリーンカーテンワゴンも売られています。
場所が移動できるワゴンは、使い勝手が良いので、小さなベランダに置くと良いでしょう。
ベランダに置くなら、避難経路を塞がないようにし、室外機から離して置くことを忘れないようにしましょう。
また、支柱やネットを確実に固定する、ということに注意しましょう。
また、規約でベランダガーデニングが禁止されている場合は、ベランダガーデニングはしてはいけませんので、規約を確認の上、作成を行うようにしましょう。
グリーンカーテンの長所と短所は?作る時期はいつ?
グリーンカーテンのメリットとデメリットをご紹介します。
一番大きなメリットは、省エネ効果です。
マンションの場合、グリーンカーテンで窓の温度が上がるのを防げば、かなりの省エネ効果があります。
さらに、食べることができる植物でグリーンカーテンを作ると、家庭菜園にもなるので、節約ができます。
また、ベランダから隣の家が見える場合は、目隠しになるメリットもあります。
メリットだけではなく、デメリットもあります。
デメリットは、虫が出ることです。
また、グリーンカーテンでお布団を干す場所がなくなることもあります。
その他に、落ちた葉や風に舞う土が、排水溝を塞がないように、頻繁に掃除しないといけません。
メリットとデメリットは、分かりましたが、グリーンカーテンを作る時期はいつが良いのでしょうか。
本州四国九州の場合であれば、7月から9月までなります。
もう少し詳しく書きますと、種から作る場合は、5月に種をまくようにしてください。
苗から作る場合は、6月に植え付けしましょう。
本葉が出たら、支柱やネットを用意して作成をしていきます。
また、グリーンカーテンが枯れたら、片付けるようにしましょう。
マンションのベランダで家庭菜園!グリーンカーテンに適した植物
マンションのグリーンカーテンに向いている植物は、ゴーヤです。
よく生育し、乾燥・高温にも強いため、虫がつきにくく、食べることができます。
葉は、明るい緑なので、明る目が好きな人に良いでしょう。
また、ヘチマも適している植物と言えるでしょう。
大きい葉で、光と熱をしっかりと遮ります。
沖縄では、ヘチマが食用ということをご存じでしょうか。
ヘチマを食べますと、夏に火照る体を冷やしてくれます。
その他に朝顔もグリーンカーテンにおすすめです。
特に、西洋アサガオが良いでしょう。
ヨルガオは夕顔とも呼ばれていますが、ヨルガオもおすすめです。
夕方に花が咲き、香りも良いです。
また、クレマチスは、蔓性植物の女王と言われています。
花が好きな人には、特におすすめです。
品種改良もされているので、いろいろな色や咲き方があり、環境によって種類が選べます。
また、毎年花を咲かすのも、クレマチスの特徴の一つです。
グリーンカーテンに使うなら、生育が盛んな植物を選んで、ベランダに植えましょう。
そうすれば、年ごとに植え替える必要がなくなります。
マンションのベランダでグリーンカーテン作りを成功させるポイントは?
マンションのベランダでグリーンカーテン作りを成功させるポイントをご紹介します。
一枚の窓をグリーンカーテンで覆うには、幅70㎝、深さ30㎝くらいのプランターが必要です。
一つのプランターには、苗二つくらいを植えます。
苗と苗の間は、しっかりと開けてください。
植物は上に伸びていくのですが、グリーンカーテンにするなら横にも広げないといけません。
そのため、摘芯と誘引をする必要があります。
本葉が6枚くらいのときに、蔓の上を切るのが摘芯です。
摘心をすれば、植物は横に子蔓を伸ばします。
そして、これをネットの横方向にからめるのが誘引です。
それから、水のやり方には注意が必要です。
鉢の土が乾いたら、プランターの下から水がしみ出すほど、水をやります。
ネットは、ピンと張らなければ、植物が育たなくなるので、気をつけてください。
毎年同じ植物を植えると、連作障害で食物の生育が悪くなります。
しかし、土を入れ替えれば大丈夫です。
ベランダにはグリーンカーテン!お部屋には観葉植物を!
マンションのベランダにはグリーンカーテンを作り、部屋には観葉植物を置くと素敵な空間になることでしょう。
そのため、植物好きなら、寝室にも観葉植物を置くことをおすすめします。
インテリアだけでなく、リラックス効果や疲労回復効果もあります。
インテリアとして人気が高い観葉植物には、インテリア以外のメリットもあります。
そのメリットをご紹介していきます。
①リラックス効果
植物の緑は、目の疲労回復にも効果があります。
また、疲れも癒されます。
②湿度を調節します。
植物は、部屋の湿度を調節してくれるので、乾燥していれば水分を出し、湿度が高ければ水分を出しません。
他にも、風水による運気上昇なども期待できます。
風水面で考えると、植物は寝室に効果があります。
風水は、方角をとても重視します。
それぞれの観葉植物には、それぞれの風水に適した方角があるため、寝室の中では、その観葉植物に合った方角に置きましょう。
自分の部屋によく合う観葉植物を選んでくださいね。
寝室におすすめの観葉植物は?
寝室に適した観葉植物をご紹介します。
・ガジュマル
幸せをもたらしてくれます。
また、金運アップの効果もあります。
・モンステラ
ハートの葉が特徴です。
出会いの運気をアップするため、女性に人気があります。
日陰でも育つので、育てやすいです。
・サンスベリア
手間がかからない観葉植物です。
水を与えすぎず、気温に気をつければ、よく育ちます。
サンスベリアは、邪気を吸収してくれます。
運気が悪いときに、サンスベリアを置いてみるといいかもしれません。
寝室は、手間がかからず、薄暗くても育つものが適しています。
ただし、寝室に観葉植物を置くと、カビが発生することがあります。
部屋の湿気が高すぎたり、風通しが悪かったりすると、カビが生じるのです。
カビは、健康にも良くありません。
観葉植物を寝室に置くなら、風通しを良くして、カビを防ぎましょう。
以上、マンションのベランダで作るグリーンカーテンと、寝室に置く観葉植物について、ご紹介しました。
グリーカーテンで花や野菜を楽しみましょう
野菜の収穫を楽しんだり、お花を観賞したり、グリーンカーテンがあれば楽しい夏を過ごせそうですね!
もちろん日除け効果がありますので、暑い夏を涼しく快適に乗り切ることができます。
マンションのベランダでは、避難経路をふさがない、室外機の近くに置かない等、十分に注意してくださいね。
寝室には観葉植物を置いて、リラックスしながら眠りにつきましょう。