皆さんはパリと聞くと、どんなイメージを持ちますか?
パリは花の都と言われているように、とてもオシャレな街のイメージで憧れますよね。
パリは私達、日本人にとって大変魅力的な街です。
大好きな街だからこそ、思い切ってパリにアパートを購入して住んでみようかなと思うこともありますよね。
そんなあなたに、アパートを購入する為に知っておくべき事やオシャレなお部屋にする為のコーディネート例をご紹介します。
パリにアパートを購入したいと思う理由とは?
素敵なパリを何度も訪れていると、旅行としてパリに行くのではなく、パリにアパートを購入して、フランスのグルメや文化を楽しみたいと思う人はたくさんいます。
パリは、歴史がある建物、芸術、文化、グルメ、ファッションなど、とても魅力のある町です。
また、フランスはヨーロッパの中心にあるので、ヨーロッパの周りの国へ旅行ができることもパリにアパートを購入する楽しみになります。
さらに、パリのアパートを購入する利点に、パリのアパートの資産価値があります。
パリは地震がめったにありません。
パリ市は105平方Kmで、新しい建築物はパリ市によって統制されています。
そして、世界各国からの旅行者、多くの展覧会、国際見本市、などでたくさんの人がパリに来ます。
また、コンクリート造りの日本のマンションは、新築が最も高い評価で、築年数が経つマンションの価値は無くなり、土地の持分のみの評価になります。
それに比べて、パリのアパートは、歴史を重ねるほど価値があるとされます。
パリでアパートを購入する為に知っておきたい事
パリでアパートを購入するときは、言葉、法律、慣習の違いがあるので、不安を感じることが多いでしょう。
契約の流れは、物件の収集と条件の精査→物件の内覧→売主と合意後、ノテールへ連絡→仮契約→本契約・鍵の受け渡し、となります。
フランスに行く前に、ノテールへの提出書類を用意する人がほとんどです。
購入するときの費用は、物件によって違います。
管理費は、管理会社が管理費の会計をするので、管理会社が各戸に管理費を請求します。
管理費に含まれるものは、建物の維持、清掃費、管理人の給与、水道代、です。
セントラルヒーティングのシステムがあれば、暖房費も含まれます。
そして、1年に1回、固定資産税の支払い請求が国から送付されます。
住宅保険は、物件を買うときに一緒に加入します。
住民税は、自分で買った物件に住んでいるなら払います。
1年に1回、管理組合の総会で、外壁清掃、共有部分のペンキ塗り、雨漏りなどの工事について議論されます。
工事が決まれば、自分の割り当ての工事費を支払います。
パリでアパートを購入する前に不動産売買価格についても知っておこう!
パリでアパートを購入する前に、不動産売買価格について知っておきましょう。
2013年頃のパリ市の平均価格は、1㎡単価の取引売買実績価格が8,285ユーロです。
過去30年間で売買価格推移に少しの上下はありますが、ほとんど安定して上がり続けています。
その理由は、パリに魅力を感じた外国人の購入が、価格維持に貢献しているからでしょう。
また、面積が少ないパリ市内では、再建築が規制されており、そのなかで売主が、経済市況が少し不安定であっても、値段を下げて売ろうとしないことも金額が安定する理由と言えるでしょう。
また、高額なパリのアパートを購入できるような裕福な人が多いので、不況になっても返済不能による急ぎ売却が他の大都市より少ないことも価格が安定している理由です。
ヨーロッパでアパートを購入すると、購入後は商慣習や法律などの正しい情報が集まりにくいです。
しかし、パリではアパートの所有後も価格推移を確認することが少なくて済むので、日本からの購入に適しています。
パリでの住宅購入資金の調達の仕方
フランスでアパートなどを購入するときに、資金を準備するには、住宅ローン以外に公的機関からの助けがある支援融資や、公的機関が運用している規定融資などを利用するのをおすすめします。
借入額には上限があるため、他のローンと一緒に利用することがほとんどなのですが、様々なメリットがあるので、条件に合うものがあるかどうか確認しましょう。
ゼロ金利融資は、国が利息を肩代わりするもので、初めて生活するための家を買う場合に利用できます。
中古、新築、場所、世帯人数、収入、などで融資額が決まります。
パリでも、ゼロ金利融資を行っています。
この融資を利用するには、
・生活するための家を初めて買う
・購入物件がパリ20区内に位置している
・1年以上パリ20区内に住んでいる
・年収が一定額を超えない
などの条件をクリアしないといけません。
これらの融資は、国やパリと協定をしている金融機関で申請可能です。
また、4年満期の住宅向け定期預金、住宅向け貯蓄口座を開き、ある条件を満たせば、良い金利で借り入れ可能です。
民間企業では、従業員の住宅購入資金を低い金利で貸す住宅ローンを行っているところもあります。
パリのオシャレなリビングコーディネート例
パリにアパートを購入したら、部屋をおしゃれにコーディネートしましょう。
落ち着いた赤の壁のリビングに茶色のソファを合わせる例です。
ダイニングとリビングが一緒の部屋で、ダイニングからリビングの壁が見えるような状態を例にしていきます。
まずはダイニングの壁の色は薄い緑にして、リビングの壁の色を赤色にします。
椅子や、時計などは黒色にすることで、印象がスッキリして、更に壁の色の違いからオシャレに見えます。
壁の色が違っていても、小物で統一感が出ます。
また、他には自然な色の床のリビングに、薄い水色のソファとオレンジのクッションを合わせる例です。
部屋事態の壁紙の色は白であり、床はフローリングであることを想定してご紹介していきます。
まず置く家具の色の選択が大切です。
ソファは、薄い水色にしましてクッションを一つオレンジにします。
そして、ソファの場所をテレビの正面に置き、テレビボードをオレンジにすることでアクセントになり、とても素敵に見えることでしょう。
また、他にテーブルなども水色で合わせるとスタイリッシュなコーディネートができます。
寝室もオシャレに!パリの寝室コーディネート例
リビングだけでなく寝室もオシャレにしましょう。
パリの風景の白黒の壁紙に、灰色のベッドリネンを合わせる例です。
子供の寝室の壁をパリの街中のようなキャンバスに見立てた柄にインテリアすると素敵です。
そして、壁の上の60cmくらいは、白いままにします。
壁を天井まで同じ柄にしないほうが、ファッショナブルです。
ベッドは、少し濃い紺にしてアクセントとして、他の小物類はシンプルに白っぽい色にするとオシャレになります。
また、他に白のベッドに白のベッドリネンを合わせる寝室の例をご紹介します。
部屋の壁がほとんどが白色の場合は、デスクや椅子を木目にすることで、このようなアイテムが10倍ほど印象的になります。
木目に限らず、数ヶ所だけ色の濃いものを置くことでもオシャレに見えます。
他の例としまして、灰色、黒色、茶色、の空間にダークグリーンを合わせる寝室の例をご紹介します。
まずは、床を黒くし、そこに木目のテーブルや椅子などを置きます。
そこにベッドの枕を灰色にし、掛け布団をダークグリーンにすると、床の色ととても合い、オシャレになります。
以上のように、パリで購入したアパートの部屋や寝室を、自分の好みに合わせてコーディネートして、楽しんでくださいね。
アパート購入前の事前準備をしっかりしておこう!
『パリ在住です!』なんて言ってみたい・・・。
海外に住んでいるだけでも、なんだかオシャレなイメージが持てますよね。
文化や習慣が違う海外での生活は、毎日が驚きと発見の連続で刺激的で楽しそうですね。
アパートなどの住宅を購入したいと思ったら、情報を集めて事前準備をしっかりしておくことが大切です。