子供が小さい間は危険な事もあるので、ママの目の届くところを子供部屋にできたら安心という方も多いのではないでしょうか?
それでも、小さい子供は落ち着いた雰囲気の和室が苦手な子が多いですよね。
そこで、ラグなどのお洒落なインテリアを使って和室を可愛くアレンジするアイディアをご紹介します!
和室を子供部屋にチェンジ!ラグの種類①
マンションによっては、和室の使い方に悩み、どうしても和室を子供部屋にしないといけないという場合もありますね。
しかし、和室にそのままお布団を敷き、勉強机を並べるのではなんだか古臭いイメージをしてしまう方もいるのではないでしょうか。
そんなときに少しでも和室の雰囲気を変えたいという時におすすめなのがラグを使うという方法です。
それでは、そもそもラグにはどんなものがあるのでしょうか。
種類がたくさんあるので代表的なものをご紹介します。
1.アクリルのフックラグ
アクリルを用い、ウールのようなボリュームのある踏み心地の良いラグです。
色々な色の糸や、デザインが可能なのは良いですが、無駄毛が出ることと、テラックスという糊のにおいがするものがあるのが短所となります。
2.ダイニング用のラグ
ダイニングテーブルと椅子をのせても十分な広さを持たせるため、少し大きめに作られているのが特徴です。
水分をこぼしても大丈夫なように撥水性能がついているものが多いのも特徴です。
ただ、撥水の効果はどんどん落ちますし、繊維ですので性能に頼りきらないですぐに拭くことは必要です。
和室を子供部屋にチェンジ!ラグの種類②
3.アジアンテイストラグ
柄がアジアンテイストの物をいい、最近では平織りのラグのことをいうことが多いです。
平織りだと、毛をたてないので麻のような仕上がりで、主にポリプロピレンでおられています。
4.ウイルトン織り
機械織りなのですが、手織りのような雰囲気のあるラグです。
藤や麻のを使ったものだと、アジアンテイストな雰囲気を出すことができます。
5.ふわふわタッチラグ
字の通り、ふわふわな触り心地のラグです。アクリルやポリエステルで作られているものが多く、小さいものが人気です。
汚れてしまうのが心配ですが、転倒時にも安心です。
繊維の細かいものを使用して柔らかい触り心地を作っているので、毛先がつぶれやすくなってしまうのが短所となります。
6.シャギーラグ
25㎜以上の長い毛足を持つラグで、中には50㎜もあるものもあります。
高級感があり、心地の良い踏み心地が特徴ですが、掃除が難しいのが難点です。
7.い草ラグ
畳の材料であるい草を使ったラグです。
撥水性を持たせたものや、防音性能の裏地を付けたものなどがあります。
これらのラグの特徴を把握したうえで、子供部屋となる和室にぴったりのものを選ぶといいですね。
ラグ等を使って和室を子供部屋に可愛くチェンジ
それでは、どうすれば和室を子供部屋にぴったりな雰囲気にすることができるのでしょうか。
いくつか具体的な例を見てみましょう。
1.畳を隠す
畳をラグで覆うことで、和室の雰囲気を隠すことができます。
2.ジョイントマットを使う
ジョイントマットを色を交叉させて使い明るい印象にし、壁にもインパクトのあるステッカーを貼ることで和室の雰囲気をがらりと変えます。
3.電気の傘を変える
和室の電気の傘をおしゃれなものに替えると一気に和室感がなくなります。
4.ビンテージ感を出す
ビンテージ風のラグを敷き、他にも木目調の家具や麻などの小物づかいで和室感を軽減します。
5.色を統一する
おもちゃやラグなどの色を統一することで、子ども部屋らしいかわいい雰囲気を作れます。
6.あえて和室を楽しむ
少し電気を個性的にする、ブラインドを使うなど個性を出すことで和室を活かしつつおしゃれな空間を作ることができます。
7.襖をおしゃれに
襖にウォールステッカーを貼って明るい雰囲気にすることで子供部屋らしいお部屋になります。
和室を子供部屋に変身必須アイテムのラグを使うメリット等
和室を子供部屋らしい雰囲気にするアイデアをいくつか見てきましたが、ラグを使うメリットとはいったい何なのでしょう。
そもそもラグとカーペットは何が違うの?と思う方もいると思います。
一般的にラグは200×250cmくらいまでの3畳程度の小さめのサイズのものをいい、それ以上になるとカーペットとなります。
これらのラグやカーペットを敷くことでほこりの舞い散りを防ぐことができたり、防音効果があります。
子供がいるマンションに住む家庭では、下の部屋への配慮として防音効果のあるラグやカーペットは重宝されますし、クッション性から転倒時に安心というメリットもあります。
また、断熱効果もあります。
フローリングの場合、特に熱を奪われやすくなりますが、ラグを敷くことで暖かさを保つことができます。
ラグの素材は様々ですので、それぞれに利点や欠点があります。
お手入れのしやすさを重視するのか、肌触りを重視するのか、耐久性を重視するのか、繊維の特徴を知った上で、子供の好みや親の都合にぴったりと合ったラグを選ぶといいですね。
和室の寝室におすすめなラグコーディネート例
和室を子供部屋にする場合、一つ問題となるのが寝る場所をどうするかですね。
和室の場合、お布団を考えがちですが、ラグを使うことでベッドを使うこともできるので、コーディネイトの幅が広がります。
その場合のラグの利点は、何よりベッドによって畳を痛めてしまうのを防ぐことができるところですね。
そして、和室にベッドを置いても違和感のない雰囲気づくりにも効果があります。
このときに少し注意するとよりおしゃれな空間を作ることができます。
まずはベッドのタイプですが、ロータイプのものを選ぶと和室でも合いやすくなります。
他の家具も同様で、全体的に部屋に置くものは背の低いものを選ぶと良いでしょう。
ラグはアジアンテイストの物や和柄などの生地で和風な雰囲気を出すのもおすすめです。
また、畳とは違うい草のラグも合いますね。
その他のインテリアですが、和室にはファブリックボードを置いたり、全体のテイストとは少し異なるテイストの小物を置いてアクセントを出すとおしゃれに仕上がります。
子供部屋寝室等におすすめなラグコーディネート例
ここまでは、和室を子供部屋にする場合のコーディネートを見てきましたが、洋室の寝室にもラグを用いることでおしゃれな雰囲気を作ることが出来ます。
まず、おすすめなのがグリーンのラグです。
ダークブラウンの床なら、深いグリーンのラグを敷いて木製のベッドを置くと落ち着いた雰囲気になります。
壁紙を植物の模様にするとより雰囲気が増しそうですね。
ミディアムブラウンの床に、ホワイトのベッドを置き、少しグリーンのラグを敷くだけで、植物を置いたような雰囲気を出すのもおすすめです。
リネンに黄色を使うと明るくて元気の出るようなコーディネイトになりますね。
ホワイトではなく、グレーのベッドや家具を置くと同じグリーンのラグを使ってもエレガントな雰囲気になります。
ホワイトのタイル張りの寝室なら、グリーンのラグに、ダークブラウンのベッドがおすすめです。
ベッドにも一部グリーンを使うとさらにおしゃれになりますね。
このように、グリーンのラグを使った場合に、アクセントクロスをグリーンにするなどベッドの一部にグリーンを使うと、より癒し効果がアップしておすすめです。
お洒落なラグやインテリア、色をコーディネイトして可愛い子供部屋を作ろう
今、和室を可愛くお洒落にチェンジする事が流行しています。
和室には和室の良さがありますし、畳の香りや温もりは和みますよね。
お洒落なラグやインテリア、色をコーディネイトして、子供がのびのびできる空間と過ごしやすい快適なお部屋を作ってみましょう!