壁にコーヒーのシミが!!コーヒーのシミの落とし方

白い壁だと黒いコーヒーの汚れはとても目立ってしまいます。

そしてシミはもちろん臭いも気になってしまいますよね。

またしっかりと対処をしないとシミや臭いが残ってしまう場合があります。

そこで壁についてしまったコーヒーのシミの取り除き方や、お布団についてしまったシミの取り方をご紹介していきます。

コーヒーで出来た壁のシミ落とし方

壁にできたコーヒーのシミの落とし方をご紹介します。
シミは主に水溶性と油溶性の2種類がありますが、コーヒーのシミは水溶性にあたります。

水溶性のシミは比較的簡単に、水と洗剤を使えば落とすことができます。
この作業をする際には、皮膚の弱い人は絶対に作業時にはゴム手袋をつけてから行ってくださいね。

まず、使い古しの歯ブラシと、数枚のタオル、そして洗剤を用意します。
洗剤は家庭にある万能タイプのもので良いのですが、ない場合は酸素系の漂白剤を用意してください。

そして、直接でも良いですし、スプレーで汚れに吹き付けてもどちらでも良いですから、汚れた部分に洗剤をつけて10分ほど待ちます。
この際汚れた部分に洗剤が良くいきわたるように、ラップなどを洗剤を吹き付けた上にかけても良いですね。

その後、軽くブラシでこすってください。
壁には凹凸がありますので、いろいろな角度からこすってみてください。

その後、水でぬらしたタオルで拭けば完成です。

壁についたコーヒーなどの水溶性のシミに効果的な落とし方

他にも壁にできたコーヒーのシミの落とし方をご紹介します。
一番手軽な方法は、消しゴムです。

消しゴムで簡単に落ちるシミもありますので、ぜひ一度やってみてください。

それでも落ちなければ、メラミンスポンジを使って落としていきます。
この場合強くこすりすぎると、壁紙を傷つけるおそれがあるので、気をつけてください。

消しゴムでもメラミンスポンジでも落ちなければ、いよいよ洗剤の登場です。
クリームクレンザーや歯磨き粉を使って落としていきます。

やり方は、使い古しの歯ブラシに少量の洗剤をつけ、軽くこすった後、固く絞った雑巾などで洗剤成分を拭きとれば終了です。

この場合も、洗剤の研磨剤によって壁紙を傷つける恐れがあるので、気をつけて作業を行ってください。

また、マニキュアの除光液を使うと、ボールペンや油性マジックなどのシミを効果的に落とすことがあります。

直接除光液を汚れにつけるのではなく、綿棒などにしみこませてから、軽く押さえるようにして、塗っていきましょう。
その後、同じように雑巾などで拭き取ります。

壁紙に影響が出る場合もあるので、目立たないところで試してみてくださいね。

壁についたシミが油性だった場合の落とし方

壁についたコーヒーのシミと同じぐらいやっかいなシミとして、油性マジック、油性ボールペンの落書きがあります。

とりあえず試していただきたいのが、メラミンスポンジです。
これなら小さなお子さんがいても、洗剤などは使わないですからとても安心です。

この方法は、落書きがあった直後にすぐ行うことで、比較的きれいに落とせます。
しかし、書いてから時間が経ってしまうと、壁にマジックインクの油性成分が浸透してしまい落ちにくくなってしまいます。
その場合は、少量の除光液をコットンに含ませて拭いてみてください。

ただし壁の素材などによっては、壁の色が変色してしまうおそれもあるので、目立たない場所で試し塗りをしてから行ったほうが良さそうです。

ボールペンには水性のものもあります。
この場合の汚れは、ガラスクリーナーで落していくのが、一番効果的です。

雑巾などで一気に拭き取ろうとすると、逆に汚れが広がってしまいますから、綿棒などに浸して、少しずつ丁寧に汚れを拭き取っていきましょう。

シーツにコーヒーのシミが!落とし方は?

壁以外にも、シーツについたコーヒーの落とし方をご紹介します。

シミは時間が経つと汚れが落ちにくくなるので、見つけたらすぐに応急処置をしましょう。
まず、シミの水分をできるだけ移し取るために、濡れたティッシュなどでつまみ洗いをし、その後乾いたティッシュなどで水分を取り除きます。

その後いったん自然乾燥させます。
乾燥させた後は、できる限り早めに洗濯をしましょう。

その際、「液体酸素系漂白剤」を湿布してから洗濯すると、シミの汚れがより良く落ちます。
汚れに直接湿布しているので、湿布した後は、長く放置せずにすぐに洗濯してください。

外出先では、いざという時のために市販のシミ取り剤を常にバッグに携帯しておくのが便利です。
シミ取り剤は、油性と水性のどちらのシミでもある程度落とすことができるので、とても便利です。

シミ取り剤さえバッグに忍ばせておけば、外出先ですぐにシミの応急処置ができますし、家でのシミ抜きにも大活躍してくれます。

マットレスにコーヒーのシミが!水洗いはNG!?

壁のシミ以上にやっかいなシミがマットレスのシミです。

マットレスの上にペットがおしっこをしたり、お茶やコーヒーをこぼしてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。
しかしながら、意外とマットレスのシミの取り方について正しい方法を知らない方が多いのです。

低反発マットレスのシミを落とす場合、絶対に水洗いをしてはいけません。
低反発マットレスを濡らしてしまうと、完全に乾くまでには一週間はかかると言われているのです。

乾いていると思っても、中はまだまだ湿っていて、それがカビの原因になってしまったり、湿っているところは強度が落ちるため、マットレス自体の劣化につながる可能性があるのです。
ですから、絶対にシミを見つけても、水で濡らしてはなりません。

正しい方法は、洗剤を水で薄めたものをタオルなどにしみこませ、その後固く絞ります。そしてシミの上ををたたくようにして汚れをタオルに吸着させるような感じでやっていくのです。

そのあと風通しの良いところで乾かせれば完成です。
乾かす際には、絶対に直射日光の下で乾かさないようにしてくださいね。

コーヒーなどのシミ抜きをする前の注意事項

シミには水溶性、油溶生、あるいはその混合などの種類に分けられますが、いずれのシミも放置はせず、できるかぎり早くシミを取り除くようしてください。
壁のシミ以外にも、衣服についたシミもまた厄介です。

特に、外出先でシミを作ってしまった場合も、放置はせず出来る限りその場でできる応急処置をしてください。

洗濯マークを確認し、『水洗い不可』マークがある場合は、乾いたティッシュや布などで、周囲に汚れが広がらないようにしながら、汚れを吸い取ります。裏からもたたけばなお良いです。
そしてこの後、クリーニングへ持って行ってください。

『水洗い可』のマークがある場合は、水で湿らせたティッシュか布で汚れをトントン叩いて取るのです。
裏からもたたけばなお良いです。
石鹸や中性洗剤がその場にあれば、それらを使用して汚れを落としていっても良いですね。

とにかく、水溶性の汚れは水に溶かして当て布へ移し取るのが基本なのです。
この方法で、ジュース、お茶、コーヒー、お酒など水溶性の汚れはある程度きれいに落とすことができるのです。

コーヒーなどの水溶性のシミは落ちやすい

シミは大きく分けて水溶性と油性があります。

コーヒーは水溶性で水に溶けやすいので比較的落ちやすいシミと言えます。

まずシミを落とす前は試し拭きをして落としてみましょう。

一度シミが広がってしまうとなかなか落ちなくなる可能性がありますので十分に注意しながら落としてください。