みなさんは、寝室にテレビを置いていますか?
その寝室のテレビは、大きいですか?それとも、小さいですか?
テレビは、お部屋の大きさによって適するサイズが変わってきます。
今回は6畳のお部屋のテレビの選び方についてご紹介します。
4.5畳と6畳の寝室のレイアウト
4.5畳の大きさで寝室を作るのは至難の業です。
4.5畳と言えば、ダブルベッドを一つ、あるいはシングルベッド二つを置くと、もういっぱいになってしまう大きさで、ベッドの両側に通路を作ることもできません。
この大きさにベッドを置く場合、ベッドの一つは壁際に寄せて置くことになります。
そうすると、足元からベッドによじ登って入る形となりますので、もう片側で寝ている人を起こしかねません。
眠りが浅い人や神経質な人が片側に寝ているとするとなおさら、ベッドによじ登る際に、起こさないか神経を研ぎ澄まさなければなりません。
そのため、寝室の広さとしてバランスのとれた大きさというと、6畳ぐらいの広さは欲しいです。
これだと、ベッドの両側にも通路としてスペースが取れますし、テレビを足元におけるようなスペースも取れるかもしれません。
通路分をできるだけ広く取れることは、ウォークインクローゼットへスムーズに行けるための動線の確保にもなります。
この通路部分によって、寝室の使い勝手が変わってくるのです。
寝る前にテレビを観ると・・・
6畳ほどの大きさの寝室、あるいはリビングで、多くの人が寝る前にテレビやゲームをして過ごしていることが多いかと思います。
しかし、これは寝つきが悪くなったりして睡眠に影響が出る可能性が高いので、寝る前にはできるだけ避けた方が良い行動です。
このテレビやゲームからの映像や音声により脳に刺激を与えてしまい、脳は寝る準備に入るどころか、活発に活動してしまうのです。
また、テレビがついていないと眠れないという人もいますが、そういう人はタイマーを90分に設定して自動的に切れるようにしたいものです。
テレビがついたままの状態ですと、テレビからの音や光で目が覚めてしまう可能性があります。
また、スマホを寝室に持ち込むのも感心できません。
どうしても、友達からのメッセージが気になって暗い中でも返信してい、眼精疲労を引き起こしてしまったりするからです。
また、スマホやテレビの画面にはLEDライトが採用されているのですが、このライトを浴び続けると、体は昼と夜を勘違いしてしまい、体内時計が狂ってしまったりする可能性があるのです。
テレビの適した大きさは部屋による?
失敗しない、部屋の大きさや広さにあったぴったりのテレビの大きさを選び方をご紹介します。
部屋の広さや大きさに会わないテレビを選んでいる場合、部屋に閉塞感を与え、気付かないうちに、ストレスになっている場合があります。
ですから、正しいテレビを選ぶことはとても重要なことなのです。
一般的に、7畳以上の部屋には大型サイズ(50~84型)が合っていて、6畳前後の部屋には中型サイズ(29~47型)、寝室や子供部屋、4.5畳の部屋には小型サイズ(19~24)が適しています。
しかし、テレビの大きさ以上に気にしなければならないのが、「テレビの高さ」です。
テレビ画面の高さの3倍分の距離が、視聴に適した場所だと言われています。
ただし、4Kテレビは、テレビ画面の高さの1.5倍分の距離で充分です。
どんなに高額なテレビを購入しても、ちゃんと真正面から視聴しておらず、角度が適正でない場合には、きれいな迫力ある画面を楽しむことはできないので、注意が必要です。
6畳の部屋にオススメなテレビの大きさは32型①
6畳の部屋の広さには、26型~37型(インチ)の大きさのテレビが適正で、部屋の間取り・家具の配置次第では特に32型がオススメです。
まずは、「画面の高さの3倍の距離が最適位置」となりますが、これは、テレビ台を含めて、テレビの頂点から地面までの距離ではありません。
基本的にテレビの液晶画面の縦幅の3倍の距離離れている場所が、テレビを視聴するのに適した距離ということになります。
一人暮らしの場合、ほとんどの人が6畳一間で、暮らしており、ベッド、テレビ、PCなどを置くと、部屋はもういっぱいいっぱいになってしまいます。
6畳に物をたくさん置くと、テレビを最適な距離に置くことを考える余裕はないのかもしれません。
また、部屋が縦長構造である場合には、80cmぐらいしか、テレビの高さは取れないので、おのずと、19型ぐらいの小さなテレビを選ぶことになります。
ベッドに座って視聴するのなら、もう少し距離が保てるかもしれないですが、せいぜい32型が限界ではないでしょうか。
6畳の部屋にオススメなテレビの大きさは32型②
6畳一間にテレビを置きたい場合、部屋のレイアウトはテレビ中心に組まれることになるといっても過言ではないでしょう。
というのも、部屋には壁に設置されているテレビのアンテナ端子とコードにて接続する場所は大体決まってます。
それ場所以外でテレビを設置すると、コードなどが部屋をまたぐこととなり、危ないですし、見た目にもごちゃごちゃしてよくないですね。
ですから、おのずと、テレビを置く場所は限られてくるのです。
一般的に6畳の大きさの部屋に最適なテレビとの距離を考えたら、32v型~37v型が限界でしょう。
部屋のスペースを広く取るために、テレビとPCを別にせずに、一体型の地デジPCを購入することで、スペースを確保することを考えてみてもいいかもしれません。
ちなみに、地デジ対応パソコンの場合には、アンテナ端子による置き場所の制限も無くなるため、自在なレイアウトが可能になります。
さらに、マウスやキーボードもBluetooth対応のコードレスにすれば、PCとして使い勝手もよくなり、スペースも広く取れ、一石二鳥となります。
テレビの視聴距離について
最初にテレビを購入する際に、気をつけなければいけないのは、自分が買いたい大きさのテレビを買うのではなく、快適にテレビを見ることができる最適な大きさのテレビのサイズを知って購入するということです。
特に、4畳や、6畳一間のテレビ選びは注意が必要です。
テレビには快適に視聴することができる、「視聴距離」というものがあります。
これは、最低画素が見えない、あるいは画面がちらつかない距離というものです。
例えば、1.8mの「視聴距離」を持つテレビを、1.5mぐらいの距離で見たとすると、画像がちらついて、荒くなり、快適に視聴することができなくなります。
ですから、テレビを視聴する上でこの「視聴距離」というのはとても大切になってきます。
しかしながら実際には、この「視聴距離」では、テレビは少し近すぎると感じてしまうかもしれません。
ただし、迫力はあるので、映画やドラマを迫力ある映像で鑑賞したい方にはお勧めの距離かもしれません。
逆に、落ち着いてテレビを見たいという方には、「視聴距離」よりも、少し離れて見るようにした方がいいのかもしれませんね。
視聴距離を考えて
フルハイビジョンテレビや4Kテレビは、以前のテレビと比べるとだいぶ安くはなったものの、決して安いん買い物ではありません。
また、テレビは購入してから数年間の付き合いになるものなので、視聴距離やインチサイズなどには十分注意して公開の無いように選びたいですね。